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スズキハスラーのタイヤ交換方法/値段・乗り心地は変わる?

更新日:2024年03月02日

2014年に登場したスズキ「ハスラー」は、軽自動車のクロスオーバーSUVとして人気があるモデルです。軽自動車の中でも大型で、快適な室内空間とアグレッシブな走行性能が魅力の車種です。軽カーの中でもタイヤが大きく、お洒落なドレスアップチューンを楽しむ事もできます。

スズキハスラーのタイヤ交換方法/値段・乗り心地は変わる?

スズキハスラーのタイヤ交換方法

ジャッキアップ位置

ドア下部のジャッキアップポイント

スズキハスラーのジャッキアップ位置は、一般的なスズキ車(や、その他の軽自動車)と同じで、ドア下部の4箇所になります。フックの様な金具があり、純正パンタジャッキを使うとピッタリとフィットし、またわかりやすい形になっていて配慮されています。購入時に付属しているパンタグラフジャッキを活用して、説明書の解説を読んでからジャッキアップを行いましょう。

パンタグラフジャッキが面倒という場合は、油圧式ガレージジャッキでも対応できます。油圧式のポンプタイプジャッキでは、ハスラーの場合最低地上高が「175mm程」のため、ギリギリ入るか入らないか程の高さになります。

もしアスファルトやコンクリート路面で、油圧ポンプによるジャッキアップを行う場合は、念のためジャッキポイントの地上高とポンプの高さを調べてからにしましょう。ジャッキが入らない時はスロープと輪留めを設置して作業するなど、工夫が必要です。ハスラーをジャッキアップする時にはできればガレージジャッキか、油圧パンタジャッキが便利です。

フロアジャッキ・ガレージジャッキポイント

タイヤ交換前にフロアジャッキを使う時は取扱説明書には解説されておらず、あくまでメーカー保証外、自己責任での作業となります。作業を間違えると重大事故の危険性を伴うため、くれぐれも安全面への配慮をした上で作業を行ってください。両輪を一度に持ち上げてリジッドラック(支柱)の上に載せて作業する時に活用します。

車体下部から見て、前方(フロント)を上、後方(リア)を下に見たてた場合、フロント部分は車体中央よりやや左側です。エンジンブロックとシャシーとの接続部品で、この黒い金属部にかけます。4WD車なら、ジャッキポイント脇にプロペラシャフトケースがあり、目印になります。

リア部分は2輪駆動と4輪駆動とでジャッキポイントが異なります。2輪駆動車の場合は、ドライブシャフトケースのパイプにかけます。バンパー下部よりのぞき込むと太いパイプと細いパイプとがありますが、サスペンションと繋がる太いパイプの方にかけます。

4輪駆動車の場合は、ドライブシャフトとプロペラシャフトとの接続部です。ボルトがあるのでジャッキアップ中にぶつからないようにしましょう。もしわからない場合はディーラーで確認する事もできます。

トルク

現行の「ハスラーXターボ」でのトルクは、ネット値「95N・m <9.7kg・m>/ 3,000rpm」となっています。ハスラーXターボはエンジン出力も「47kW<64PS>/6,000rpm」となっており、ハスラーの中でも一番高出力モデルの製品です。軽SUVでのドライブの楽しさを満喫できるモデルで、オフロード走行から高速走行まで自由自在です。

インチアップ

ハスラーにはもともと純正で15インチのタイヤが装着されています。このタイヤからさらにインチアップを行うと16インチのタイヤを装着する事ができます。ただし、インチアップのタイヤ交換をした後は、若干タイヤ径に変化があるため、車検の適合範囲内で調整するようにしましょう。

インチダウン

インチダウンをしてタイヤ交換をする場合は13インチ(155/80R13)まで対応できる可能性があります。ただしあまり過激なインチダウンを行うとSUV特有のメリットが失われてしまいます。

他にも、タイヤのロードインデックス数値にも注意が必要です。ハスラーは軽自動車の中でも重い870kg(ターボ・4WDの場合)程度の車重があります。タイヤ性能が低い物の場合はバーストの危険性が出てくるので、ロードインデックスは純正値よりも下げないようにします。街乗り、チョイ乗り限定車という訳でない限り、インチダウンを行う前には慎重に検討しましょう。

スタッドレス

ラジアルタイヤと同じように、スタッドレスタイヤへタイヤ交換をするときもインチダウン、インチアップが可能です。SUVをスタイリッシュに走行するためにも、アルミホイールでインチアップを行うと格好良く決まります。ハスラーは軽自動車の中でもスペックが高いモデルなので、雪道でも頼もしい走行を楽しむ事ができます。もちろんタイヤチェーン装着を行った走行も可能です。高速道路やスキー場に行く時でも、ハスラーなら頼もしい走行が可能です。

空気圧

ハスラーの空気圧は「250kPa」となっています。これは軽自動車でも高めの空気圧で、普通乗用車でも中々見られない指定空気圧です。なお、タイヤ空気圧が高いと車重が重いことと、タイヤ性能を高める事ができます。

タイヤ空気圧が高い車のデメリットはやや乗り心地を損ない、快適性が低下してしまう事です。しかし、ハスラーはタイヤ自体が大口径のものを装着しているためあまり心配する必要はありません。それよりもハスラーの場合、車重が重めであるため、走行中の空気圧低下によるバーストには注意しましょう。

スズキハスラーのタイヤ交換で乗り心地はどう変わる?

インチアップ・タイヤ交換後

インチアップのタイヤ交換を行うと、やや空気圧を高めタイヤへ、さらに空気圧を高く補充する必要があります。タイヤ交換を行いインチアップした後のハスラーは、スポーツ走行が楽しめるハスラーとして使いやすくなります。タイヤ交換時にインチアップする場合、普段から高速道路の走行や、ジムカーナ、ラリー走行なども楽しみたい方に最適です。

他にもドレスアップとしてのインチアップチューンのためタイヤ交換を行って楽しむ事もできます。特にハスラーは、ボディー形状もスタイリッシュなので、ハスラーのスタイルに似合うアルミホイールを装着しましょう。インターネットのアルミホイール専門店ではタイヤ交換でホイール装着後のイメージを確認する事ができる「フィッティングシステム」を行えるショップもあります。ぜひこのフィッティングシステムを使ってからタイヤ交換を行い、自分だけのオリジナルなハスラーにしてみるのも楽しめます。

インチダウン・タイヤ交換後

インチダウンのタイヤ交換を行うと、とても可愛らしい印象のハスラーになります。街乗り用途専用か、発進と停止を繰り返す商業用車としては便利です。デメリットとしては、タイヤ交換後から高速走行時において、速い速度が出なくなる(出しづらくなる)ためエンジン音がうるさくなりがちです。頻繁に高速道路を走行する場合、インチダウンのタイヤ交換はやめておきましょう。

他にも前述のとおり、ロードインデックスが元々高めであるため、タイヤ交換後は空気圧低下によるバーストには注意が必要です。特にハスラーは車重があるため、気をつけましょう。

ラジアルタイヤと、エコタイヤの違い

ラジアルタイヤの場合はグリップ力が高い事がメリットで、高速道路のカーブでも柔軟な対応が可能です。一方、エコタイヤは転がり抵抗が軽減されており、グリップ力を犠牲にしつつも省エネ性能を高めています。

カーブや坂道での安全性を気にするならラジアルタイヤを活用しましょう。そして主に街乗りや、高速カーブの少ない道路を走るときにはエコタイヤを装着します。乗り心地に関してはどちらもほとんど同じです。

スズキハスラーのタイヤ交換の値段はいくら?

スタンドでのタイヤ交換費用

ガソリンスタンドでのハスラーのタイヤ交換費用は「2千円程度~」となっており、店舗により異なります。ガソリンスタンドでは給油時にタイヤ交換費用が割引になるチケットを配布しているお店があります。交換前には来店して何度か給油を行い割引チケットをもらってから交換依頼すると、通常よりもお得に作業してもらう事ができる場合もあります。

タイヤ館でのタイヤ交換費用

タイヤ館でのタイヤ交換費用は「税込み540円(1本)~」です。タイヤ館は気軽に入りやすい店舗が多く、主婦の方でも立ち寄って点検してもらいやすいお店です。タイヤ専門点ならではの品揃えやスタッフ対応が特徴で、タイヤ付属のバルブ故障などが生じていた時でも安心です。交換部品も、ブリヂストン系列店ならではの信頼できる交換パーツを装着してもらう事ができるのも利点です。

カー用品店でのタイヤ交換費用

オートバックスでのタイヤ交換工賃は「税込み2160円(4本)~」となっています。一方イエローハットでは「脱着のみ」は行っていないとの事です。ピット作業では、古くなったタイヤと購入した新しいタイヤを組み替える「タイヤ交換作業のみ」となっています。タイヤ交換を行うショップによって個性があるため、初めてのショップで活用する場合は事前に確認しておきましょう。

個性的な魅力のハスラーにピッタリのタイヤ選びを

ハスラーは軽自動車の中でも比較的大型のSUV車種で、大きなタイヤだけあって、タイヤを換えるだけでも随分印象が変わります。インチアップして大型のアルミホイールを装着する事もできますが、純正のタイヤでも15インチと、十分迫力があります。派手なインチアップチューンも楽しめる車ですが、純正サイズでホイールを換えても十分楽しむ事ができる車種です。室内も広く、十分ドライブを堪能できる話題のコンパクトSUVを使いこなしましょう。

初回公開日:2017年11月30日

記載されている内容は2017年11月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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