レクサスUXの特徴や装備・平均価格・サイズ・内装・燃費
更新日:2024年08月06日
レクサスUXの特徴・装備は?
これまでレクサスが発表してきたSUVは、LXのフラッグシップを筆頭に、RXやNXを販売してきましたが、今回紹介するレクサスUXは新たに、これらのSUVファミリーに加わるモデルになります。世界的にもかなりSUVのは高まっており、ランボルギーニやマセラティなどのこれまでSUVを作っていなかったメーカーもSUV市場に参戦して、さらに熱を帯びています。
その中で、レクサスUXがどのような持ち味を発揮していくのか、ユーザーに受け入れられるのか、非常に気になるとこです。
レクサスUXはどんな車?
現在、レクサスが販売しているSUVの中で一番サイズが小さいのはNXですが、UXはさらに小型SUVとなる予定です。
これまで、RXはハリアー、NXはRAV4をベースに開発されてきた経緯がありますが、今回のレクサスUXは、サイズ的にはトヨタ・C-HRに近い大きさなので、ベースになるのは間違いなさそうです。
コンセプトモデルではかなり印象的な、スピンドルグリルや観音開きのドアなど、かなり攻めた感じのデザインでしたが、市販される場合には、このコンセプトカーよりマイルドになったレクサスUXが発表されるでしょう。
レクサスUXの装備は?
まず目を引くのが、ドアの開閉機構です。観音開きを市販車でも採用されるかは疑問ですが、乗り降りが楽になりますし、車内でチャイルドシートを付けたり、車内を掃除すると時にはかなり楽になりそうなので、重宝するでしょう。
また、ドアミラーは電子タイプになっており、ミラーがないタイプがコンセプトカーとして発表されていましたが、実際に発売されると従来のミラータイプになる可能性は大きいです。
そして、シートも新素材で作られており、網目上になったシートは斬新です。蜘蛛の巣をイメージした新素材で作られており、実用化されればもちろんレクサスUXが初めてになるでしょう。
レクサスUXのウィンカーは?
最近発売された車はほとんどがライトにLEDを使用しており、レクサスUXでも間違いなく採用されるでしょう。レクサスのアイデンティティでもある3連LEDヘッドライトにロゴ入りのデザイン。そして、ウィンカーも前後でLEDになることは決まりです。今流行の流れるウィンカーもレクサスUXでは採用されるでしょう。
レクサスUXの平均価格や値段は?
同じクラスでもコンパクトカーやセダンに比べて価格は割高になるSUVですが、レクサスUXはどのような価格帯で発売されるのでしょうか。安くしてもレクサスブランドの安売りになりかねませんし、逆に高いと、レクサスNXとレクサスUXの価格帯が競合していしまい、両方とも売れないという結果になりかねません。なので、価格設定は難しいところでしょう。
レクサスCTよりは高額?
レクサスUXの位置づけとしては、レクサスCTのSUV版という位置づけなので、レクサスCTよりは高く、同じSUVのレクサスNXよりは安い価格になります。となれば、必然的に350~400万円というのがみえてきます。ベースは恐らくトヨタC-HRなので、ハイブリット仕様も当然ラインナップされることは間違いないでしょう。
価格的にはレクサスNXとの競合を避けるために、400万円前半くらいで収まるでしょう。
新装備搭載は難しいか?
この400万円前後の価格帯での販売が決まったとすると、新装備はどうなっていくのかが気になります。
コンセプトカーでは新素材のシート、観音開きドア、電子ドアミラーなど最新装備がてんこ盛りでしたが、すべて採用するのはかなり難しいでしょう。ただ、何も新要素を盛り込まないのでは消費者に魅力的な車になりえないので、この決められた価格の中で最低一つでも新装備が搭載されるでしょう。
レクサスUXのサイズは?
予想されるレクサスUXの大きさは、ほぼトヨタC-HRと同じか、ややレクサスUXの方が大きいです。このコンパクトSUVといわれる市場は今、かなり熱を帯びておりホンダのヴェゼル、日産のジューク、さらにはベンツやBMW、アウディといったレクサスのライバルになるメーカーもこぞってこのコンパクトSUVを発表しています。
なぜ、コンパクトSUVかというと、これまでのSUVは大きくてゴツいというイメージでしたが、SUVユーザーが増えるとオフロードの走破性能よりも、街乗りでの取り回しやすさが重視されるようになったのが要因だと考えられます。
レクサスUXの内装が凄い
コンセプトカーではかなり近未来的な内装をしており、その近未来さは宇宙船のように感じました。その近未来的デザインの元になっているのが、3Dヒューマン・マシン・インターフェース=HMIと言われる、レクサスが名付けたシステムです。詳しい情報や機能はまだ発表されていませんが、触ったり、手をかざしたりして、これまでよりもさらに直感的な操作を行うことができそうです。もちろん、スマートフォンとのこれまで以上の連動をさせていくのも間違いないです。
もしこのままの内装でレクサスUXが発売されれば、かなり斬新な車内になりそうです。レクサスUXは、今までの保守的で落ち着いたレクサス雰囲気を変えるでしょう。
内装はシートがポイント?
先ほども少し触れましたが、インテリアでインターフェースと共に目を引くのがシートです。これまで車のあらゆる部品やパーツ、機能が形を変え、性能を向上してきましたが、とりわけシートというのは忘れがちになっていた感があります。革など質感にこだわったシートは開発されいましたが、このレクサスUXのシートほど根本的に変えたシートはないでしょう。
なんとコンセプトは蜘蛛の巣をイメージしており、骨組みに糸のようなものを巻き付けたデザインになっており、かなり斬新でかっこいいです。この放射状になっている素材のおかげで体重が分散されて、長時間のドライブも快適に行うことが可能です。市販車モデルではこのシートが採用されるか怪しいですが、ぜひレクサスには導入してもらいたいです。
レクサスUXの燃費は?
レクサスの車は「t」はターボ、「h」はハイブリットとわかりやすい区分けがされています。なので例えば、レクサスUX200tであれば2Ⅼターボということになります。しかし、今のところレクサスUXでターボモデルは発売する予定はないとのことで、NAモデルとハイブリットモデルのラインナップで販売をスタートさせます。
ハイブリッドモデルも2.5Ⅼではなく2.0Ⅼモデルなので、コンパクトSUVらしい排気量になっています。出力や馬力は下がりますが燃費性能は向上する予定ですので、気になるります。
気になる燃費は?
レクサスUXのベースになるであろうトヨタC-HRの燃費は、カタログ値では30.2㎞/Ⅼとなっているので、恐らくレクサスUXもこれくらいの数値になるはずです。ちなみにガソリンエンジンモデルは半分程度の燃費です。同じエンジンを搭載するのであれば同じような燃費になります。
レクサスUXは若年消費者を取り込むためのモデルともいえますので、価格やデザインと共に燃費性能も重視されるでしょう。
期待が膨らむレクサスUX
まだ正式に発売時期も決まっていないので、正式発表が待たれますが、このコンパクトSUV市場には、ちょっと出遅れた感が否めません。なので、先に発売されいる車種と同差別化を図るか?というのがヒットするかしないかの要因になりそうです。
また、新たにレクサスにラインナップするグレードになるので、新たなレクサスユーザーを発掘するのもこのレクサスUXの役目になってくるでしょう。これまでレクサスが築いてきた伝統や信頼を引き継ぎつつ、新たなレクサスの幕開けになるような車になることを期待しています。
初回公開日:2018年01月16日
記載されている内容は2018年01月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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