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車の乗り心地を改善・向上させる方法|クッション/シート

更新日:2024年07月19日

ドライバーにとって車の乗り心地は重要なポイントのひとつです。最近の燃費競争によって乗り心地が悪くなってしまった車もあります。そんな車の乗り心地は、様々な方法で改善・向上させることができます。乗り心地の良い車で快適なドライブを楽しみましょう。

車の乗り心地を改善・向上させる方法|クッション/シート

車の乗り心地を良くするには?

車の運転が好きな人も苦手な人も、乗り心地の良い車で快適に運転したいと思うものです。また、新車だからといって乗り心地が良いというわけでもなく、乗り心地に関しては新車でも古い車でもそれぞれの不満が出てくるというのが難しいところです。

車の乗り心地を向上させるためのアイテムもいろいろありますが、クッションなどのお手軽なアイテムの使用はもちろん、サスペンションやタイヤの仕様によっても変わってきます。

ここでは、車の乗り心地を改善・向上させるためのアイテムをご紹介します。

クッション

車の乗り心地を手軽に良く出来るのが、ドライバー用クッションです。元のシートでは自分の体に合わずどうしても隙間ができてしまうため、長時間運転していると体に痛みが生じてしまいます。最近では温度調節やマッサージ機能が付いたもの、おしゃれで可愛いデザインのものなど、ラインナップも充実しています。値段も手頃なので、誰でも簡単に使用できます。

ドライバー用のクッションは3種類あります。お尻に敷くタイプ、腰や背中をサポートするタイプ、首をホールドするタイプです。ドライブ中に体の痛みが出やすい部分から選ぶのがです。

ここでは、3種類のドライバー用クッションについてご説明します。

お尻に敷くタイプ

お尻に敷くタイプのクッションは、使用している人が一番多いクッションだと言えるでしょう。手軽に座り心地を良くしてくれ、シートとお尻の隙間をなくしてくれるため運転中の姿勢も無理のない姿勢に保てます。

座った体勢はお尻に体重が集中するため、長時間運転しているとお尻が痛くなることもよくあります。長時間運転する場合、適度に休憩は取るもののどうしてもお尻や腰には負担がかかります。座布団のようなこのタイプのクッションは手軽に使えるものなので、運転時間に限らず腰痛予防としてです。太ももまでホールドしてくれるタイプのものもあり、横揺れが気になる人にはこのタイプが良いでしょう。

腰や背中をサポートするタイプ

腰痛を持っている人にとっては、座りっぱなしという運転時の体勢は辛いものがあります。そんな腰痛持ちの人には、このタイプのクッションがです。腰と背中をサポートしてくれるので、運転時の姿勢が正され衝撃による体への負担も少ないです。

背中の疲れは肩や腰に影響を及ぼします。クッションによるサポートがない状態で長時間運転していると、体の一部分の痛みが体全体の痛みへ発展しかねません。特に運転中は同じ姿勢を取り続けなければならないため、体に痛みも生じやすいです。元々腰痛などを持つ人は、特に使うべきクッションです。

首をホールドするタイプ

お尻や腰の周りは簡単に隙間を埋めることができますが、首はなかなかそうもいきません。でも運転中、首が疲れることもよくあります。そんなとき便利なのが、このタイプのクッションです。その名の通り、首をホールドしてくれるので楽な姿勢でゆったりと運転ができます。長時間運転することが多い人は、ぜひ使ってみてほしいクッションです。

シートカバー

運転中に道路の小石や段差、舗装されていないガタガタ道などで走行中の振動を感じることがよくあります。また、車がカーブするときには車体が傾いてしまうため、体が左右に揺れ気分が悪くなることもあります。

そんな走行中の振動を抑えるために、内装にシートカバーを取り付けると乗り心地が変わります。素材や形状にもよりますが、車にシートカバーを取り付けると素材が体に心地よくフィットして、自然で快適な乗り心地を楽しむことができます。

また、運転中の体の揺れやブレを抑制する役割もあるため、カーブ時のハンドリングも違和感なくできます。汚れや傷の防止、防水に優れたものも多くデザインも豊富なので、車内を自分好みにコーディネートできるのも魅力的です。

乗り心地が良い車

車を選ぶときの基準として見た目の好みや走りの良さ、燃費など様々な部分が挙げられますが、乗り心地の良さも車選びにおいて重要な要素のひとつです。どうせ乗るなら乗り心地の良い車に乗りたいと思うのは当然のことですし、生産者も消費者の反応は大事なところなので乗り心地は重要なセールスポイントになります。

ここでは、乗り心地が良い国産車(セダン)をでご紹介します。

第3位・ニッサンV37型スカイライン

2014年2月に誕生した13代目となる「V37型スカイライン」は、国産でありながら世界基準で開発された車です。

最上級グレードであるハイブリッドSPグレードはスポーツモードにすると凄まじいまでの加速力を見せますが、それよりも非常に静かでスムーズな出足を持っていることが特徴です。高速域に達しても車自体が安定しており、コーナリングもコンピュータ制御による重心バランスにより傾きが非常に少ないです。

第2位・ニッサンY51型フーガ

「ニッサン フーガ」は、2004年10月からニッサン「セドリック」「グロリア」の後継モデルとして販売されました。現在、Y51フーガはニッサンの高級セダンとして製造販売されています。ニッサンのセダン車の代表的存在であり、2010年8月に「シーマ」「プレジデント」が生産中止になったため、国産車を代表する車になりました。

Y51フーガは走行安定性が高いのはもちろんですが、何よりもセダンでありながら非常に高速安定性に優れています。コーナーでの振り返しに対しても、スポーツカーに引けをとらないくらいのパフォーマンスを見せてくれます。ワインディング走行時の安定性は高く、それでいて乗り心地は良いというバランスのとれた作りが特徴です。

第1位・トヨタS21#型クラウン

「トヨタS21#型クラウン」は14代目になります。「いつかのクラウン」というキャッチフレーズで国産セダンのを常に走ってきました。

クラウンの、柔らかいながら安定感ある乗り心地はまさにクラスです。悪路であってもそれほど乱れず、常に安定した走りを実現しています。高速でのコーナリングの際はその柔らかさから若干不安を感じるでしょうが、走りの安定感が乱れるわけでもなく安心して乗ることができるというのがこの車の特徴です。

乗り心地って大事。実際に乗り心地が良くて売れている車

車の買い換えを考えるとき、理由のひとつとして「乗り心地の良い車にしたい」と言う人がいます。揺れやガタガタ音を感じにくい、ゆったりとくつろげる車に乗りたいというのは当然のことです。

ここでは、実際に乗り心地の良さが評判で売れている車ベスト3をご紹介します。

第3位・トヨタ クラウン

一度乗ったら忘れられない座り心地と言われるクラウンは、日本を代表するスーパーサルーンです。現行モデルはスポーティな「アスリート」と、よりラグジュアリーな「ロイヤル」に分かれています。

第2位・トヨタ ヴェルファイア

座り心地の良い座席に高い天井、足を楽々伸ばせる広々とした空間など快適指数が高い車です。アルファードよりワイルドな顔つきながら、柔らかい乗り心地であるというギャップが良いとファンも多いです。

第1位・ニッサン エルグランド

迫力のあるデザインがのエルグランドですが、内装や機能性、座り心地、乗り降りのしやすさなど細部にまでこだわっている車です。どこをとっても快適さを重視して作られている、極みの1台です。

タイヤも重要?乗り心地が良くなるタイヤサイズとは?

車のタイヤは、各メーカーで決められた車種ごとのギア比とタイヤ径からその車に最適だと思われるタイヤが装備されて納車されます。その後、自分好みにタイヤをインチアップまたはインチダウンする人もいます。しかし、タイヤのサイズが変わることで車の乗り心地は良くも悪くもなります。果たして乗り心地が良くなるのはどのサイズなのでしょうか。

一般的にはタイヤをインチアップすると乗り心地が悪くなり、インチダウンすると乗り心地が良くなると言われています。タイヤのサイズを変えるとそれぞれメリットとデメリットがあるので、そこは自分自身の好みによります。

タイヤのサイズを変えることで車の乗り心地を良くすることは可能ですが、燃費が悪くなることもあります。低燃費タイヤなど、タイヤにも様々な種類があるので自分のこだわりに合ったタイヤを選ぶと良いでしょう。

こんな車には乗りたくない!乗り心地の悪い車

最近は、軽自動車やコンパクトカーなど経済性が重視される車を中心に燃費競争が激しくなっています。「燃費が良くなおかつ車体価格も安く」が当たり前になりつつあり、そのしわ寄せで乗り心地が悪くなっている車も少なくありません。各メーカーが激しい燃費競争をする中で、それが車の乗り心地の悪さに大きく影響を及ぼしています。

例えば「エコカー減税」というのは特定の重量に対する燃費達成基準をクリアしているかどうかで適用される制度です。各メーカーがこの基準をクリアし燃費を向上させるために、タイヤを交換したり、足回りを硬くしたりするということを行っています。

このようなことを限界まで突き詰めていくと、車の乗り心地は必然的に悪くなってしまいます。特に軽自動車ではこのような燃費争いが激しいため、「ダイハツ ミライース」や「スズキ アルトエコ」などは乗り心地がとても硬いと言われています。

乗り心地の良い車に乗って、快適ドライブに出掛けよう!

車を運転する人なら「乗り心地の良い車に乗りたい」と思うのは当然のことです。現在乗っている車に「音がうるさい」「ガタガタ揺れる」など不快に感じることがあれば、運転するたびにストレスを感じることになります。

乗り心地を良くする方法としては、クッションやシートカバーなどの簡易的なものからタイヤサイズや車高を変えるなどまであります。いろんな要素が重なることで、車の乗り心地は左右されます。車の運転が好きな人も苦手な人も、車の乗り心地を良くしてストレスのない快適なドライブを楽しみましょう。

初回公開日:2017年11月09日

記載されている内容は2017年11月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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