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セダンでの快適な車中泊方法│工夫方法・マット・グッズ紹介

更新日:2024年03月02日

車中泊にあまり向いていないと言われるセダン。自分の車はセダンだけれど、何か車中泊がうまく出来るような方法はないだろうかと考えている方も多いのではないでしょうか。この記事では、セダンで快適な車中泊をする方法とその工夫、さらにおすすめグッズも含めて紹介します。

セダンでの快適な車中泊方法│工夫方法・マット・グッズ紹介

セダンで快適に車中泊をする方法

車中泊といえば車で寝泊まりすることですが、昨今車の構造上、タイプ的にはワンボックスやミニバン、SUVやステーションワゴンなどがその主流になってきています。

しかし今現在セダンに乗っている方で、ツーリングや遠出を楽しみたいけど、ホテルや宿泊代がかさむから車中泊してみたい、なにかいいアイデアや工夫がないかと探している方も少なくないでしょう。そこで今回はセダンで快適な車中泊ができるように、その工夫の仕方やグッズを紹介していきます。

セダンとはどんな車のこと?

セダンはかなり前からある車のタイプです。以前はセダンが主流でしたが、最近ではワンボックスカー、ミニバン、ステーションワゴンなどのいろいなタイプの車が登場し、それにかわって多目的なニーズで車種が選べる時代となりました。さて、セダンとはいったいどのような車なのでしょうか、その仕様と特徴から始めましょう。

セダンとはこんな車のことです

上の車の図形がセダンタイプの外観です。代表的な車としては、トヨタのカローラ、クラウン、プリウス、レクサス、マークXなど、ホンダのインサイト、日産のシーマ、フーガ、ティアナ、スカイラインなど、マツダのアクセラなどがセダンになります。

セダンの仕様と特徴

セダンとは、4ドアで、エンジンルーム、人が乗車するスペース、トランクルームの3つの独立した空間を持った車のことです。このスリーボックスという構造は遮音性に優れており、走行音も静かで快適。また、全高が低く抑えられているので重心も低く、走行中の安定性が良いことも特徴としてあげられます。

セダンの欠点としては、ミニバンやワゴンに比べると荷物があまり積めないことや、天井が低く、室内が狭いことなどがあげられます。車中泊をするための工夫をする時には、このようなことを念頭に,必要なものを考えてみた方がよいでしょう。

セダンは乗車定員が5人の車ですが、乗車スペースが狭いことや、シートアレンジがかなり限定されていることを考えると。快適な車中泊をするためには、乗員2人が限界です。ここでは最もスペースを広く利用することができる乗員1人の場合として紹介していきます。

トランクスルーの機能を利用する

セダンにはトヨタのプリウスやマツダのアテンザのように、後部座席を前に倒し、フルラゲッジモードにすると、人が横になって眠れるくらいのフラットなスペースを簡単に作れる車種があります。夏時期ならばここに市販の車用シートを敷いて、その上からタオルケットだけでも十分です。車中泊をする場合は、これを利用して睡眠を取る方が体への負担が少ないのでおすすめです。

注意点としては、トランクは本来荷物を収納するスペースなので、ここを潰すということは、車中泊用に準備したかなりの量の荷物を、移動するという手間がかかるということです。セダンの足元部分は比較的広いのでそこに収めるのもよいでしょうし、あらかじめ持っていく荷物をコンパクトにまとめておくと荷物の移動も楽ですし、必要なものを探す時もすぐ見つかるので便利です。

残念ながら、すべてのセダンにこの機能が付いているわけではありません。このトランクスルー機能が付いていないセダンの場合、車中泊はどのようにしたら快適にできるのかについて紹介しましょう。

セダンの車中泊を快適にするための工夫

シートアレンジやトランクスルーを利用して、車中泊するための広いスペースを作ることができないセダンは前列のシートで眠るか、後部座席で眠るしかありません。そこで、これを2つに分けて、それぞれの工夫の仕方やポイントを紹介します。

運転席か助手席で眠る時の工夫

運転席か助手席で眠る場合、どちらかというと、ハンドルやペダルがなく、スペースを広く使える助手席の方がおすすめです。まずシートのリクライニングを最大に倒してみます。このままですとシートの背もたれが傾いていますし、足が車の床についたままなので、自然に足と腰が曲がってしまいます。

もしこのまま寝てしまうと同じ姿勢が長時間続く可能性もあり、体への負担を考えると避けた方がよいでしょう。まずはなるべく体が折れ曲がらないような工夫をします。必要なものはシートの凹みの部分を埋めるためのクッションや座布団、それと足元の開いているスペースに置いて足を上にのせるための空き箱かクーラーボックスです。それぞれ置いてみるか大きさを測ってみるかして、調整してみてください。

さらにこの上に市販の車中泊用マットを置いて、布団や寝袋で眠る方法もあります。この場合のポイントはセダン特有の丸みを帯びた、体を固定させるように作られているシートやセンターコンソールと上に乗せる市販の車中泊用マットとの間にできる凹凸をできるだけ詰物で埋めるということです。市販のマットや寝袋については、後の記述でおすすめ品がありますので、そちらを参考にしてください。

後部座席を使って眠るための工夫

セダンで車中泊をする場合、最も広くフラットなスペースを使えるのは後部座席です。そのまま横になってもシートの座面は奥行きがないので、かなり窮屈な感じで過ごすことになります。セダンの後部座席の足元は比較的広く設定されているので、ここを利用して座面の高さと同じ高さのフラットなスペースを作っていきます。

前列シートの時と同じようにして、車の床から座面までの高さを測ってからクーラーボックスやキャリングケース、空き箱、座布団、クッション、バスタオルなどで埋めて調整していきます。足元の中央部分には盛り上がりがあるので、ここの部分も詰物で埋めます。なるべくフラットになったら完成です。

さらにこの上に市販のマットを敷いて寝たほうが寝心地はアップします。最近では車中泊する際の後部座席用のとても便利なエアー式マットが出ているので紹介しておきます。

後部座席用エアーマットを使ってみましょう

MMTT車中泊エアマットレス後部座席シートクッション分離タイプ

後部座席で車中泊する場合、どれだけ快適に睡眠をとれるかがとても重要なポイントになってきます。できるだけ体に負担のない方法というと、このような市販のエアーマットを利用してみるのもおすすめです。このアイテムは空気を入れるだけで使えるエアマットです。

インフレータブル式を採用しているため、車のサイズにに合せてサイズを調整できます。空気を入れたり抜いたりする時に使える、便利な電動ポンプが付属しています。空気枕も2つ付いています。分離タイプなので、設置や撤去が簡単で、仮眠や非常時でも使うことができます。

後部座席に荷物を置いて急ブレーキで落ちるということがなくなりました
車内での昼寝で使いましたが、短時間で熟睡できました。
空気入れるのも出すのも、全くストレス無しです

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外光を遮断してぐっすり眠りましょう

GreenConvenience遮光サンシェード車用

窓ガラスの多いセダンで車中泊の照明対策、外光の遮断は良質な睡眠をとるためには必要なことです。車中泊をするのに道の駅や高速道路のサービスエリアやパーキングエリアを利用する方は多いですが、夜は暗くないと眠れない方、照明が気になって眠れない方にとってはとてもつらい状況です。そういった方はこのアイテムを使うと良いでしょう。

これを付けておけば車中泊で人目が気になることもありませんし、防犯効果もあります。この商品は6点セットの商品で、前部、中部、後部のすべての車の窓をカバーしてくれます。コンパクトに折りたたんで付属の収納袋に入れれば置き場所にも困りません。

道の駅巡りなどで車中泊をする事が多く、以前から欲しいと思っていた商品でした。
カー用品店へ何度か探しに行きましたが、丁度良いサイズの物を探すことが出来ずに半ば諦めていました。
今回は勢いで現物を見ずに買ってしまったのですが、フロントガラス部分がピッタリでした!

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セダンの車中泊におすすめのマットはこれ!

セダンで車中泊をする際に、使えるおすすめのマットを紹介します。マットを敷かないで車中泊かマットを敷いて車中泊かでは、快適で良質な睡眠を得られる度合いがかなり違います。セダンで利用するマットとしては、コンパクトに折りたたみができるタイプをおすすめします。

アルミシートマット

Soomloomエッグスロット凹凸軽量極厚18mmマット

アルミシートは断熱と防寒効果があるので車中泊の際は、一番下に敷いて使うといいでしょう。この商品は小さく折りたたむことができ、マット表面の凸凹が体圧を分散してくれるので、快適な寝心地です。優れた断熱効果で地面の熱や冷気も遮断してくれます。

安いし、メッシュの袋もついてお得。
5回使用しましたが、凹凸にへたりも無し。

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クッションマット

キャプテンスタッグキャンプマット1人用

このマットも下に敷いて使うタイプです。厚さ2mmの凸凹が優れたクッション性を発揮。波型マットで接地面の凸凹や冷気をシャットアウト。ヘッド部を折りたたむと枕にもなります。折りたたんでバンドでとめれば収納、持ち運びに便利。

車中泊や、事務所での仮眠用に使用しています。

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エアーシートマット

TEAMYOアウトドアマット

エアーマットは空気を取り入れて使うもので、上記のアルミシートかクッションマットのような硬めのマットの上に敷くと寝心地がよくなるので、このタイプのマットを一番上に敷いて使う方法がよいでしょう。

この商品は1人用なので、前列のシートを使って眠る場合、もしくは後部座席の座面をそのまま使って眠る場合に利用するとよいでしょう。上部には枕も付いていて、その高さも自分で調節できるようになっています。空気を取り入れる時は、バルブを開くと自動的にある程度膨らんでくれるので楽です。収納も空気を抜いて折りたたみ、付属の袋に入れてコンパクトにできるので場所もとらず、持ち運びに便利です。

自動的に膨らむという利便さと
枕がついてるという利便さが嬉しいです!

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セダンの車中泊にあると便利なおすすめグッズはこれ!

セダンの車中泊で利用するグッズのポイントになるのは良質な睡眠を取りやすくしてくれるもの。限られた空間を有効利用するために収納が簡単で、持ち運びに便利なものになります。また季節の違いによってもあると便利なものもあります。

寝袋

丸洗いのできる寝袋ワイドサイズ封筒型オールシーズン

セダンでの車中泊は場所をあまりとらないように、荷物をなるべくコンパクトに収納したいので、寝具についてはこの寝袋はおすすめです。収納は専用の小型の収納袋におさめて、持ち運ぶことができます。汚れてきたら洗濯機で丸洗いもできます。季節によっては衣服の調整は必要ですが、オールシーズンタイプになっています。ファスナーが勝手に開くのを防ぐ、ファスナーガード付きです。

前乗りしてサーフィンに行く時の車中泊用に購入しました。この時期の早朝は特に冷えますが車の暖房なしでも全く寒くなく、快適な車中泊ができました

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耳栓と安眠マスク

ネックピロートラベルエアー

車中泊をするのに駐車場を利用して眠る場合、どこからか聞こえる雑音はかなり気になってしまいます。こんな時は耳栓です。アイマスクは寝つけずに朝をむかえてしまった時に使います。空気枕は装着することによって、程よく首を固定してくれるので眠気を促進させてくれます。

全てが揃っており、コストパフォーマンスは十分です。 旅行以外にも使えそうです。昼寝にも良さそうですね。 耳栓もアイマスクもちょうど良い感じです。

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携帯用ランタン

YIEASYアウトドアランタン電池式LED

車の中で過ごすことの多い車中泊で、セダンのメリットである居住スペースの上質さを楽しんではいかがでしょうか。夜に車内で読み物や書き物をしたりする時に照明があると便利です。駐車してエンジンを切った後、照明を長時間つけるとバッテリーにかなり負担をかけることになるので、電池式の照明器具を使うとよいでしょう。

この商品は照明として使う以外に懐中電灯としても使えます。折りたたんだ状態で懐中電として、後部座席の手すりに吊り下げて使えば、車内を明るく照らす室内照明として使うこともできます。コンパクトで軽量なので持ち運びに便利です。

いい商品と思います。車中泊の時に使いたいと思い買いました。明るさ軽さ問題無しです。
持ち上げるとランタンになるデザインも◎。
一つ、スイッチのカバーの意味はよく判りませんが、満足してます。

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インバータ

MBKカーインバータ200W

インバータは自動車のバッテリーのDC12VをAC100Vに変換する便利なアイテムです。定格消費電力200Wの電子機器に給電可能。シガーソケット1口、AC電源ソケット2口、USB充電ポート2口(二つとも2.1A)装備。合計5口同時に給電できます。携帯、ノートPC、デジカメ、ゲーム機などさまざまな電子ディバイスに給電できます。

出力ショート保護・異常温度保護・入力電圧低下保護・入力過電圧保護・過負荷保護などの5つの保護機能で車と使用機器を保護してくれます。内蔵ヒューズがあり、使用状況を示す指示ライトもついています。

今まで車でコンセントがなかったので、充電し忘れた時に困ってましたが、これから車で充電出来ると思うと、気持ち的にも楽になりました。
これからは、長距離のドライブも気兼ねなく行く事が出来ます。
本当に楽しみです。

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ポータブル電源

Rockpalsポータブル電源小型発電機DC/AC/USB/7way出力

この装置は自宅で充電して外でいろいろな電子機器が長時間使えるというアイテムです。1回の充電で、USBポートからスマホを約18回、ACコンセントからノートパソコンを約2〜3回フル充電可能です。また、キャンピングライトなら連続約45時間、ミニ冷蔵庫は連続約4時間の使用が可能です。寸法165×80×175mm、重さ1.4kgとコンパクトで持ち運びが楽です。

入力は、ソーラーパネル・ACアダプター・カーチャージャーからの3wayで、出力はUSBポート出力が2口・DC出力が3口・2wayAC出力の7way対応になっています。キャンプ・車中泊・夜釣り・天体写真撮影・野外撮影などの電源として使えます。また、スマホ・タブレット・デジカメ・ノートパソコン・電動自転車の充電ができます。

このアイテムのメリットはエンジンを切ったままで数時間家電が使えるということです。電気の残量も本体のインジケーターで確認できます。

本体は結構小さく持ち運びも便利。小型照明、小型扇風機、モバイル充電
なんかに使用していますが、なかなか良いと思います。
非常用にも良いかと思います。

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防虫ネット

メルテック虫除けウインドーネットフロントドア用1枚入り

夏時期の車中泊で必要なものがこれです。あらかじめ用意しておけば不快なおもいをしなくて済みます。フロントドアにかぶせる専用網戸で、左右フロントドア用リバーシブルタイプ1枚入り。

虫が寄ってきても逃げていくような防虫加工がしてあります。車内に自然の風を通すことで、夏の温度、湿気対策としても有効です。なお、運転席・助手席の窓に取り付けて走ることは、道路交通法で禁じられています。

重用しています。
暑い季節の車中泊が変わります。

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車載用小型テーブル

第三世代最新バージョン車載用テーブル

居心地の良いセダンの居住スペースを活かして自分の好きな音楽を聴いたり、本を読んだりしてくつろぎの時間を過ごすのにこういったグッズはとても便利です。この商品はハンドルに引っ掛けて使うこともできますし、後部座席でも使用できます。ノートパソコンを置いて作業したり、食事も楽にできる他にタブレットも置けるようになっています。アイパッドとペンも置けます。耐荷重10kgです。

非常に満足です!想像していた以上の商品でした!
車内でSurface Bookを使用するために購入。組み立てもほとんど必要なく、届いてすぐ取り付けてみました。造りもシッカリしているし、キーボードに両手を乗せてタイピングしても安定しています。

出典: https://www.amazon.co.jp/ |

グッズと工夫で楽しく快適なセダンの車中泊を始めましょう

今回はセダンの車中泊を快適にする工夫とその方法について紹介しました。セダンはタクシーに使われているように、人を乗せて目的地まで運ぶことに重点がおかれ、その走行性と運転中の遮音性は特に素晴らしいものがあります。内装も高級感のあるものが多く、落ち着いた感じがします。

一方、物を運ぶということになるとセダンの構造上、あまり多くは望めない状況です。車中泊に適した車ではないことは確かですが、快適に眠るための工夫を施してやれば、セダンでも車中泊は十分可能です。さらに便利なグッズを使えば、快適さと楽しみはぐんと増していくでしょう。

初回公開日:2017年11月23日

記載されている内容は2017年11月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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