トレーラーのキャンピングカー|中古/新車/小型/中型/大型
更新日:2024年08月03日
トレーラーのキャンピングカー
映画で観た憧れの休日のひとつに、海や湖畔で釣りをしながらワインを傾け、美味しい料理をつつく。それだけでも優雅ですが、さらにアウトドアでも都会と変わらない設備で快適に過ごしたいならキャンピングカーです。
これなら山奥に住まなくても、綺麗な景色と美味しい空気ゆったりした時間が、休日でも急に思い立った時でも、好きなだけ別荘気分を味わえます。パイプの煙を燻らせながら今後の未来地図に想いを巡らすのもいいでしょう。
近年、日本でもじわじわがでてきたのが、自走できるキャンピングカーより車体も維持費も安いトレーラーのキャンピングカーです。脱着できて、普通免許でけん引できるタイプもあり、実にさまざまなトレーラーキャンピングカーの世界をご紹介します。
中古の紹介
中古相場は20万円~300万円以上とピンキリですが、アメリカやヨーロッパと違い、国内のキャンピングカー、キャンピングトレーラー市場は規模が小さいので、自分の判断だけで理想の中古車を探すのはなかなか骨が折れる作業です。
ポイントはデザイン、価格はもちろんですが「車両の登録届け関係の有無」により乗り出し見積もりが解ります。「経年劣化の雨漏りや塗装、足回り、車内の臭い」などがあります。
老舗のキャンピングカートレーラー中古車販売をしているショップが、大手4社を中心に全国に支店がありますので、実際まずは見に行ってイメージをつかみがてら話を聞いてみるのもいいでしょう。
新車の紹介
老舗の店から購入した新車のキャンピングカートレーラー場合、トラブルの心配がないので安心感が違います。あまり知識が無い方は、新車を購入した方が後々ストレスが少ないのでです。
予算と最低限の希望設備、普通免許けん引可・不可、冬季対応など自分なりの条件を決めて検討しましょう。候補を3台くらい選び、自分が行くフィールドや季節など時間をかけてじっくり比較するのも手です。
ヤフオクでもキャンピングカートレーラーは新車も中古も出回っていますが、ノークレーム、ノーリターンが基本なので、あまりしません。
サイズ別トレーラーのキャンピングカー
輸入キャンピングカートレーラーは、車も馬力があって道路も広いので、大型のものはやはり多いです。窓も大きく室内も広く、設備もたっぷり充実していいことづくしですが、けん引免許が必要です。
「けん引第1種免許」は、キャンピングカートレーラーの総重量が750kg以上でも18歳から取得運転できます。「けん引第2種免許」との違いは、こちらは職業プロドライバー向けで、取得対象年齢が21歳からになります。
そのほかの条件も高くなり、免停なしの3年以上の運転経験や、視力の良さも問われます。普通免許以上のキャンピングカートレーラーのけん引目的で、総重量2トン未満までは「けん引小型トレーラー限定免許」があれば十分です。
小型
小型とくくられる基準は、総重量750kg以下のキャンピングカートレーラーのことを言います。普通免許のみで運転できる気軽さや、価格の安さで一番需要があり市場でも最も多く出回っています。
小型でも多機能タイプはいろいろで、ヨーロッパ輸入車はトイレ、キッチン、が常識です。バス付きもあります。フィールド到着後にワイドに広がる1人用から、ファミリー向け4人用まで2段ベッドも子供は喜びそうです。いざ購入すると気になるのは普段の駐車場です。
小型でも輸入車は長さがあります。しかし近年では日本の住宅事情に合った、基準5m前後の小型が増えています。より身近な存在になり、種類も豊富な小型キャンピングカートレーラーは維持費も安く一番のです。
中型
車両の大きさだけで単純に分ければ、小型、中型、大型と分けれられる総重量、長さがありますが、書類上ではその限りではありません。
普通免許で運転できる条件以外のキャンピングカートレーラー2トン未満まですべて「大型」扱いの枠に入ります。免許書類的には、総重量2トン以上11トン未満、または連結時の長さ12m以上を超える場合、または乗車定員10名を超えると「中型免許」プラス「けん引免許」が必要です。
総重量で区分されるけん引免許の種類
・キャンピングカートレーラー750kg未満は普通免許で可。(大体がこのタイプです。)
・キャンピングカートレーラー750kg以上2トン未満は、「けん引小型トレーラー限定免許」
・キャンピングカートレーラー2トン以上11トン未満が「第1種けん引免許」
大型
総重量11トン超のキャンピングトレーラーが大型です。鏡面仕上げにリベット打ちが特徴のエアーストリームなどが代表的で、ヴィンテージを含め現在でもがあり高値で取引されています。
フィフスタイプと呼ばれるトラックの荷台と一体の形をした大型のキャンピングカートレーラーは、タイヤも12本で室内の天井も高く、ワイドな広々としたホテル並の空間で装備も充実し、アメリカでは主流です。
その他にも海外の大型トレーラーは進化していて、バイクやカスタムカーを運搬するタイプや、馬を運搬するタイプ、ショップや事務所仕様タイプ、移動式仮設ハウスなど、キャンピングカートレーラー以外にもさまざまな種類があります。
レンタル可能なトレーラーのキャンピングカー
北海道から九州まで全国対応してキャンピングトレーラーのほか、キャンピングカーもレンタルしている店を紹介している「レンタルキャンピングカーネット」というキャンプリースカー専門の複合サイトがあります。
日本地図から自分の住んでいる地元、または行きたい都道府県をクリックするだけで、その周辺のレンタルキャンピングカー情報がすぐに見れて便利です。そのほかにも自分で運転するのが経験もないし不安と言う方にはです。
場所と時間を言えば、現地まで運んできて撤収までしくれるキャンピングトレーラーリース会社もあります。例えば群馬県には「Leaf」という会社もありますが、全国となれば地元で検索することをします。
トレーラーのキャンピングカーの価格
中古市場だと相場は10万円代から400万円代まで開きがあります。高いものは大きさや、状態などの条件の他にブランド力などで、プレミア価値もふくまれている部分もあります。あまりにも安いものは、耐久力などに不安がないかなどに十分注意しましょう。
新車になると、最近は輸入車だけではなく国内販売店と輸入車製造メーカーがコラボしたキャンピングトレーラーなどもあります。相場的には、200万円から上は900万円以上です。最も売れている相場的には500万円代が一つの基準です。
トレーラーのキャンピングカーの自作方法
DIY好きだったり、予算の都合だったり理由はいろいろありますが、自作してしまう人も結構います。オークションに売られているものまでありますが、アフター保証を考えると購入はあまりできるものではありません。
作り方としては、下から上に工程は進みますが、トレーラーベースだけ、タイヤ周り部分のブレーキやウィンカーが装備されたボートを乗せて引っ張るような形状のものは、完成品を使うパターンが多いです。
その時、注意するのは最大積載量です。それを計算しながら床、内装固定設置物、窓や入り口を含む壁、天井の順で組んでいきます。中はコンパクトなので、最初に壁を囲うと家具や戸棚の設置に苦労します。材料は耐久性らあり軽量で加工しやすいものを選びます。
キャンピングカートレーラーの世界
全国のキャンプ場には、キャンピングトレーラーに宿泊できるところがあります。興味があれば、まずは一度体験してみるのもいいでしょう。最近では、衛生アンテナをつけたり、震災対応型などオーダーメードもできます。
大自然を満喫しつつ、快適な自分達だけの旅に今度の連休は出かけてみてはいかがでしょうか。
初回公開日:2017年12月28日
記載されている内容は2017年12月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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