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ジュニアシートを助手席で使用する時の危険性3つと対処法

更新日:2024年08月30日

車の助手席にジュニアシートは設置してもいいのかどうかという疑問に詳しく解説しています。チャイルドシートとジュニアシートの違いや、助手席にジュニアシートを設置した際に考えられる危険性も紹介していますので、参考にされてはいかがでしょうか。

ジュニアシートを助手席で使用する時の危険性3つと対処法

ジュニアシートとは

道路交通法により、6歳未満(6歳になるまで)の乳幼児を車に乗せるときは、チャイルドシートまたはジュニアシートの着用が義務付けられています。

チャイルドシートは乳児から使えるタイプのものをいうのですが、子供の体が大きくなると、チャイルドシートが窮屈に感じるようになります。

ジュニアシートとは、幼児用のチャイルドシートで、お尻の下だけに敷くブースタータイプや、背もたれ付きのタイプといった種類があります。

使用できる身長と体重

ジュニアシートはどれくらいの身長や体重になれば使用できるのでしょうか。

ジュニアシートを使用できる身長や体重の目安は、ジュニアシートの種類によって異なりますが、大まかな身長や体重としては、体重15kg以上で身長は135cm以下の子どもがジュニアシートの対象とされています。

これは、大まかな目安です。実際にジュニアシートを利用する場合は、製品の説明書などを確認して使用するようにしましょう。

使用できる年齢

だいたいチャイルドシートからジュニアシートに乗り換える子供の年齢は3歳頃が多いです。

今まで使用していたチャイルドシートのサイズが小さくなってくるので、これを機にブースタータイプにしたり、背もたれが取り外しできるタイプにしたりします。

ブースタータイプだと、大抵どの車にも簡単に取り付けることができるので、自家用車以外でのお出かけの時にも大活躍します。

助手席とジュニアシート使用時の危険性3つ

ジュニアシートを助手席に設置したり、助手席に子どもを座らせることにはどのような危険があるのでしょうか。

ジュニアシートだけでなく、子どもを乗せる際には後部座席に乗せることが望ましいです。

助手席を利用できる体格や年齢はおおよそ決められています。助手席を利用できるような体格や年齢に達していない場合は、助手席に子どもを座らせないようにしましょう。

助手席とジュニアシート使用時の危険性についてご紹介します。

助手席を利用できるのは

チャイルドシートだけでなく、ジュニアシートも助手席に設置することは、好ましくありません。

ジュニアシートを助手席に設置することが好ましくない理由としては、助手席を利用できる年齢や体格ではないことがあげられます。

助手席を利用できる年齢や体格はどれくらいなのでしょうか。何歳になれば、助手席に子どもを座らせることができるのか知っておくと良いでしょう。

想定されている体格

助手席に座ることを想定されている体格は、140cm以上です。

身長が140cmを超えてくると、体格も大人に近づき、しっかりしてきます。そのため、助手席に乗せても問題がないと考えられています。

助手席に子どもを乗せる場合には、必ずシートベルトを着用するようにしましょう。シートベルトの装着は、子どもに任せるのではなく大人が装着したり、確認すると安心です。

座ることができる年齢

助手席に座ることができる年齢としては、10歳~12歳とされています。大体小学校中学年~高学年にかけては助手席に座らせても良いと考えられています。

しかし、10歳~12歳になったとしても身長が140cm未満で小柄な体格の子どもの場合は、まだ助手席に乗せないようにしましょう。

子どもの体格の個人差はとても大きいですので、年齢に当てはめるのではなく、体格を見て判断することが大切です。

助手席でのジュニアシートの使用

ジュニアシートは、6才未満の幼児を車に乗せる際に必要となるアイテムですが、どこに設置しても良いのでしょうか。

ジュニアシートやチャイルドシートは、基本的に後部座席に使用することが望ましいとされています。

助手席でジュニアシートを使用することは、法律的に違反しているのでしょうか。また、助手席でジュニアシートを使用する時の危険性についてもご紹介します。

道路交通法の規定

助手席でのジュニアシートを使用してはいけないと、道路交通法の規定にはあるのでしょうか。

結論から言うと、道路交通法の規定には助手席に設置してはいけないという規定はなく、ジュニアシートを助手席に設置しても、違反にはなりません。

助手席にジュニアシートを設置すると、子供の様子を見ておけるメリットもありますし、子供も安心できるメリットもありますが、後部座席にジュニアシートを設置したほうがいいでしょう。

危険性1:エアバック

運転席や助手席にはもしものときにエアバッグが作動するようになっています。これは前にぶつかる衝撃を防ぐためです。

エアバッグは、センサーが衝突を感知し、ガス発生装置によりバッグが膨らむようになっています。

しかし、エアバックはシートベルトを正しく着用していると想定されて作られているので、シートベルトを着用していない子供がいる状態で、エアバッグが作動してしまうと、体を圧迫するので大変危険です。

危険性2:子どもに気を取られる

法律的には問題はない助手席でのジュニアシートの設置ですが、できれば後部座席の設置がということには、ちゃんとした理由があります。

「子どもが隣にいて見ていられるから安心する」というお母さんも多いのですが、子どもに気をとられてかえって運転に集中できなくなっている原因にもなります。

子どもに気をとられて、うっかりアクセルを踏んでしまったということにもなりかねませんので注意する必要があります。

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価格は37800円とやや高価ですが、見た目のデザインと何よりも横からの衝撃に強いという理由でのジュニアシートです。

仮に助手席に乗せる場合であっても、横がドア一枚なので、衝撃に強いのはとても魅力的です。子どもを車に乗せることが多いご家庭にはです。

助手席でジュニアシートを使用する場合の注意点

子どもが助手席でないと座ってくれない場合や、兄弟がいて助手席にジュニアシートを置かざるおえない時もあります。

しかし、助手席でジュニアシートを使用する場合は注意しなければならないこともあります。

助手席でジュニアシートを使用する場合の注意点としては、シートベルトが首の位置に当たらないように注意することやできるだけ座席を後ろにさげることがあげられます。

できるだけ座席を後ろにさげる

助手席でジュニアシートを使用する場合は、できるだけ座席を後ろにさげるようにしましょう。

助手席にはエアバッグが付いています。座席が前にある状態でエアバッグが作動してしまうと、子どもの体を強く圧迫するため、非常に危険です。

助手席の座席は前にあったほうが、後ろの人が乗り降りしやすくはなりますが、ジュニアシートを取り付けるのであれば、座席は後ろに下げましょう。

ジュニアシートはできるだけ後部座席へ

ジュニアシートを助手席に設置することは、高速道路であっても違反にはなりません。

しかし、スピードが速くて交通量の多い高速道路で、あえて助手席にジュニアシートを設置するということはあまりできませんし、交通事故が起こった時に助手席に子どもを乗せたくはありません。

後部座席なら絶対安全というわけではありませんが、ジュニアシートはできるだけ後部座席に設置するように心がけましょう。

補助シートについてもっと知ろう

子どもを乗せる補助シートには、ジュニアシートの他にもチャイルドシートやベビーシートなどがあります。

チャイルドシートの中には、長く使えるチャイルドシートもありますが、1歳頃から使えるジュニアシートもあります。

6歳まで使うことになるので、チャイルドシートを選ぶときには、ジュニアシートはどうするかなど補助シートについての知識を付けておくことをします。

初回公開日:2018年03月01日

記載されている内容は2018年03月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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