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軽自動車とコンパクトカーの維持費・安全性・比較・乗り心地

更新日:2024年07月30日

軽自動車とコンパクトカーの維持費はどんな違いがあるか、軽自動車とコンパクトカーの安全性の差は、中古の軽自動車とコンパクトカーにはどんな選択肢があるか。こちらをご覧いただき、車選び、車を買うときの参考にしてみて下さい。大切なのは生活している人の規模です。

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軽自動車とコンパクトカーの維持費

軽自動車の2年間の維持費を表すと、以下のようになります。一年間に、10000km走るという計算で表すと以下のようになります。オイル交換(6か月か5000km毎)は平均して2,800円~3,000円×4回です。オイルフィルター交換(エレメントフィルター、10000km毎)は平均して1,400円×2回です。

車検は2年に一回およそ80,000円で、欠損している部品、消耗品の交換がありますので、大体80,000円以上と考えておく方が良いでしょう。自動車重量税は一年毎にかかる費用なので、車を所有している際に注意しましょう。

平成15年に初度登録を済ませている軽自動車は平成28年以降12,600円かかります。新車の初度登録は平成28年から10800円です。軽自動車は車庫証明が不要です。

コンパクトカーの維持費

コンパクトカーの維持費について、車検のサイクルが2年間の場合で、走行距離が一年間で10000kmとします。4Lで3,000円程度×4回(6か月ごともしくは5000kmごと)です。オイルフィルターは1,400円×2回です。エンジンオイルに関しては普通車はそれぞれでエンジンの中に入る量が違い、1Lあたり750~1,000円の幅をもって計算してください。

車検は100,000円~120,000円くらいの間ですみます。この他に、欠損部品や消耗品の交換があります。自動車重量税は一年間で34,500円です。毎年納期になると納入通知書が送られてくるので、納期に従って納入します。

自動車を新たに取得する場合、エコカーならエコカー減税がつきます。軽自動車と違う点は、車庫証明が必要となります。車庫証明は最寄りの陸運支局にて自分自身で提出と許可を得ることもできますが、公安委員会に届け出る書類と、陸運支局に届け出る書類があることを気にしてください。

軽自動車とコンパクトカーの安全性

軽自動車の安全性

軽自動車は少し昔に比べて、新しい軽自動車ほど安全性が高まりました。ボディ剛性の向上、安全運転支援装置の義務化、エアバックの標準装備などです。万が一にも交通事故は起きます。昔の軽自動車は鉄板をフレームにあてがった程度でしたが、製造年が新しくなるほどボディ剛性が上がり、衝突の際の備えになっています。交通事故に対して人体に影響のない安全性の高い車に乗ることをお勧めします。

コンパクトカーの安全性

コンパクトカーは普通車の小型です。セダンタイプよりも前後が短いのですが、普通排気量エンジンを支えるフレームと多少の衝突にも動じないボディ剛性があります。コンパクトカーは適度に車重があり、走行安定性もあるので、運転初心者の方でも運転のしやすい自動車です。車重がないと路面の安定性が低くなるので、運転初心者にはコンパクトカーに乗ることをお勧めします。

コンパクトカーと軽自動車を比較

軽自動車について

10年前くらいの軽自動車は、狭い、軽い、壊れやすいという意見が多い自動車でした。近年の軽自動車で、各自動車製造メーカーの技術革新が進み、高級車に装備されているものがついてる軽自動車や長距離運転者に向けた軽自動車も出てくるようになり、平成22年くらいから、運転のしやすい軽自動車が多くあります。

最近では300万円もする軽自動車もあり、ドレスアップカーと呼ばれるチューニングを楽しむ人もいます。新車ほど主に居住性、走行安定性を重視しているので、長距離運転でもあまり疲れない軽自動車が多いです。

コンパクトカーについて

コンパクトカーはもともと街のチョイノリと呼ばれる運転にスポットを当てた自動車ということで製造された経緯があります。軽自動車により、コンパクトカーにも燃費向上と衝突安全性を高め、軽自動車よりもボディ剛性が高いので、車のことに詳しい外国人はコンパクトカーをドライブのために選ぶ人もいます。

走行安定性と、適度な車重のおかげで、揺れによる運転の疲れを緩和して、長距離走行を可能としています。自動車は排気量が大きくなればなるほど、長距離運転に向いているという意見があります。

軽自動車とコンパクトカーの乗り心地

軽自動車の乗り心地

軽自動車は元をたどると、通勤のための足代わりでした。近年の軽自動車により、高級嗜好化しつつ、低予算できらびやかなドレスアップカーになるおしゃれのための一つのアイテムになりつつあります。

乗り心地は、エンジンの排気量が小さいので最高に快適とは言えませんが、昔の軽自動車にくらべて、弾まないし揺れないようになっています。車重のあるスーパーハイトワゴンの軽自動車がなのはそのためです。

コンパクトカーの乗り心地

コンパクトカーはおおむね弾まない、揺れないのが特徴で、適度な車重があるため大衆車と呼ばれています。キャンパス地やムートン地のものを選ぶと長時間の運転でも疲れません。コンパクトカーは自動車を手軽に手に入れるために開発されているものもあるので、個性を取るか実用性を取るかで選択したほうが良いでしょう。

自動車をちょっとだけしか運転しない人は、車をおしゃれの一部として選択するのもひとつです。実用的な面から言うと長時間座って運転姿勢を保てる柔らかい生地のほうが最適です。コンパクトカーは自動車メーカーが一番力を入れて開発している自動車です。

軽自動車とコンパクトカーの燃費

軽自動車の燃費

軽自動車の燃費は10年以上前の車でも1L/15km以上走るものもあります。技術革新が進んで1L/30km以上走る新車も出てきています。

コンパクトカーの燃費

コンパクトカーの燃費は1L/20km前後だという大きな考えで選ぶと良いでしょう。10年以上前のコンパクトカーでも1L/18kmは走るので、日々乗せる人数や荷物の量によって、選択するのも一つです。新車では1L/30km近く走るコンパクトカーもあります。

中古の軽自動車とコンパクトカー

中古の軽自動車

中古の軽自動車はずいぶん前に、手軽に買える自動車というイメージから変貌しつつあるので、部品の劣化を抑えるために高級車の部品が使われているので価格は高めです。新車よりも安く買えることは明白ですが、走行距離を見て購入しましょう。

中古車でも手入れの行き届いている、いわゆる当たりの中古車もあるので、よく調べてよく見て、購入するのが良いです。

中古のコンパクトカー

中古のコンパクトカーは軽自動車よりも安く購入することができます。購入しようとしている車自体が多く普及しているもの、街や道路で多く走行しているもの、つまり日本の国内において、修理のための部品が多いものほど安く手に入れることができます。

中古車も前の運転者から中古車販売会社にわたる際に何度か修理を受けているので、日本で多く普及している新車であったり、中古車は安いです。

軽自動車とコンパクトカーのターボ

ターボとはターボチャージャーを表します。過給機のことを指していて、エンジン内部に一度に大量の空気を入れて燃焼量を増加させて、回転数を上げる装置です。

軽自動車のターボ

軽自動車のターボは非力なエンジンを高回転、高出力にするための補助装置で、乗車人数が多い時、上り坂などで性能を発揮するためです。軽い車重にターボの高回転を加えると、普通車よりも早く立ち上がりができます。

また、タービンを冷やさなければならない(タービンロック防止のため)アフターアイドリングが必要な機械です。

コンパクトカーのターボ

コンパクトカーのターボは普通に運転している分では必要がないです。高速道路での追い越し、高速道路進入の際の助走などで使った方が燃費に良いです。

コンパクトカーについては自動車メーカーにより(ターボチャージャーであったり、スーパーチャージャーであったりと名称が変わりますが、過給機と過排気いう点では間違いはありません。)スーパーチャージャーはエコ排出ガス規制によりほぼ見かけなくなりました。

ターボについてはエンジンの熱が高いままエンジンを停止するとターボチャージャーが停止して動かなくなりますので取り扱いに注意しましょう。

軽自動車とコンパクトカーの保険料

軽自動車の保険料

軽自動車の任意保険料は安いです。自賠責保険料も安いです。一番経費の掛からない車の代表です。月額で10,000円もだすと、手厚い補償の任意保険に加入できます。

コンパクトカーの保険料

任意保険料は高くもなり、安くもなります。また、保険加入期間に起こした自損事故の履歴によっても違います。コンパクトカーの任意保険料は10,000円だすだけでも十分な補償が受けられます。保険会社のサービスや保険料を比較検討して加入するところを決めてください。自賠責保険料は普通車の小型車の分類になります。

軽自動車とコンパクトカーの静寂性

軽自動車の静寂性

軽自動車の静寂性は、空気圧制御によるエアマルチリンクサスペンションの採用により、一昔前に比べて格段に静かなものも見かけるようになりました。運転者の技量に合わせて軽自動車を選択する場合もよく検討しましょう。

コンパクトカーの静寂性

コンパクトカーの静寂性はエンジンの経年劣化を考えて、なるべくあまり年数の経っていないもの、走行距離が多くて、前の運転者の癖がついているものを避けると良い買い物ができます。

新車はこれから運転者となる人が運転しながら熟成していくことができるので、運転初心者の入門用に最適です。中古のコンパクトカーはある程度運転経験のある方向けという認識でいた方が、過度な期待を持たずに済みます。

結局は軽自動車とコンパクトカーどちらにするか

結局、軽自動車とコンパクトカーはどちらが良いかというと、それは運転されるかたの経験によります。運転初心者は軽自動車で充分という認識は間違っている場合もあります。交通事故を起こすかたの割合は、運転初心者が多いというデータもあり、重篤な事故になるよりもコンパクトカーのボディで守られる場合の可能性も考えましょう。

家族構成でも、2人~3人くらいまでは軽自動車でもいいのですが、大人3人以上を乗せて、カタログ走行値で走れるほど、軽自動車はタフにできている訳ではありませんので、大人3人以上の場合はコンパクトカーを選択したほうが無難です。

懐事情を考えると、軽自動車は逆に高くなる可能性があります。チューニングパーツが豊富にあって、車を改造したい、きれいに見せいたいという車が好きな人は必ず通る道だからです。コンパクトカーは始めから装備がある程度そろっているので、機能性や装備品で選ぶなら、コンパクトカーのほうが安く上がることもあります。

一年間での維持費や経費を考えると軽自動車で、二年以上の長い目でみるとコンパクトカーのほうが維持費や経費を抑えられることもありますので、よく考えて判断しましょう。

初回公開日:2017年11月17日

記載されている内容は2017年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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