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アドレスV125のオイル交換方法・交換時期・費用|スズキ

更新日:2024年08月06日

アドレスV125のオイル交換のやり方、必要な物についてご紹介して参ります。プロに頼めば間違いはないですが、慣れれば素人でもできる簡単な作業です。ぜひ愛車のアドレスV125のオイル交換をやってみましょう。そうすれば、より一層自分のバイクに愛着が湧くでしょう。

アドレスV125のオイル交換方法・交換時期・費用|スズキ

スズキ製「アドレスV125」オイル交換のやり方

今回は、「アドレスV125」というスズキ製の125CCバイクのオイルの交換について詳しくご説明いたします。まずはじめに、バイクに関するオイルについてですが、こちらはエンジン内のギアやパーツをスムーズに動かせるために用いる、いわば潤滑剤です。乗りっぱなしでは、オイルが劣化して真っ黒になりますので、定期的にオイル交換が必要となります。

●エンジンオイル
●フォークオイル

今回は、以上のオイル交換について述べて参ります。

スズキ製の純正オイルが1番良い!

昨今は、ケミカルの種類も豊富で、オイル専門のメーカーも多く存在します。どういったオイルがアドレスV125に適しているのでしょうか。

オイルの最高峰に「モチュール」「ワコーズ」というメーカーがあります。オイルに特化したブランドですので、高品質な商品を多数取り揃えています。ですが、こちらのメーカーのオイルは性能が高いため高価です。街中で乗る範囲では性能を持て余してしまうでしょう。

アドレスV125のオイルの交換へは、「エクスター タイプ04 MA 」というスズキ製の純正オイルが良いでしょう。入手も簡単ですのでホームセンターやネットから安く購入できます。

フォークオイルも頻繁に換えるの?

アドレスV125には、エンジン以外にもオイルの交換が必要な箇所に「フォーク」という部分があります。正式には、「フロントフォーク」といいます。つまり、前輪タイヤを挟む2本の棒状の物がフロントフォークです。これにはクッション性を保つため、「テレスコピック」という型式で作られています。その金属同士が柔軟なクッションを得て、スムーズな動きをするためにフロントフォークの内部にフォークオイルを入れます。

フォークオイルも経年で汚れますが、熱の影響が少ないため、エンジオイルほど頻繁に交換する必要はありません。1年に1度や約10,000㎞の交換で十分です。スズキ製の純正フォークオイルがありますのでそちらを使いましょう。

適切なエンジンオイル交換の時期ってどれくらい?

アドレスV125のオイルの交換時期についてご説明いたします。その前にオイル用途のご説明をしましょう。オイルとは細かい金属パーツでできたエンジンを潤滑するための油分です。たとえば、家庭でフライパンを使って食材を焼く場合、油をひかずに焼くと食材はすぐに焦げ付いてしまします。ですが、油をひくことで食材は焦げ付かずに焼くことができます。

つまり、エンジン内を焼き付かせないためのケミカル用品です。オイルを入れずに走行すれば、あっという間にエンジンが壊れてしまいます。そして、エンジンオイルは交換作業をしなければいけません。なぜなら、オイルはエンジンの熱によって日々劣化していく物です。

エンジンオイルは何ヶ月で換えたらいいの?

アドレスV125のオイル交換をする適切な時期について述べて参ります。期間でいえば、約6か月でオイル交換することが望ましいでしょう。ですが、これには条件があります。先に述べたようにオイルは劣化する物です。アドレスV125にどれくらいの頻度で乗るかによっても、最適なオイル交換の時期は異なります。

ほとんど乗らない場合でも6か月がオイル交換の目安ですので、頻繁に乗る場合では約3か月に1度のオイル交換をしましょう。または、より分かりやすく具体的な走行距離で最適なオイル交換時期を見きわめることもできますので、次章よりご説明いたします。

どれくらい走ったらオイル交換が必要?

アドレスV125のオイル交換を走行距離で簡単に判断できます。二輪車のオイル交換サイクルは、平均で約3,000㎞といわれます。ですが、実際に3,000㎞を走行したアドレスV125のエンジンオイルを確認すると真っ黒で劣化しているケースがほとんどです。オイルは綺麗であればあるほどエンジンに良い影響を与えますので、おすすめのオイル交換距離は約1,500㎞が良いです。

1,500㎞走った車両でもオイルを確認するとすでに黒いです。黒いということは、エンジン内で発生する汚れをオイルが吸い取っているという状態ですので、時々オイルの状態をレベルゲージで確認して、汚れがひどければ随時早めのオイル交換をしてください。

オイルを交換するときに使う工具とは?

アドレスV125のオイル交換に必要な工具などをご紹介いたします。

①8ミリのメガネレンチ
②14ミリのソケット
③ラチェットハンドル
④オイル処理ボックス

以上がオイル交換時に必要な物です。そして、汚れた廃油は下水に流してはいけません。オイル交換用のオイル処理ボックスという便利な商品が販売されていますので、そこに汚れたオイルを入れて各地域の指定通りに廃棄処分してください。

また、アドレスV125には約900mlのエンジンオイルが入っていますので、地面を汚さないためにも事前の入念な準備が必要です。そして、オイルの交換時は必ずゴム製の手袋をはめましょう。アドレスV125を走行した直後にオイル交換する場合、オイルの温度は70度以上ありますので火傷に注意しましょう。

アドレスV125のオイルフィルターって何?

アドレスV125のオイルの交換をする時期や距離はおわかり頂けたでしょう。バイクには、オイルに含まれた不純物の濾過をするためのフィルターが付いています。このフィルターも消耗品ですので定期的な交換をします。

平均的にいわれる交換サイクルは、エンジンオイルを2回交換するごとにオイルフィルターを1度交換するという頻度で問題ありません。

オイルフィルターはアドレスV125の車体・左側にあります。8ミリのボルト3本で留まっていますので、そのボルトを外すと中にフィルターが入っています。

オイルの交換と同時にOリングも交換する

アドレスV125のオイルフィルターを交換する際、ついでに交換しておくと良い部品があります。それは「Oリング」という部品です。名称の通り、O型の輪です。こちらは、どのような用途なのでしょうか。

バイクは主に金属でできているため、その接合部分からオイルが漏れ出してしまいます。そのオイル漏れを防ぐため、ゴムでパッキングするという利点のある部品です。やはり、こちらも消耗品です。オイルフィルターを交換するたびに新品に換えましょう。オイルフィルターが入っている蓋側と奥側の2か所に大・小のOリングがありますので、忘れずに2つ共交換してください。

アドレスV125のオイルの交換費用はいくら?

アドレスV125のオイル交換時にかかる品と費用をご説明いたします。

<オイル>約1,300円

<オイル処理ボックス>約300円

<オイルフィルター>約500円

<Oリング>約200円

以上がオイル交換時に必要な物です。オイルのみの交換であれば、約1,600円でできます。オイルフィルター関連も交換する時は、約2,300円かかります。

プロに任せるとオイル交換はいくら?

初めての作業や面倒なことをプロに任せることができます。ショップやガソリンスタンドでアドレスV125のオイルを交換してもらう場合の費用はいくらしょうか。

交換に必要な消耗品の費用は前項の通りですが、工賃が発生します。工賃はそのショップにもよりますが、1回で約1500円です。プロがスムーズに行ってくれますので、時間も15分ほどで終わります。急いでいる際やオイルで汚れるのが嫌な場合は、早くて安心ですので良いでしょう。

大事なアドレスV125を長持ちさせよう!

排気量が小さいバイクでもエンジンがある以上オイルは必要です。随時交換をしなければ快適に走る事ができません。素人が行う作業はボルトをなめてしまったり、怪我をする可能性もあります。もし不安がある場合は、プロに任せましょう。そして、バイクを快適に保てば、自然と安全意識も兼ね備えますので一石二鳥です。ぜひ、アドレスV125を大切にしてください。

初回公開日:2017年10月23日

記載されている内容は2017年10月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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