KawasakiZ250の燃費はどれくらい?燃費向上方法・燃費比較
更新日:2024年08月01日
Kawasaki「Z250」の燃費はどれくらい?
2013年に発売されたKawasaki製のバイクに「Z250」というモデルがあります。
バイカーにとって、年々高騰するガソリン価格は気になります。ツーリングに出掛ければ、往復でどれだけのガソリン代が必要になるか気がかりです。その「燃費」もしっかりと把握しておく必要があるでしょう。
<メーカーが発表しているZ250の燃費>
●1リットル当たり25.7㎞~38㎞
※乗車人数によりますが、定地にて時速60㎞で走行した場合。
つまり、Z250は「最低でもガソリン1リットルで約26㎞走行できる」バイクです。
実際に走行するとどうなの?
実燃費というのは、実際に消費者が公道上で走行した場合のガソリン消費量のことを差します。メーカーや車種によっては、燃費の数値と実走行での消費するガソリンの量が異なることが多いです。
ですが、こちらのZ250の場合、メーカー側が発表している数値は実走行により近い数値です。
要するに、専門的な燃費計測の仕方ではなく、消費者の日常的な目線で表した数値ということが汲み取れます。
消費者にとっては、より現実的な数値を発表してくれるメーカーには信頼を持ちます。メーカー側の数値と実走行があまりに異なるというのは消費者にとっては疑念を抱きますので、多くのライダーにとっても嬉しいことでしょう。
「Z250」の燃費や口コミ紹介
Z250に乗車した十人十色のガソリン消費量や燃費が口コミで書かれています。色々な状況下での口コミですので、自身の環境や状況に近いケースがあると大きな参考となるでしょう。
リンクを貼ってありますので、ご覧ください。
平均の数値はどれくらい?
Z250の平均燃費は、メーカーの発表している最低ラインの約26㎞を上回っています。走り方によっては、最大38㎞と謳っていますので大きな期待が持てます。
最大数値を市街地内で感じることは多い例ではありません。なぜなら、「ストップ&ゴー」という操作の連続が主なためです。
やはり、バイクは障害物が無い場所で最大限の安定したパワーを発揮できる乗り物と言えるでしょう。
高速道路であればガソリンの消費を抑えられる
Z250は高速道路ではどういった燃費に変わるでしょうか。
●1リットル当たり、約35㎞~
以上の数値となります。では、なぜ一般道路よりも燃費が上がるのでしょうか。
●ギアで走行する時間が長い
●ブレーキを使わない
●減速することが少ない
●エンジンの回転数を保持できる
●急発進をしない
●カーブが少ない
●エンジンの熱が風で冷えやすい
●道路が均一に整備されている
上記の理由からガソリンを余計に使う状況が少ないためです。つまり、無駄のない安定した速度で走行できるのが高速道路です。
Kawasaki「Z250」とホンダ「VTR250」の燃費を比較
ホンダ製の「VTR250」という利便性の高いバイクもあります。いずれも「4ストロークエンジン」ですが、ガソリンの消費量はどのくらいの違いがあるでしょうか。それでは、Z250の燃費と比較してみますので、購入を検討している方は参考にしてください。
Z250 | VTR250 | |
---|---|---|
平均の燃費 | 約31㎞ | 約29㎞ |
同じ250ccのバイクですが、僅差でZ250に軍配が上がりました。ですが、これはあくまでも平均の数値です。次章より詳しくご説明いたしますが、乗り手のテクニックや道路状況によってもガソリンの消費量は異なってきます。
それでは、さらに詳しくご覧ください。
Z250の燃費を上げる方法とは?
Z250に乗る際、少しでもガソリンの使用量を節約したいことでしょう。それには、いくつかの方法があります。むやみにゆっくり走っていれば良いということではありません。
バイクは金属でできている以上、色々な理由が走行に影響を及ぼします。日常走行の中、できる内容の一例を挙げて参りますので、気になる点があれば参考として取り入れてみてください。
乗り方とテクニックで変えられる
Z250の走り方によっても、燃費に大きな影響を与えます。このような乗り方をすると、「ガソリン消費量が上がる」という一例を挙げました。
●アイドリングを高く設定している
●バッテリーが弱っている
●エンジンオイルが汚れている
●高回転で走行する
●急発進をする
●坂道の多い道路を走る
●信号が多い道路を走る
●速度を出し過ぎる
●タイヤの空気が減っている
上記内容の乗り方をすると、ガソリンは余計に消費します。できることから注意をしていけば、おのずとガソリンの消費量は抑えられるでしょう。
タイヤの空気圧も影響する
バイクは2つのタイヤを履いています。Z250も同じです。タイヤは、空気を入れることで弾力性を保持しています。ですが、この空気が時間経過と共に自然と抜けていきます。
つまり、定期的に空気を入れておかないと、タイヤの空気圧が下がります。空気圧が低いタイヤで走行していると、Z250の車重を最善な状態で支え切れず、必然的に燃費が悪くなります。
たとえば、体格の大きな人は筋力も大きく、重たい物も容易に持ち上げます。ですが、体格が華奢であれば、重たい物を持ち上げるのは困難です。
月に1度で良いので、タイヤの空気圧を確認して、不足していれば入れておきましょう。
エンジンオイルも影響する
バイクはガソリン以外に「エンジンオイル」というものを使って走行します。このオイルが入っていないとZ250はすぐに壊れてしまいます。
そして、エンジンオイルは約3,000㎞ごとの交換が推奨されています。定期的にオイルをチェックして、減っていたり、汚れがひどい場合は随時新しいオイルと交換してください。
オイルはエンジンの冷却や潤滑、また汚れの除去を担います。走行距離を重ねると、どのような車両でもオイルは劣化してしまいます。オイル交換ということを知らなかった方は、この機会にぜひ1度オイルの状態を確認してみましょう。
走行距離と併せて、検討してみることで良いでしょう。なぜなら、オイルの劣化はエンジンへの負担となり、燃費にも大きな影響を及ぼします。
グッズを使って改善できる
Z250の燃費を向上させるには、専用のグッズがあります。添加物というケミカル品ですが、入れることで燃費が変わります。
「エンジンオイルの性能を上げる」という方法があります。Z250は発売されて4年が経過しますので、万単位での走行距離を走った車両もあるでしょう。その場合、「オイルタンク」へ添加剤を入れましょう。エンジンは金属でできていますので、微細な傷や摩耗が出てきます。
その劣化した箇所を改善してくれる「ZOIL」というケミカル品がです。エンジン音が変わったり、エンジンが軽くなったりする中、燃費も良くなるでしょう。
メンテナンスは「ゆずりあう心」を作る作業に繋がる
Z250に関する燃費向上方法をご紹介いたしました。実に多種多様な方法がありました。
少しでもガソリン消費を抑えようとして、周囲のペースを無視したマイペースな走行は逆に危険を誘発します。たとえば、後続車が無理な隙間から強引に追い抜こうとしたり、プレッシャーを与えるように煽られたり、最悪の場合では接触事故となったケースが非常に多く存在します。
この場合、両者に危険な事故への可能性がありますので、メリハリのある、「ゆずりあう心での運転」が最善です。
また、バイクの燃費を向上させるのには、整備も肝要です。バイクは機械ですので、いずれは壊れます。つまり、壊れる前の点検を行っていれば、エンジンも快調に走ってくれます。
排気量が250ccのバイクは2年に1度の「車検」がないため、何年もの間、整備を疎かにしてしまいがちです。やはり、定期的に「愛車のケア」をしていれば、さらにZ250を「大切に扱う意識」と「安全意識」が芽生えて、生涯大切にできる1台となることでしょう。
初回公開日:2017年11月10日
記載されている内容は2017年11月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。