シャワールーム付きキャンピングカー|トイレ/自作/排泄
更新日:2024年08月09日
シャワールームとトイレがついたキャンピングカーはどうなの?
キャンピングカーには数多くの種類がありますが、キャンピングカーの装備が豪華になるとシャワールームやトイレがついたものがあります。
しかし、シャワールームトイレがついたキャンピングカーを購入する場合はどんな種類のものがあり、どんなことに注意する必要があるか気になります。そこで今回は、シャワールームやトイレが付いたキャンピングカーの種類や、購入する時のポイントなどについてご紹介します。
キャンピングカーにシャワーは必要?
キャンピングカーにシャワールームを取り付ける必要があるかどうかは、その人がどうキャンピングカーを使用するか、どんな旅をしたいかによって変わります。また、シャワールームを設けることにはメリットとデメリットがあるため、取り付けるかどうか、最終的には個人の判断になります。
キャンピングカーにシャワールームをつけるメリットとデメリットは何か、次の項目からご紹介しましょう。
シャワールームを付けるメリット
シャワールームがあれば、旅先のどこでもシャワー設備を利用することができます。特に、海水浴などを楽しんだ後にシャワーを浴びる時は非常に重宝します。
また、シャワールームが付いたキャンピングカーは温水を出すことができ、旅先のどこでも温水が使えるため、より一層旅を楽しむことができます。
シャワールームを付けるデメリット
シャワールームを使うデメリットは、水の給水や汚水の処理、設備のメンテナンスなどがデメリットになります。
シャワールームでは多くの水を使うため、大量の水を給水しておく必要があります。また、シャワールームで使った水は全て汚水として溜められるため、汚水を適切に処理する必要があります。
また、温水を出すための設備は定期的なメンテナンスが必要になり、使用する環境によっては中の水が凍ってしまうことで故障してしまうこともあるため、温水を出す時は注意しながら使う必要があります。
キャンピングカーのシャワータンクはどうなっているの?
キャンピングカーのタンクには主に2種類のタイプがあります。一つは取り出し可能なタンクに水を貯めるタイプです。このタイプは主に小型のキャンピングカーに使われています。一度に10〜20Lの水を溜めることができます。
二つ目は給水タンクが車両に固定されているタイプで、蛇口にホースを繋いで給水します。タンクの大きさは車によって異なりますが、サイズが大きいものになると100Lまで貯水できるものもあるため、取り出しできるタンクよりも多くの水を溜めておくことができます。
シャワー付きキャンピングカーの排泄は、どんな仕組み?
シャワールームで使われた水は、汚水として溜められています。汚水は専用のタンクに溜められていき、溜められた汚水は適切な場所に排水する必要があります。
汚水を排水する方法は2種類の方法があり、汚水タンクを取り出して排水するタイプと、固定されている汚水タンクにホースを繋げて排水する方法の2種類があります。シャワールームがあるキャンピングカーは汚水の量も多くなるため、固定されたタンクから排水するタイプが主流になっています。
トイレの排水はどうなっているの?
シャワー付きのキャンピングカーには、トイレが付いたものもあります。トイレの排水は専用のタンクに溜められます。
溜められた汚水は近くのトイレに流して処理しますが、このタンク内には専用の洗剤を混ぜることができるようになっており、専用の洗剤を混ぜることで汚水の匂いや色が気にならなくなります。そのため、洗剤を使えばトイレの汚水処理も楽に行うことができます。
キャンピングカーのシャワーヘッドの種類
キャンピングカーのシャワーヘッドは、大きく分けて2種類のものがあります。一つ目の種類は、シャワールーム内でシャワーヘッドを使うタイプのキャンピングカーです。このタイプは比較的大きなキャンピングカーに使われており、シャワーヘッドをシャワールーム内で使うことを前提に設計されています。
二つ目の種類は、シャワーヘッドが車外まで伸びるタイプのシャワーヘッドです。このタイプのシャワーヘッドは主に小さめのキャンピングカーに使われており、車外でシャワーを使うことを前提に設計しています。そのため、車内には排水設備などがありません。
どちらのタイプにもメリットとデメリットがあるため、自分が使いやすいタイプのシャワーヘッドを選ぶと良いでしょう。
シャワー付きキャンピングカーは自作できるもの?
キャンピングカーにシャワールームを取り付けるには技術が必要になりますが、シャワーを浴びることができるキャンピングカーを自作する方もいます。
車内にシャワールームを取り付けるには技術や費用がかかるため、自作でシャワールームを作る時は、シャワー設備があるキャンピングカーを作る方法が現実的です。
自分でシャワー設備を取り付けるには給水タンクとシャワーヘッドが必要になりますが、自作するための材料はネット通販などで購入することができるため、これらの設備を車に取り付けるように加工すれば、シャワー設備の付いたキャンピングカーを作ることができます。
自作のシャワーヘッドを屋外で使えば排水設備を取り付ける必要がないため、簡単にシャワー設備を自作することができます。
シャワー付き軽自動車はどんなものがあるの?
軽自動車のキャンピングカーでも、シャワー設備を使うことができるものがあります。
軽自動車は大きさに限りがあるため、シャワールームが付いたキャンピングカーはありませんが、流し台の蛇口がシャワーヘッドになっているキャンピングカーがあります。
このシャワーヘッドは車の外まで伸ばすことができるため、軽自動車のキャンピングカーでもシャワー設備を使うことができます。
最低限のシャワー設備が欲しい方は、流し台の先がシャワーヘッドになったキャンピングカーを選ぶと良いでしょう。
シャワールーム付きキャンピングカーを買う時のポイントは?
シャワールームが付いたキャンピングカーを初めて購入する場合、どんなことに注意すればいいか分からない方もいるでしょう。そこで、シャワールームが付いたキャンピングカーを購入する場合はどんなことに注意すれば良いか、ご紹介します。
新車でシャワー付きの車を購入する時の注意点は?
シャワールームの付いたキャンピングカーを新車で購入する場合は、シャワールームの装備をよく考えて購入する必要があります。
シャワールームが装備されたキャンピングカーの場合は、温水が出るかどうかが重要なポイントになります。温水が出せる車の場合、冷たい水と暖かい水を混ぜてお湯を出すため、使う水の量が多くなってしまいます。
また、温水が出せるキャンピングカーはボイラー設備が付いているため、温水が出ないキャンピングカーよりも重量が増えます。車両重量が増えると燃費が悪くなってしまうため、温水が出るシャワールームが必要かそうでないか、判断してから購入しましょう。
中古でシャワー付きの車を買う時の注意点は?
シャワールームが付いたキャンピングカーを購入する場合は、設備がきちんと作動するか確認しましょう。温水が出るキャンピングカーには、ボイラー設備が付いています。ボイラー設備は壊れやすい設備のため、購入前にお湯が出るか確認してから購入しましょう。
また、中古でキャンピングカーを購入する場合は、アフターサービスなども気にして購入する必要があります。特にキャンピングカーは普通車に無い装備が付いているため、キャンピングカー専門店でないと修理することができません。そのため、キャンピングカーを購入する時は専門店で購入するようにしましょう。
旅の必要に合ったシャワーの選択が重要。
ここまでキャンピングカーのシャワールームについてご紹介しましたが、キャンピングカーのシャワーにはいくつかの種類があります。どの種類を選ぶべきかは、その人がキャンピングカーでどんな旅をしたいかによって決まります。
シャワーの設備が物足りなくて使えなくては意味がありませんし、設備が豪華でも使う頻度が少なければ無駄が増えてしまいます。シャワールーム付きのキャンピングカーを購入する時は、自分の使い方に合った車を選ぶようにしましょう。
初回公開日:2017年12月27日
記載されている内容は2017年12月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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