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スタッドレスタイヤの寿命とメーカー別のタイヤ寿命比較

更新日:2024年08月13日

冬用タイヤの定番スタッドレスタイヤは雪道や凍結した路面の走行には欠かせません。名前は知っていても、構造をはじめ、性能、寿命など他タイヤとの違いなど詳しく知れない人が多くいると思います。スタッドレスタイヤの寿命や構造について、ご紹介します。

スタッドレスタイヤの寿命とメーカー別のタイヤ寿命比較
目次
  1. タイヤの種類
  2. タイヤの構造
  3. トレッド部
  4. ショルダー部
  5. サイドウォール部
  6. インナーライナーとは
  7. ベルトとは
  8. タイヤの原材料
  9. タイヤの特性
  10. タイヤの動的特性とは
  11. コーナリング特性
  12. タイヤの騒音特性
  13. タイヤの摩耗の種類
  14. フェザーエッジ摩耗とは
  15. タイヤの傷・ひび割れ
  16. タイヤの空気圧
  17. 空気圧の点検のポイント
  18. タイヤの寿命と劣化
  19. タイヤの寿命を伸ばすためには環境が大事
  20. 夏用タイヤとは
  21. 冬用タイヤとは
  22. オールシーズン用のタイヤとは
  23. オールシーズン用のタイヤとスタッドレスタイヤの比較
  24. 違いは雪道や凍結した路面での走行性能
  25. オールシーズンタイヤのメリット・デメリット
  26. ラジアルタイヤとは
  27. バイアスタイヤとは
  28. ラジアルタイヤのメリット・デメリット
  29. スタッドレスタイヤはどうして雪道に強いの?
  30. スタッドレスタイヤの特徴
  31. 優れているこのエッジ効果
  32. スタッドレスタイヤとチェーンとの違い
  33. スタッドレスタイヤとチェーンは別物
  34. スタッドレスタイヤの寿命
  35. 走行距離と寿命の関係
  36. スタッドレスタイヤを夏に使用しても寿命に問題はないの
  37. 制動距離の比較
  38. 何故、制動距離が違うのか
  39. メーカー別のスタッドレスタイヤ寿命比較
  40. 耐久性
  41. ヨコハマのスタッドレスタイヤの寿命
  42. グリップ力に優れたおすすめのスタッドレスタイヤ
  43. 4年の寿命が魅力のスタッドレスタイヤ
  44. ハンドリングの性能が高いおすすめのスタッドレスタイヤ
  45. 寿命が長いおすすめのスタッドレスタイヤ
  46. スタッドレスタイヤで雪道を楽しみましょう!

タイヤの種類

スタッドレスタイヤの寿命についてお話しますが、その前に車のタイヤの種類や構造について触れてみます。車のタイヤは大きく分けると、夏用タイヤ、冬用タイヤとオールシーズン用タイヤになります。また、タイヤの構造からみると、一般的なラジアルタイヤ、バイアスタイヤなどに分かれます。

スタッドレスタイヤの寿命に加えて、ラジアルタイヤ、バイアスタイヤの寿命にも少し触れたいと思います。

次項ではまず、タイヤの構造について説明していきます。

タイヤの構造

タイヤの構造は、トレッド部、ショルダー部、サイドウォール部、ビード部に分かれていて、ゴム層やベルト、カーカス、ビードワイヤー、インナーライナーなどによって構成されています。それらの各部分について詳しく説明します。

トレッド部

タイヤの構造の中でも寿命が短いトレッド部は直接路面に接触する部分です。路面から伝わる衝撃の緩和やタイヤの内部にキズがつかないように保護する役割があります。タイヤと路面のグリップ力(摩擦力)によりブレーキングやアクセルワークに性能を発揮します。また、雨の中でも走れる排水にも影響します。

ショルダー部

タイヤの肩にあたる部分です。タイヤの骨格を形成するゴムで構成されたカーカスを保護する役割があります。また、走行時に受ける熱を逃がす役割もあります。

サイドウォール部

タイヤのひび割れなどの寿命にも大きな影響力を持つ、サイドウォール部は車の走行中でタイヤがへこんだり、ふくらんだりと激しき変化する場所です。タイヤの骨格を形成するゴムで構成されたカーカスの伸びを防ぐ役割があります。

また、どんなタイヤの種類でタイヤの偏平率はいくつなのか、タイヤが走行できる速度などといったタイヤに関わる情報が表示されているのが、このサイドウォール部になります。

ビード部

ビード部はカーカスコードの両端を固定し、タイヤをリムに固定させる役割を果たします。

ビードワイヤーとは

ビードワイヤーとはゴムで構成されたリング状の補強部材としてスチールワイヤーで引っ張っています。また、ワイヤーには強力なピアノ線も使われます。

カーカスとは

カーカスとはタイヤの骨格を形成するゴムで構成する、繊維やスチールできたコード層の部分です。車体重量に荷物が加わった荷重や路面から受ける衝撃などから耐える役割があります。

インナーライナーとは

インナーライナーとは空気が入るチューブに相当するゴムの層で、空気が通り抜けられない特殊なゴムが使われています。

ベルトとは

タイヤのベルトとはトレッド部とカーカスの間にある補強層のことです。トレッド部に受けた衝撃がカーカスに及ばないように保護しています。

タイヤの原材料

タイヤの構造は理解できたと思います。ではタイヤはどんな材料で作られているのか触れてみます。タイヤの原料はゴムです。天然ゴムと合成ゴムなどが使われています。タイヤの特性により、2つのゴムをブレンドして作られることもあります。

また、ゴムの中にはゴムの補強剤としてカーボンブラック、シリカ、ゴムに弾力性と耐久性を与える硫黄、弾性限界を大きくする加硫促進剤、ゴムの劣化を防止する老化防止剤、ゴムに亀裂が入らないように防止する亀裂防止剤などゴムの寿命にも影響するものが配合されています。

さらに、タイヤ内部にあるタイヤコードにはスチールの鋼材をはじめ、ナイロン、ポリエステル、アラミド繊維などが使用されています。

タイヤの特性

ここでは、タイヤの特性について触れてみます。まず、空気の入ったタイヤに荷重を加えると、縦たわみ、横たわみ、幅たわみといった特性が現れます。まずは縦たわみについてみていきます。縦たわみになる原因はタイヤに縦に荷重がかかることにより、起こります。

縦にかかる荷重が増すと、タイヤのたわみも大きくなります。この縦のたわみは路面から受ける衝撃を和らげるタイヤにとって大事な特性です。次に、横たわみについてみていきます。横たわみは縦からの荷重と横からの荷重により起こります。この横たわみ空気圧に影響します。

最後にあまり聞き馴染みのない幅たわみについて触れます。この幅たわみは縦に荷重を加えたとき、縦たわみとともに、幅方向にも生じるたわみのことです。

タイヤの動的特性とは

タイヤの静的な特性には3つあることがわかりました。ではタイヤの動的特性とはどんなものがあるのでしょうか。このタイヤの動的特性は燃費にも影響する大事な特性です。まずはその燃費に影響が大きいタイヤのころがり抵抗です。

タイヤは路面との抵抗が少ないほど、よくタイヤがころがることになるので、少ないガソリンで効率よく走れるようになります。次に、安定走行に欠かせないタイヤの制動(ブレーキ)特性です。これは摩擦力によるものです。摩擦が小さければ、タイヤが滑りやすくなって、制動距離が伸びることになります。

次に、コーナリング特性に触れます。コーナリングで大事なのが、タイヤが持つグリップ力にあります。コーナリング時には車は遠心力により外側に力が働きます。その時に路面とタイヤがしっかりと接触するグリップ力が必要になります。次項ではコーナリング特性を詳しく説明します。

コーナリング特性

コーナリングの中で大事なのが遠心力と求心力です。コーナリング中に車を外側に押し出そうとする力が遠心力です。確実なコーナリングをするためには、この遠心力に負けない求心力(向心力)の反対方向の力が必要になります。

この求心力の働きをするのがタイヤのグリップ力になります。この路面とのグリップ力をコーナリング・フォースといいます。また、タイヤが、コーナリング時に進行方向に対して持つ横滑りの角度をスリップ・アングルと言います。

また、スリップ・アングルが増加とともにコーナリング・フォースが増加する割合をコーナリング・パワーといいます。さらに、タイヤに荷重が増すとコーナリング・フォースも増加する関係にあります。

タイヤの騒音特性

タイヤの騒音にはパターンノイズ、ロードノイズ、スキールノイズの3つの特性があります。まず、パターンノイズについて説明します。パターンノイズとはタイヤと路面が接触した時にタイヤの溝にある空気が排出される時にでる音です。

次に、ロードノイズについて説明します。ロードノイズとは車の走行中に路面から受ける衝撃がタイヤを通じて車内に聞こえる音のことを言います。

最後に、スキールノイズについて説明します。スキールノイズとは急発進や急ブレーキをかけた時に路面と接触しているタイヤのトレッド部が滑る音で、「キィー」と耳に響く音のことです。

タイヤの摩耗の種類

走行中の車のタイヤは様々な要因で摩耗が発生します。ではタイヤの摩耗にどんなものがあるのか触れてみます。空気圧不足や荷重オーバーなどの要因で発生するのが、タイヤの肩の部分が摩耗するショルダー摩耗です。

また、タイヤに空気を入れすぎてしまって、タイヤがパンパンの状態で走行すると、トレッドのセンター部が摩耗することになるセンター摩耗があります。

また、タイヤが垂直方向に対して外側に傾いたり、内側に傾いたりしていると、ショルダー部の片側だけが摩耗します。これを片側摩耗(方減り)と表現します。

フェザーエッジ摩耗とは

さらに、タイヤが右か左に片寄っている状態で走行すると、タイヤが横滑りの状態となり、ブロックの端が羽根のように浮き上がった状態になるフェザーエッジ摩耗があります。

他にも、不均等に摩耗したタイヤで走行して起こるヒールアンドトー摩耗、トレッドの一部だけが摩耗するスポット摩耗があります。これらの摩耗はタイヤの寿命に大きく影響します。

タイヤの傷・ひび割れ

タイヤの寿命に大きな影響力を持っている、タイヤの摩耗については理解できたと思います。ここではタイヤ交換の目安となる、タイヤの傷・ひび割れについて触れます。タイヤの傷・ひび割れにはどんな原因があるのでしょうか。

ごく一般的なキズは砂利道やデコボコ道などの悪路を走行することでタイヤの側面にキズや穴があく、また、狭い道などの曲がり角の縁石などにタイヤをこすってしまことでキズがつきます。

また、タイヤの空気圧が少なかったり、重い荷物をたくさん積んだ状態で走行した時に起こりやすいのが、見た目では中々きずきにくい、溝の底に発生した細かいひび割れがあります。

さらに、上記の状態で走行していると、ゴムの疲労によりタイヤのサイド部にひび割れが生じタイヤの寿命を短くすることになります。

さらに、深刻なひび割れとして、カーカスコードが疲労して切断になるケースもあります。

タイヤの空気圧

ここでは、タイヤの寿命にも影響する、また、タイヤのキズやひび割れにも大きく影響する、タイヤの空気圧について簡単に触れます。タイヤの空気圧を適正に入れることで、車の乗り心地がよくなります。また、低燃費にもなります。さらに、タイヤのキズやひび割れなどのタイヤによるトラブルを防ぐこともできます。トラブルを未然に防止できることはタイヤの寿命も長くなります。

ご存知だと思いますが、復習のためお話します。タイヤの空気圧は車によって、また、タイヤの種類によっても変わってきます。適正な空気圧を知るには車の運転席側のドアに裏側に表示されています。

空気圧が高過ぎると、路面からの衝撃が緩和されずに車内に伝わるため、車の乗り心地が悪くなります。また、センター摩耗をはじめ、コード切れ、最悪はタイヤが破裂する(バースト)になりやすくなります。

逆に、空気圧不足するとタイヤが路面と接触する面積が広くなって、タイヤが高熱となり、トレッドゴムとブレーカーが剥がれるなどの状態のセパレーションが起こりやすくなります。結果としてタイヤの寿命を縮めることにつながります。

空気圧の点検のポイント

適性に空気圧を入れることの大事さがわかったと思います。ここでは空気圧を点検する上で知っていて損のお話をします。空気圧の点検・調整はタイヤが冷えている状態で行なうことです。走行などでタイヤが暖まった状態ですと熱膨張により、正確な点検ができなくなる可能性があります。

次におさえておきたいポイントは単に空気圧を点検するだけではなく、バルブからの空気漏れやホイールの変形なども合わせて点検することです。

また、前輪を駆動輪とする方式のFF車は前輪と後輪のサイズが違う場合がありますので、適正表示をよく確認してから空気圧の点検や調整をするようにしましょう。さらに、高速走行時や乗車人員などを考慮しながら、空気圧を調整することは車を安全に走行させるだけではなく、燃費にも影響しますので大事になります。

また、タイヤの寿命を伸ばすことにもつながります。

タイヤの寿命と劣化

タイヤの寿命イコールゴムの寿命となります。車のタイヤにはゴムに寿命にも影響するひび割れを防ぐために、「ひび割れ劣化剤」が」入っています。ただ、年数が経つと、その劣化剤が抜けていくため、タイヤは自然と劣化していき、タイヤの寿命へと近ずきます。

タイヤの寿命を知るには溝の減り方、ゴムの柔らかさが特に重要です。また、タイヤの寿命に大きな影響力のある適正な空気圧、サイド部のひび割れやキズなどの点検は大事です。タイヤの寿命を長くまた、寿命を短くすることになりますので定期的な点検をおすすめします。

タイヤの寿命を伸ばすためには環境が大事

また、タイヤの使用状況によっては目に見えないゴムの劣化により、タイヤの寿命が短くなります。屋根付きの駐車場以外の直射日光が避けられない場所に車を停めてしまうとタイヤの寿命が短くなりますので、カバーで囲むなどの対策が必要になります。タイヤの寿命を伸ばすためには環境が大事なことがわかります。

夏用タイヤとは

以上のように、タイヤの構造、タイヤの特性や、タイヤの寿命に大きな影響力を持つ、タイヤの摩耗、タイヤの空気圧などタイヤに関することを話してきましたが、ここからはタイヤの種類ごとについてお話してきます。

夏用タイヤとは、簡単に言ってしまえば、冬用タイヤ以外のタイヤのことを言います。夏用タイヤの代表的なタイヤが、転がり抵抗性能がいいので低燃費になる、また、ウエットグリップ性能の優れている、エコタイヤ(低燃費タイヤ)、パンクなどで空気圧がゼロになっても、所定のスピードで、一定距離を走行できる ランフラットタイヤになります。

また、レースなどの特殊な場所で利用されている表面がツルツルのスリックタイヤはタイヤの寿命がもっとも短いと言えます。

冬用タイヤとは

冬用タイヤには、冬道の「滑り」を防ぐためにタイヤのトレッド面に金属製の鋲を打ち込んだスパイクタイヤとスパイクタイヤのような鋲が無くノーマルタイヤとは違った特殊な構造をした溝で雪を噛むことでタイヤのグリップを得ているスタッドレスタイヤがあります。

オールシーズン用のタイヤとは

オールシーズン用のタイヤってなんですか。冬用タイヤならスタッドレスタイヤや、スパイクタイヤがあることはわかりますが、オールシーズン用のタイヤにはどんなものがあるのでしょうか。文字通り冬、夏などオールシーズンに使用できるタイヤです。

しかし、オールシーズン用のタイヤは雪上走行を考慮したスタッドレスタイヤと同じスノータイヤとしても使用できますが、凍結した路面を安全に走行できることは期待できません。夏場の暑い季節にも対応するように作られているタイヤですので、スタッドレスタイヤのような性能は期待できません。

ただ、スキーや凍結した路面などを走行しないのであれば、シーズンごとに履き替える手間もなく、またタイヤを置く場所にも困ることがないオールシーズン用のタイヤはおすすめです。

オールシーズン用のタイヤとスタッドレスタイヤの比較

ここではオールシーズン用のタイヤとスタッドレスタイヤを比較してみます。まず、乾いた路面の性能ではスタッドレスタイヤよりもオールシーズンタイヤの方が優れています。雨などでの濡れた路面での性能を比較するとスタッドレスタイヤよりもオールシーズンタイヤの方が優れています。

また、浅い雪、べちゃべちゃとした雪やアイスバーンなどの凍結路で比較すると当たり前ですが、オールシーズンタイヤよりもスタッドレスタイヤの方が遥かに優れています。

違いは雪道や凍結した路面での走行性能

以上の結果からもわかるように、オールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤの違いは雪道や凍結した路面での走行性能にあります。

ただ、スタッドレスタイヤが雪道などの氷上での性能に優れているからといって、過信はしないように注意が必要です。特に、雪深い山岳地帯や2m以上も積もる雪国などでの走行にはチェーンを併用することをおすすめします。

オールシーズンタイヤのメリット・デメリット

オールシーズンタイヤのメリットは突然の雪でも慌てないですみます。冬だからといってタイヤを交換する必要がありません。その分タイヤ交換にかかる工賃が抑えられます。オールシーズンタイヤは1年中装着しているので保管場所が必要ありません。

高速道路などでチェーンを装着していない車が走行できなくなる規制などにかかることがありません。一方で、デメリットとしては雪道は走行できますが、凍結した路面での走行はできません。一般のタイヤと比べると極端に低燃費とまでは言えません。タイヤと路面とのグリップ性能に少し不安が残ります。

また、雪道と夏の暑い乾いた道路の両方に対応しているのでタイヤの寿命にも少し、疑問があります。

ラジアルタイヤとは

タイヤの構造は、大きく分けると、路面に接地するトレッド部と、タイヤの芯となるゴムの繊維(カーカス部)から構成されています。ラジアルタイヤの構造はトレッド面の補強のために進行方向に対して90度の角度でワイヤーが巻かれています。タイヤを横から見ると、中心から放射状にカーカスが伸びています。

そのため、放射状という意味の「ラジアル」タイヤと呼ばれています。

また、ラジアルタイヤの寿命は3から4年と聞いていますが、本当でしょうか。ラジアルタイヤに限らず、タイヤの寿命は使われている環境や走行距離によって違ってきますので、一概にタイヤの寿命が何年と言えません。何年経ってもタイヤのゴムが硬化していなければ寿命は長くなります。

バイアスタイヤとは

では、バイアスタイヤとはどんなタイヤなのでしょうか。バイアスタイヤは簡単にいいますと、ゴムの繊維(カーカス)を、層ごとにクロスさせて重ねていく構造になっています。それをナイロン製のブレーカーで締め付けています。タイヤを横からみると、カーカスが斜めに配置しているのでバイアスタイヤと呼ばれています。

乗り心地を重視する普通車に使用されているラジアルタイヤに比べて、バイアスタイヤは耐久性が求められる大型車などに使用されています。またバイアスタイヤはラジアルタイヤより柔らかいゴムを使用しているので、タイヤの寿命も長くなると言えます。

ただ、他項でもお話しましたが、走行時の環境や、紫外線の影響によりゴムの硬化が進んでいればバイアスタイヤやラジアルタイヤに限らず、タイヤの寿命も短くなります。

次に、バイアスタイヤとラジアルタイヤのメリットとデメリットについて簡単に触れて見ます。

ラジアルタイヤのメリット・デメリット

ラジアルタイヤのメリットはタイヤの構造上からタイヤのたわみが小さく、タイヤが路面を転がるときに、路面から進行方向と反対向きにタイヤが受ける転がり抵抗が小さくなります。その分タイヤがよく転がることで燃費が抑えられます。

また、タイヤに巻かれたワイヤーがクッションの役割となり、柔軟性や乗り心地をよくします。さらに、ワイヤーにより、トレッド面の変形を抑えることができるので安定に走行ができます。

一方、デメリットとしてはタイヤのトレッド面を重視しているので、タイヤのサイドウォール部分は衝撃や縁石でタイヤを擦ったりするなどのダメージに弱くなります。ラジアルタイヤのサイドウォール部分は寿命が短いと言えます。

バイアスタイヤのメリット・デメリット

バイアスタイヤのメリットは荷重に対して強いので、たくさんの荷物乗せても、タイヤが変形しないで安全に走行できます。また、衝撃吸収に優れているためデコボコなどの悪路でも強い衝撃も受けないで比較的安定して走れます。

一方、バイアスタイヤのデメリットとしては、横向きに働く力に弱く、タイヤが変形しやすく、コーナリングにおけるグリップ力が低下します。

スタッドレスタイヤはどうして雪道に強いの?

スタッドレスタイヤの寿命について説明する前に何故、スタッドレスタイヤは雪道に強いのかなどスタッドレスタイヤの構造について触れます。スタッドレスタイヤが開発される前には、スノータイヤやウインタータイヤと呼ばれるタイヤがありましたが、深い雪道などではチェーンとの併用で使用されていました。

その後、タイヤに金属のピンを打ち込んだスパイクタイヤが開発されました。そのスパイクタイヤは雪道などに素晴らしい効果を発揮しましたが、雪道ではない道路を走行すると、道路にキズをつけてしまう問題が発生しました。

その代わりに開発されたのが、タイヤに金属製の鋲などが打ち込まれていないスタッドレスタイヤです。では、金属製の鋲がないのに何故、雪道などに強いのか次項でお話します。

スタッドレスタイヤの特徴

スタッドレスタイヤと一般的なタイヤとの大きな違いは、雪道や凍結した路面でも、走る、曲がる、止まるといったクルマの基本要素がしっかり保たれるように低温でも硬くなりにくいゴムを採用していることです。また、雪道以外の道路を走行しても、道路にキズをつけることなく、通常の運転操作できます。

スタッドレスタイヤの構造をみてみますと、タイヤと路面が接触するトレッド部分に大きく深いブロックが設けられています。そのブロックには加工された多くの切れ込みが刻まれています。そのブロックによって雪を踏み固め、ブロックの角で雪をひっかく構造になっています。

優れているこのエッジ効果

この角(エッジ効果)によって、雪道や凍結した路面でも車の駆動力や制動力が落ちることなく走行できます。また、交差点近くなどの走行車両が多い場所で、発進と停車が繰り返されることで氷表面がつるつるになるミラーバーンにもしっかり対応してくれます。

スタッドレスタイヤとチェーンとの違い

スタッドレスタイヤとチェーンとの違いについて触れます。そもそもチェーンとはなんでしょうか。雪道などを走行できるようになるタイヤに巻く金属と思っている人が多いと思います。ではチェーンは金属だけでしょうか。チェーンには金属チェーンと非金属チェーンがあります。

金属チェーンとは鉄などの金属で作られているチェーンのことです。比較的安く手に入りますが、車を移動させたりしなければ装着できないなど取り付けに手間がかかります。

一方、ゴムやウレタン樹脂などでできているチェーンはスタッドレスタイヤよりは安く購入できますが、金属チェーンと比較すると値段的には高くなります。しかし、車の移動もなくワンタッチで簡単に取り付けることができます。

また、錆などにより、寿命が短くなる金属チェーンよりゴムやウレタン樹脂で作られたチェーンの方が寿命は長くなります。

次項でスタッドレスタイヤとチェーンとの違いについてお話します。

スタッドレスタイヤとチェーンは別物

スタッドレスタイヤとチェーンとの違いはまず、氷上性能はスタッドレスタイヤよりもチェーンの方が優れています。また、坂のある雪道での走行ではスタッドレスタイヤの方が安定した走りができます。

雪道ではない乾いた道路では違いが歴然です。スタッドレスタイヤは走行可能ですが、チェーンを装着した車は原則的には走行できません。

また、チェーン装着した車とスタッドレスタイヤとでは乗り心地が全然違います。さらに、スタッドレスタイヤでは比較的高速でも走れますが、チェーンを装着した車は低速運転になります。

また、チェーンは使用していない時には保管する場所が必要になりますが、スタッドレスタイヤは保管場所を確保する必要がありません。

以上のように見ていくとスタッドレスタイヤとチェーンは別物と考えられます。

スタッドレスタイヤの寿命

一般的には寿命が3年ほどと言われています。本当に寿命が3年なのでしょうか。雪道や凍結した路面でも車を安全に走行できる、冬タイヤの定番スタッドレスタイヤの寿命について触れて見ます。

スタッドレスタイヤの年数による寿命

スタッドレスタイヤは使用年数で寿命がわかるのでしょうか。スタッドレスタイヤに限らず、タイヤはゴムで構成されているため、使用していなくても年数によってゴムの劣化が進みます。ゴムが劣化することはタイヤの性能が悪くなることになります。

結果としてタイヤの寿命を短くすることになります。また、スタッドレスタイヤは雪道での路面とのグリップ力をあげるため通常のタイヤよりも柔らかいゴムを使用しています。ゴムの性質上、年数と共に、ゴムは硬化していきます。

なので、スタッドレスタイヤの寿命を知るには年数も大きく影響すると考えるべきです。

走行距離と寿命の関係

ここでは走行距離と寿命の関係について触れて見ます。スタッドレスタイヤに限らず、タイヤを構成しているゴムは年数と共に劣化していきます。当然、タイヤを使えば使うほどタイヤの摩耗が激しくなって、ゴムの劣化を進行させます。よって走行距離はスタッドレスタイヤの寿命を知る上で欠かすことができない条件と言えます。

寿命の見分け方

スタッドレスタイヤの寿命の見分け方にはいくつかポイントがあります。タイヤの溝の状態、ゴムの柔軟性の確認がスタッドレスタイヤの寿命を知る上で大事なポイントです。次項でそのことについて詳しくみていきます。

スタッドレスタイヤの溝の深さで寿命がわかる

スタッドレスタイヤの溝の深さで寿命がわかるのでしょうか。スタッドレスタイヤの溝の深さは雪道や凍結した場所を走るため欠かすことができないスタッドレスタイヤ最大の特徴です。溝の深さが摩耗により浅くなるとスタッドレスタイヤ使命である雪道や凍結した場所を安全に走ることができなくなります。

そのスタッドレスタイヤの溝の深さが新品の時から50%ほどになったらスタッドレスタイヤの寿命と考えることが安全走行の上で大事な判断になります。

新品の時から50%と言われてもタイヤの専門家ではない人にはわかりにくと思います。そこでポイントとなるのが、タイヤの溝に埋め込まれているタイヤの溝の深さが50%以上摩耗してくると現れるプラットホームというものです。

このプラットホームの露出を定期的に確認することで、スタッドレスタイヤの寿命を知ることができます。

スタッドレスタイヤの硬さは寿命に影響?

スタッドレスタイヤの硬さは寿命に影響するのでしょうか。スタッドレスタイヤの寿命としてゴムの劣化があります。そのゴムの劣化の目安となるのがゴムの硬さになります。スタッドレスタイヤの硬さを知ることが寿命を知ることになります。その硬さは見た目ではもちろん、手で触れただけではわかりません。

その硬さの測定はタイヤ専門店に行けば簡単なゲージを使って測定してもらえますので、そろそろ寿命かなと、思ったら測定にでかけましょう。自分が乗っているタイヤの寿命を知ることは安全に走行する上でとても大事なことです。

スタッドレスタイヤの通年使用?

スタッドレスタイヤの通年使用は問題ないのでしょうか。冬用のタイヤであるスタッドレスタイヤを夏などの通年にわたって使用しても大丈夫なのでしょうか。スタッドレスタイヤは雪道や凍結した路面によく馴染むように通常のタイヤより柔らかいゴムを使用しています。

その関係から、夏場などの暑い時に使用すると摩耗が激しくなり、寿命が短くなります。また、スタッドレスタイヤは構造上から雨などをよく排水してくれますので雨天時の運転には適していると言えます。

ただ、コーナリングなどでは通常のタイヤよりもグリップ力などの性能が落ちるので、注意が必要になります。スタッドレスタイヤの使用はゴムの劣化が進み結果として、タイヤの寿命を短くすることに成りかねない夏場での使用は避けることが望ましいし、また、タイヤの寿命を長くすることにもなります。

スタッドレスタイヤを夏に使用しても寿命に問題はないの

スタッドレスタイヤを暑い夏に使用しても寿命に問題はないのでしょうか。そもそもスタッドレスタイヤは雪道や凍結した路面を走行する目的で開発されたタイヤです。そのスタッドレスタイヤを夏に使用しても寿命に問題はないのでしょうか。

スタッドの機能が薄れてきて、雪道や凍結した路面での走行ができなくなったスタッドレスタイヤを夏に使用するどんなことが起きるのでしょうか。スタッドレスタイヤは一般的なタイヤに比べると制動性能が劣ります。そのためブレーキをかけてから車が止まるまでの制動距離が長くなります。

詳しくは次項でお話します。

制動距離の比較

夏タイヤと冬タイヤと言われているスタッドレスタイヤの制動距離を比較してみると、時速80Kmの車がブレーキをかけて止まるまでの距離を乾いた路面と濡れた路面で比較した結果、夏タイヤが乾いた路面での制動距離が18.8m程に対してスタッドレスタイヤでは24.5mと長くなります。

また、濡れた路面では夏タイヤが19.4mに対してスタッドレスタイヤでは36.2mとなる実験結果があります。この実験結果からスタッドレスタイヤを夏の時期に使用することは交通事故などのリスクが高くなることがわかります。

ではなぜ、スタッドレスタイヤを夏に使用すると制動距離が長くなるのかを次項でお話します。

何故、制動距離が違うのか

スタッドレスタイヤは氷上性能をアップするために、タイヤのブロックごとに細かな切り込みがたくさん入っています。これはタイヤが雪道や凍結した路面に接触した時に路面にできる薄い水の膜の上で滑らないようにするためです。

この細かな切り込みが濡れた路面では滑りやすくなってしまい制動距離が長くなっています。雪道や凍結した路面では優れた効果を発揮する切り込みですが、濡れた路面ではマイナス効果が働いてしまいます。

また、乾いた路面でもスタッドレスタイヤの特徴である柔らかいゴム質がタイヤと路面の接触抵抗を小さくしてしまい、結果タイヤが滑りやすくなって制動距離が長くなります。

メーカー別のスタッドレスタイヤ寿命比較

ここまで、スタッドレスタイヤ寿命についてお話してきました。ここからは各メーカ毎の寿命について触れていきます。国内の2大メーカーと言われている中のブリヂストン、ヨコハマとフランスのタイヤ・メーカーミシュラン社のスタッドレスタイヤの寿命について比較してみます。

ブリヂストン

ブリヂストンのスタッドレスタイヤの寿命を判断するポイントについてお話をしていきます。寿命を迎えたスタッドレスタイヤは、雪道や凍結した路面を安全に走行できなくなることはもちろんですが、雪道ではない普通の路面でも安全に走行することができなくなるので交換が必要です。

寿命の目安となるスタッドレスタイヤの溝

そこで、スタッドレスタイヤの寿命を判断するポイントについて触れます。まず、スタッドレスタイヤの溝です。寿命に関する一番大事なのが溝の深さになります。ブリヂストンの場合はスタッドレスタイヤの寿命は残り溝の深さが1.6mmまでとなっています。スタッドレスタイヤの溝が1.6mmになったらタイヤの寿命と考えるべきです。

この1.6mmよりも溝が浅くなってしまったらスタッドレスタイヤに限らず、タイヤの寿命と判断します。しかし、この1.6mmという数字は寿命を知る上の目安であって、1.6mmになるまで、スタッドレスタイヤが雪道や凍結した路面に優れた性能を発揮し続けられるかもは一概には言えません。

スタッドレスタイヤの摩耗と寿命

もう一つのスタッドレスタイヤの寿命の判断に大事なのが、スタッドレスタイヤが新品時から50%摩耗した時になります。この50%はタイヤの専門的な知識がない人にはわかりにくいので、摩耗の目安となるのがブロックとブロックの間の溝にあるプラットホームと呼ぶ突起になります。

この突起が現れることはスタッドレスタイヤの摩耗が50%になったことを知らせています。また、タイヤの寿命のサインでもあります。ブリヂストンのスタッドレスタイヤは発泡ゴムを使用しているので、摩耗を補う気泡により、雪道や凍結した路面を安全に走行できる性能が低下しにくい特徴があります。

しかし、前項でお話したような溝になってしまったら、スタッドレスタイヤが本来持っている性能を期待することができなくなって、スタッドレスタイヤの寿命により交換となります。もちろん、スタッドレスタイヤの性能が必要ない普通の路面でも走行しない判断が重要と考えます。

ミシュラン

ミシュランのスタッドレスタイヤは雪道や凍結した路面を安全に走行できる性能が高いと評判です。特に、「J.D.パワー アジア・パシフィック」の日本冬用タイヤは満足度が高く、北海道をはじめ、極寒地での使用が多く見られます。

まずはミシュランのスタッドレスタイヤのテクノロジーについて触れます。

ミシュランのスタッドレスタイヤの性能

ミシュランのスタッドレスタイヤには北海道をはじめ、日本独特の雪質を意識して開発したスタッドレスタイヤがあります。スタッドレスタイヤが、雪道や凍結した路面と強く接触するグリップ力を得るにはタイヤ表面の柔軟性が必要です。

一方で、乾いた道路を走るにはある程度のスタッドレスタイヤ内部の剛性が必要になります。この両方を備えたのがミシュランが開発したスタッドレスタイヤになります。このスタッドレスタイヤの評価は分かれます。

雪道や凍結した路面と乾いた道路の走行性能を備えている分、気温が下がっているアイスバーンなどの過酷な道でのグリップ力を疑問に感じている人と雪道だけではなく、普通の乾いた道路も安心して走れるのがいいと評価する人もいます。

ミシュランのスタッドレスタイヤの寿命

ここではミシュランのスタッドレスタイヤの寿命についてみていきます。レガシィツーリングワゴンBP5の車にミシュランのスタッドレスタイヤを装着した人の話によると、あまり、雪が降らない地域に住んでいて、走行距離が2年で2万kmほど走っていますが、それでも、まだ、タイヤの寿命を感じるにはほど遠い走りをしてくれるので、寿命は長いと思います。

また、キューブにミシュランのスタッドレスタイヤを装着した人の話によると、雪道や凍結した路面ではスタッドレスタイヤの性能が十分発揮できていて、乾いた道路でも夏タイヤと同じような走りに満足しています。もちろんタイヤの寿命についても高く評価しています。

ヨコハマのスタッドレスタイヤの性能

ヨコハマのスタッドレスタイヤの性能について触れます。ヨコハマのスタッドレスタイヤは氷上性能、耐久性、省エネ度などの性能に優れています。その優れた性能について詳しく見ていきます。まず、氷上性能ですが、タイヤが雪道や凍結した道路を走行すると、タイヤと路面との間の摩擦熱によって目には見えないミクロの水膜が発生します。

この水膜は少ないほど、安定して走行できます。ヨコハマのスタッドレスタイヤにはその水膜を効率的に除去してくるゴムを使用しているので、タイヤと路面がしっかり接地できることになり、雪道や凍結した道路でも安定した走行ができます。

次項で、耐久性についてお話します。

耐久性

一般的なゴムは低温時には硬くなります。この硬さにより、氷表面の凸凹の隙間が埋められずタイヤと路面との間がしっかり密着しないので、雪道や凍結した道路での性能が落ちてしまいます。

ヨコハマのスタッドレスタイヤは低温でも柔らかさが確保できるゴムを使用することで、氷表面の凸凹の隙間を埋めてタイヤと路面との接地面積が確保できます。

最後に、省エネ度について触れて見ます。一般的なスタッドレスタイヤは雪道や凍結した路面を走行すると、燃費がガクッと落ちる弱点がありました。ヨコハマのスタッドレスタイヤは低発熱ベースゴムを使用しているので、雪道や凍結した路面でのエネルギーロスを最小限に抑えることができる省エネ性が高いタイヤです。

ヨコハマのスタッドレスタイヤの寿命

ヨコハマのスタッドレスタイヤは氷上性能、耐久性、省エネ度などの性能がいいことはわかりました。ではスタッドレスタイヤの寿命はどうなのでしょうか。スタッドレスタイヤをはじめ、タイヤはゴムで構成されています。このゴムの劣化により、タイヤひび割れなどが発生します。

そのひび割れが進行すると安全に走行できなくなる可能性が高くなるため、タイヤの寿命と考えられます。

しかし、ヨコハマのスタッドレスタイヤに使用されているゴムはゴムの劣化につながるゴムの硬化がしにくい素材を使用しているので、スタッドレスタイヤ自体の寿命も長くなると考えられます。

グリップ力に優れたおすすめのスタッドレスタイヤ

BLIZZAK VRX 195/65R15 91Q

このブリヂストンのスタッドレスタイヤは北海道をはじめ、雪国地方に人気があります。特徴としてはタイヤの内部にアクティブ発泡ゴムを使用していることで、タイヤと路面の間にあるできる、水膜を除去し滑りにくくして、タイヤと路面のグリップ力を強めています。

その強いグリップ力で制動距離も一般的なスタッドレスタイヤより短くなっています。寿命に関しても高い評価を得ているスタッドレスタイヤです。

今回、スタッドレスタイヤの更新にあたり色んなショップで見積もりして頂いたが良い製品の為どこも8万〜10万円と高額でした!試しにamazonで確認してみたらビックリ価格!何かあるのではと調べてみたのですが特に問題なかったので購入!※製造年周と国産生産の指定がなかったのが不安でした(汗)今回4本購入して全部国産生産で製造年周15年40周(10月)2本15年41周(10月)2本でした!製品にも傷等も無く、噓偽りない非常に良い製品で大満足でした!タイヤ組み替え・バランスは自分でやってレンタル設備で3000円と格安!もうニヤニヤが止まりません!夏タイヤもamazonで購入検討します。

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4年の寿命が魅力のスタッドレスタイヤ

iceGUARD5 PLUS アイスガード5プラス

こちらのヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤは「スーパー吸水ゴム」という素材を使用することで、雪道はもちろんのこと、凍結した路面に対しても優れた性能を発揮します。また、通常のスタッドレスタイヤの寿命が3年程に対してこのスタッドレスタイヤは4年程と寿命が長いのが特徴です。

また、長い寿命に加えて、燃費性能もよく、コストパフォーマンスの高いタイヤと言えます。

プレマシーにBSのレボGZを4年間履き続け、そろそろトレッドの溝が浅くなってきたので一度BS以外で良さそうなタイヤを履いてみようと思い、こちらのアイスガードを購入しました。履き換えて約1ケ月の感想は、①BSよりタイヤノイズが小さくなりました。②転がり性能が良いのか、BSと比べると惰性走行でスピードがあまり落ちません。③お陰で、BSでは燃費が平均12km/ℓだったのが、平均12.5~12.7Km/ℓと僅かに良くなりました。④乾燥路面のグリップ力はサマータイヤより少し弱い(強めのカーブで少し外にふくらむ)程度で、スポーティーな走りをしない限り、心配のない範囲内と思います。肝心の雪上走行は、一度だけシャーベット状の路面を走っただけですが、普段どおりのグリップ力を維持していて、滑る感じはありませんでした。私個人的には、良いタイヤを購入出来たと満足しています。

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ハンドリングの性能が高いおすすめのスタッドレスタイヤ

ICE NAVI 6 アイスナビ シックス

こちらのグッドイヤーのスタッドレスタイヤは氷上・雪上・ドライ・ウェット路面でのハンドリング要素を考慮して開発されています。カップリング剤と撥水シリカにより、ウェット路面への密着度を高め、 ウェットグリップ性能を向上させています。

また、タイヤに使用しているゴムも摩耗に強い素材を入れることにより、ゴムの摩耗が抑えられることはゴムの寿命が長くなり、結果としてタイヤの寿命を伸ばしています。

この値段でグッドイヤーアイスナビは納得。商品も直ぐに届き、履き替えましたが全く問題なし、ゴムも大変柔らかいです。早く雪道を走りたい。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B0%E3%83%83%E3%83%89%E3%8... |

寿命が長いおすすめのスタッドレスタイヤ

こちらのダンロップのスタッドレスタイヤは「超密着ナノフィットゴム」というゴム素材を使用しているのが最大の特徴です。このゴムにより、ゴム全体の剛性を残したまま、路面に接触する部分は柔らかいため、タイヤと路面が密着するグリップ力を高めています。

また、長い年数の使用や、長い距離を走行してもタイヤが摩耗しにくいのも大きな特徴です。さらに、軟化剤を使用していることで、タイヤと路面との接触性能の寿命も長くなります。

スタッドレスタイヤで雪道を楽しみましょう!

タイヤの構造、種類、原材料、特性、空気圧、寿命などタイヤの一般的な知識や冬用タイヤとして人気のスタッドレスタイヤの構造、性能、寿命、雪道や凍結した路面での走行ができる理由などの情報をお届けしてきましたが、いかがだったでしょうか。スタッドレスタイヤのことが理解できたでしょうか。

スタッドレスタイヤといってもメーカも色々ありますし、寿命も様々です。また、構造やゴムの素材の違いなどもあることがわかったと思います。その違いにより、タイヤのグリップ性能、制動距離などに影響がでることもわかっていただけたと思います。

今回お話したことを参考に自分の車にあったスタッドレスタイヤを選んで雪道を楽しく安全に楽しみましょう。

初回公開日:2017年09月01日

記載されている内容は2017年09月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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