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タイヤ交換時のインパクトレンチ紹介とインパクトレンチの使い方

初回公開日:2017年09月15日

更新日:2020年03月14日

記載されている内容は2017年09月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

タイヤ交換をする時に手で行っていると本当に疲れます。こんな時に「機械で簡単にホイールナットがはずせたら」と感じていたら、インパクトレンチの購入を検討してみましょう。インパクトレンチの種類とその使い方をご紹介していきます。

タイヤ交換時のインパクトレンチ紹介とインパクトレンチの使い方

タイヤ交換時のインパクトレンチ紹介

タイヤ交換を自分でする方は「タイヤショップで使っているインパクトレンチが自宅にあれば楽でいいのに」と思った方は多いのではないでしょうか。ここでは、インパクトレンチの種類から、その使い方までご紹介していきます。

インパクトレンチとは

人間はそもそも動力源としては、非常に貧弱であることはご存知でしょう。タイヤ交換する時に、ホイールナットを回す時も、1本のタイヤあたり5個のナットが付いているので、1台当たり20個のナットを回して外さないといけないわけです。この仕事を機械の力で出来たらどんなに楽な事でしょうか。そのツールがインパクトレンチです。

主に空気の力で動くエアーツールと、電気の力で動く電動ツールとがあります。インパクトの意味は「打撃」を意味します。インパクトレンチの機構の中には、ハンマーと同じ原理の作用が起きており、回転運動と共に打撃を加えることにより、より多くの力を出すことが出来ます。野球やゴルフの打撃と同じ原理です。

例えば、硬くて回らないボルトにレンチをかけてハンマーで叩くと、意外に簡単に回る事があります。この原理がインパクトレンチなのです。

おすすめ

インパクトレンチには、エアーツールと電動ツールがあるというお話をしました。エアーツールというのは、空気の力で動かす道具ですので、エアーコンプレッサーが無いと使用することが出来ません。しかし電動ツールであれば、ご自宅の100V電源は勿論、コードレスで充電式の物や、車の12Vのバッテリーで動くものまであります。

タイヤ交換をするのは、夏用タイヤとスタッドレスタイヤに交換する時と、不意なタイヤパンクの時に路上でタイヤ交換をしなければならない時などではないでしょうか。インパクトレンチを車のトランクに1個忍ばせておけば、不意なパンクの時でも大きな助けとなるでしょう。

この場合は、後でご紹介するシガーソケットタイプが非常に便利でしょう。ただし、コードが邪魔になる事があるので、コードレスタイプがさらにおすすめです。それぞれインパクトレンチには一長一短がありますので、自分の使用環境に合わせた物を選ぶと良いでしょう。

マキタ

数多くのメーカーからインパクトレンチが出ていますが、マキタの電動工具はホームセンターでも手に入りやすく、又営業所の数も多いので、故障した時の対応が非常に良いです。マキタのインパクトレンチは、充電式の先駆的モデルです。他社より早くリチウムイオンバッテリーを採用しました。

14・4vのリチウムイオンバッテリーのインパクトレンチは、調子が良いと評判で、遅れて登場した松下や、日立製をシェアで大きく引き離しています。バッテリーの重量は、日立製のほうが軽いかでしょう。性能も、今は何処のメーカーも同等レベルですが、電動工具の消耗品のモーター、スイッチ、ブラシホルダーの手に入りやすいのはマキタでしょう。(最近はブラシレスも登場している)

ただし、DYI用で売っているものは、バッテリーの能力が非常に低いです。いざタイヤ交換しようと使用して、バッテリーの容量不足で4本のタイヤを外す前に、バッテリー切れになることもあります。安物はその価格以上にパフォーマンスも低い事を忘れないでください。

100V

100V用のインパクトレンチは、コード付きとコードレスと2種類あります。家庭用コンセントで、手軽に利用できるコード付きは、充電の心配が無いので、いつでも使う事が出来ます。タイヤ交換する時は、車の周りを回るので、どうしても長いコードが必要になります。ですから延長コードが必要になる事があります。

コードレスなら充電しておけば、いつでもどこでも使うことが出来ます。タイヤ交換で車の周りを回っても、コードに足を取られたりする心配もありません。しかし充電が不十分ですと、使用中に使えなくなってしまう不便さもあります。使う前にはフル充電を忘れないようにしましょう。

トルク

トルクとは回す力の事です。インパクトレンチで例えれば、タイヤ交換するときにホイールナットを回す力が強いのは、トルクがあるインパクトレンチという事になります。最近の電動インパクトレンチには、トルク調整機能付きもあり、締め付けトルクを変えることが出来る優れものです。

一般的に、乗用車のタイヤに止めてあるナットは105N・mで締め付けてあるので、緩めるときは、それ以上のパワーのインパクトレンチであれば問題ありません。今は、380N・mなどの高出力の物もあるので、自分の好みで選ぶことが出来ます。

ハイラックスやレクサスなどは、ホイールナットが高トルクで締め付けられているので、パワーのあるものが良いでしょう。ご自身の車の規定トルクを知りたいときは、ディーラーに問い合わせてきましょう。

電動

電動インパクトレンチは、車のタイヤを交換するのに、今や主流になりつつあると言っても良いでしょう。一昔前であれば、電動はトルクが無く、使い物になりませんでした。ホイールナットは105N・mで止まっているので、タイヤ交換するときに手で回した方が早いほどでした。

しかし、今はリチウムイオンバッテリーの登場で高トルクを出せ、しかも軽量で扱いやすいものが出ています。勿論、今でもエアー式の方が高トルクが出せるのは言うまでもありません。しかし、一般家庭においてタイヤ交換するのであれば、電動のインパクトレンチで十分すぎる性能を持っています。

12V

12Vと言えば、車のバッテリーの電圧です。この電気を使って、インパクトレンチを回すことが出来る商品です。12Vのコードレスインパクトレンチは、商品数はあまり多くありません。殆どは、14.4Vのリチウムイオンバッテリーのインパクトレンチとなります。12Vは、電動ドリルドライバーに多く設定があり、これでタイヤ交換するには無理があるでしょう。

やはり、12Vで探すとなると、シガーソケットのインパクトレンチとなるでしょう。しかし、12vではSUVなどは大きなトルクで締められている車種もあり、タイヤ交換の際役に立たない事もありますので、ご自身の車を確認した方が良いでしょう。

シガーソケット

タイヤ交換するときに、車のトランクからすぐに取り出せて、しかも車の電源で使用できるインパクトレンチであれば非常に便利です。しかし、車の12V電源でタイヤ交換できるか非常に不安になるところです。しかし、今のインパクトレンチは、そんな心配はありません。しっかりとしたトルクがあり、車のタイヤ交換も苦労することなく出来ます。

シガーソケットが電源ですから、不意なパンクでスペアタイヤと交換しなければならないときも非常に重宝する事でしょう。しかし、ランクルやレクサスなどは、高トルクでホイールナットが締め付けられているので、シガーソケットタイプでは力不足になるでしょう。

アストロプロダクツ

アストロプロダクツは、ツール専門のお店です。実店舗もありますが、ネット通販も盛んに行っているお店です。

ここのHPは、工具に興味のある方なら見ているだけでも飽きないHPです。プロ仕様の工具が多く、クオリティーも非常に高いです。ここで扱っているインパクトレンチは、電動だと18Vのインパクトレンチを扱っています。非常にパワフルなので、タイヤ交換に使用する時、固着したナットなど簡単に外すことが出来るでしょう。

また、改良を重ね非常に軽量にできているため、扱いも楽に行えるようになっています。

アダプター

インパクトレンチにソケットを差し込むときは、ラチェットレンチのソケットは使用できません。それはインパクトレンチは、非常に強い打撃が加わるので、ラチェット用のソケットでは割れてしまうからです。そのため、インパクトレンチ専用のソケットを使用しなければなりません。

インパクトレンチ用で、ソケットをインパクトレンチに取り付けるときは、ソケットを取り付けた後に、棒を穴に貫通させてOリングで固定します。しかし、インパクトレンチにワンタッチでソケットを取り付ける事が、使用用途によって起きることがあります。その為に、このアダプターを使えば、ソケットがワンタッチで取り付け出来ます。

しかし、これを付けると通常のソケットも装着できるようになるため、間違った使い方をしないように注意が必要です。基本、インパクトレンチは、タイヤ交換の時以外使用しないようにする方が良いでしょう。

タイヤ交換時のインパクトレンチの使い方

注意

通常、クロスレンチ等ででタイヤ交換するときは、ジャッキアップする前にホイールナットを軽く緩める必要があります。しかし、インパクトレンチを使えば、ジャッキアップしてタイヤが空回りする状態でも、強い打撃によりナットを緩めることが出来ます。

それ故に、緩めるときには非常に有効ですが、締めるときは不用意に打撃を加えすぎると、ボルトが破損する恐れがります。インパクトレンチは、独特な打撃音「ダッダッダッダッ」と共に振動があります。この打撃音を長い間鳴らしていても外れないときは、ボルトが折れてしまう事もありますので、あまり長く打撃を加えないようにしましょう。

直ぐに外れないときは、クロスレンチを手で回した方が緩む事があります。

タイヤ交換をインパクトレンチで行う手順

タイヤ交換するときの手順です。

1.平らな地面の堅い場所で必ず作業してください。
2.ジャッキアップは所定の場所にかけて、作業してください。
3.必ずリジットラック(馬)を使って、車の転落防止の処置をしてから作業してください。

インパクトレンチは、タイヤが空回りしても使える非常に優れた道具です。しかし使い方を間違えると、思わぬ事故につながりますので注意してください。使い方は、レバーを引くと回るようになっています。しっかりとナットにソケットを差し込んでください。

ナットのサイズを確認して、ソケットを選ぶようにしてください。間違ったサイズを使用すると、破損やナットとソケットが噛みこみ、外れなくなりますので注意が必要です。1回で緩めるのではなく、何回かに分けてレバーを引いてナットを緩めるようにすると使いやすいです。

反対に締めるときは、手でナットを締め込んでから、インパクトレンチで軽く締めこみましょう。打撃音が2,3回程度で十分です。長くインパクトレンチで締めると、固く閉まってしまい、規定以上のトルクになり、ボルトを破損させる事がありますので、注意が必要です。全てのナットを締め終わったら、手で必ず増し締めするようにして下さい。

インパクトレンチだと、締め方にばらつきが出てしまいます。トルクレンチがあれば、既定のトルクで締める事が望ましいでしょう。普通自動車は105N・m、軽自動車は90N・mこれは一般的な値です。ご自分の車の取扱説明書を確認してみてください。また、中古車で購入して取扱説明書が無い場合は、ディーラーに確認すると教えてくれます。

正しい使い方をすれば非常に便利

インパクトレンチに限らず、道具というものは人間の持つ力を何倍にも高めてくれる優れものです。正しく使えば、作業能率アップは言うまでもなく、肉体的にも非常に楽になります。タイヤ交換のように、重労働の作業は敬遠されがちですが、インパクトレンチのような効率のよい工具を使う事により時間短縮と、労力の低減につながります。

インパクトレンチの価格はピンキリですが、安いものはそれ以上にパフォーマンスが低いのが現実ですので、ケチらないことが長く壊れずに使うコツでしょう。是非インパクトレンチを購入して、楽しいカーライフの充実に役立ててください。

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