N-BOXでの快適な車中泊方法│改造方法・マット・ブログ紹介
更新日:2024年08月30日
N-BOXは車中泊にピッタリ!
N-BOXは初代が2012年に発売されてから、軽自動車とは思えない室内の広さにとても高い評価を得ている車両で、数多く発売されているトールサイズ軽自動車の中でもダントツと言っていいほどのの高い車です。
「室内の広さ=車中泊に最適」
この言葉がベストマッチするほど、車中泊するための室内の広々した空間が開放的で快適な車中泊を楽しむことができ、軽自動車というコンパクトさや低燃費がちょっと空いたお休みでもすぐに出発できるお手軽感を持たせてくれるN-BOXです。N-BOXで車中泊するために必ず必要な物や用意しておくと便利な物などあります。
N-BOXってどんな車?
2代目となり発売したばかりのN-BOXは、外観グリルやエンジェルリングと言われるリング状のスモールライトの採用、ホンダの軽自動車としては初搭載となる安全運転支援システムHonda SENSINGの全車搭載や室内が多少広く、車重も最大80キロ軽量化され話題となっています。
ホンダの本格4輪として量産された「N360」がモチーフとなり「New Next Nippo Norimono」をコンセプトとしてNシリーズの軽自動車が発売され、今回は「N for Life」をテーマにN-BOXと一緒に暮らす楽しさが溢れたクルマになっています。カーオブザイヤーを取得するなど軽自動車のトールサイズワゴンでは性別、年齢問わず多く方が支持するのの車種となり2017年上半期車両販売台数でもを獲得しています。
燃費に関しては下の記事を参考にしてください。
N-BOXのCM
仕様
N-BOXは5グレード(G/G-L/G-EX/G-Lターボ/G-EXターボ)、N-BOXカスタムは4グレード(G-L/G-EX/G-Lターボ/G-EXターボ)全車にHonda SENSINGが搭載され、2wdと4wdの設定があります。
N-BOXの仕様はモデルチェンジしたばかりの新しいN-BOXと、カッコ内のモデルチェンジ前の仕様をまとめてみました。
全長3395mm全幅1475mm全高1790~1815mm(1780~1800mm)
地上高0.145m(0.150mm)
車両重量890~1020kg(950~1030kg)
室内寸法 長さ2240/幅1350/高さ1400mm(2180/1350/1400mm)
エンジン大きさ内径60.0×行程77.6mm(64.0×68.2mm)
燃料タンク容量25~27L(30~35L)
燃費JC08モード 23.4km/L~27.0km/L(20.8~25.6km/L)
荷室幅1055mm(1120mm)
大きく変わった仕様は
①全高が10~15mm高く
②地上高は0.005m低く
③車両重量は10~60kg軽く!
④室内の長さが60mm長く
⑤エンジンの大きさは少し変更され
⑥タンクが5~8L小さく
⑦燃費は+2.6~1.4km/Lも低燃費に!
⑧荷室幅は65mmも広く
細かく見ると色々変更されています。燃費が良くなったり、室内が広くなるのは車中泊をするには喜ばしい変更となりますね。
N-BOX +(プラス)
「新しい可能性をプラスする」というコンセプトから命名されたN-BOXプラスは名前の通り、可能性の広さを感じさせる洗練のボックススタイル、可能性あふれる自由な空間、介護の車にも新しい可能性をというホンダの想いが形になった車です。
N-BOXプラスには純正装備として、耐荷重200キロのバックスペースをフラットにするボードやコンセントやオプションで着替えルームも作ることが出来るカーテンなどが装備されているので、N-BOXの種類の中では車中泊に一番向いているクルマとも言えます。
室内寸法は長さ1885mm幅1350mm高さ1400mm
N-BOXプラスに装備されているマルチボードを使用してフラット状態にすると190cm位の男性でも横になってくつろぐことが出来ます。現行のN-BOXプラスは販売終了のようですが、今後新たなN-BOXプラスが登場との噂もあります。期待が出来ます。
N-BOX /(スラッシュ)
N-BOXスラッシュは、何年も前から計画生産された他のN-BOXシリーズと違い、エクステリアデザイナーが描いたスケッチがきっかけとなり発売された珍しい生い立ちがある車で、N-BOXの基本は変えずにルーフ部分を10cmダウンさせ、リアサイドウインドウを上向きにアップさせ、一瞬見た印象は2ドアかな?と思う程、個性的でスタイリッシュなデザインが特徴的な車です。
室内のインテリアなど個性的なタイプが用意され、乗る人が楽しめる車とも言えます。室内はリアシートを一番後ろまでずらし、フロントシートを最大限に倒すことで、室内がダブルベッドのようになるので車中泊でも安心の広さを確保できます。
室内寸法は、長さ2180mm1335mm高さ1290mm
天井がバックダウンしていることで高さはN-BOXの中では一番短いですが、横になってしまえば圧迫感を感じるほどではなく、天井が近いことで、暖気が天井付近に溜まるので冬は暖かく過ごせます。
N-BOX CUSTUM
N-BOXと同様モデルチェンジホヤホヤのN-BOXカスタムは、新しくなったエッジの効いたグリルが個性的で、カスタム専用のLEDフォグとクロームメッキガーニッシュや8スピーカーやインテリアにもこだわりのあるカラーと質感が、軽自動車と思えない印象を与えてくれる車です。
N-BOX同様、新しく設定された助手席のスーパースライドシートやチップアップとダイブダウン機能付きスライドリアシートの機能は車中泊でもとても便利で、ダイブダウンしたリアシートのみでもフラットに近い荷室になりお子様でも楽に横になれます。
室内寸法は、長さ2240mm幅1350mm高さ1400mm
カスタムはインテリアにこだわったグレードで、コンビのシートやウッドパネル、本革ステアリングやクロームメッキのガーニッシュで高級感があるインテリアが楽しめます。
N-BOXで車中泊するための改造方法
車中泊するには、後ろのシートをすべて倒しマットを引いてフラットなスペースを確保する事から始まりますが、N-BOXのリアシートは前に倒すことによって、ラゲッジスペースと同じ高さになり広いスペースが作れるようになっています。
でも、これではフロントシートは前にずらすのみでデッドスペースが生まれてしまうので、フロントシートをべったり倒し、フロントシートの倒した高さと同じになるように荷台部分を改造すれば、フロントウインドウからバックウインドウまでを利用した最大限の広いスペースを作ることが出来ます。
そのためには、バックスペースをコンパネなどを加工し、フロントシートと同じ高さになるように脚を作成し、それをベースにスポンジやエアマットのようなものを引いて室内の長さ、幅の最大限のフラットシートを作る改造方法があります。
N-BOX用 プロのフルフラットマット屋さん
自分じゃDIYに自信も時間も無い…という方には、プロの建材屋さんやキャンパーパーツ屋さんがN-BOXようにジャストフィットで仕上げるフラットパネルやフラットシートがです。さすが、プロというほどぴったり出来ているので、車中泊が楽しくなりそうです。
フルフラットのマットだけでなく、キャンピングカーのようなインテリア家具なども作ってくれるようです。テレビを見るための棚や食事を摂るための折り畳みテーブルなど、N-BOX専用のインテリアがオーダーできます。
N-BOXの車中泊にマット
車中泊に必ず必要とされるのが、広い車内をフラットにして横になることが出来るマットになります。マットが無いとシートの凸凹などが気になったり、床が硬すぎで翌朝身体が痛い…なんてこともあるので、N-BOXで車中泊する前に必ず揃えておきたいマットをいくつかご紹介させて頂きます。
薄手のマットやエアマットなどなら車用でなくても無理やり乗せてしまえば…なんてこともできますが、やっぱりN-BOX専用のジャストフィットが良いという方はこちらを参考にしてみてください。
くるマット
N-BOX専用サイズで作られた後ろスペースをフルフラットにするためのマットになります。シートの段差などにピタッと埋まるマットを使用すれば、寝転がっても段差を感じず快適に車中泊が可能です。
車中泊マットクッション2点セット
N-BOXのシートを倒すと、どうしても出来てしまう段差をこのマットクッションで埋めることが出来ます。段差を埋めることで腰や背中にも負担がかからず安心して車中泊が出来ます。
N-BOXでの車中泊ブログ紹介
1BOXやキャンピングカーなど車中泊する方も年々増えているようですが、N-BOX限定で車中泊する方も多く、ブログなどでグッズや車中泊の便利なアイデアなどご紹介されています。車中泊でこんなところに行ったとか、行ってみてこんなグッズが必要と分かったとか、N-BOX車中泊の先輩の知恵がつまったブログです。
車中泊の良い所、注意するところ、楽しいこと、美味しい情報などとても参考になるブログをいくつかご紹介させて頂きます。
N-BOXで車中泊になグッズが盛りだくさんで紹介されていると同じ位、行く先々での美味しいものの写真や情報や観光情報など、読んでいて楽しくなるブログです。
「N-BOXプラスの購入理由は車中泊が出来るから」と書いてあるくらい、N-BOXプラスでの車中泊を楽しまれている管理人さんのブログです。N-BOXプラスは車中泊向けのボードが純正装備されていることもあり、N-BOXプラスで車中泊を楽しんでいるオーナー様も多いようです。
N-BOXで快適な車中泊の旅を
車中泊って狭い空間で一泊することで家族や友達、恋人との距離が一層深まるレジャーです。次の日が休みの時は、前日の夜から山や海などに出掛けて夜はN-BOXで車中泊、翌朝目覚めたらすぐに自然の中で遊ぶことが出来ます。
N-BOXは車中泊に最適な広いスペースが確保できる軽自動車です。N-BOXプラスなどは純正のフラットボードも装備されていて、車中泊するために用意された装備が沢山そろっています。
大きな1BOXやキャンピングカーもいいけれど、低燃費でコンパクトな軽自動車のN-BOXなら停める場所に苦労することも、高速道路も軽自動車料金が適用されるのでお財布にも優しいです。次の日が休みとなったら早速N-BOXで車中泊しながら旅行に出掛けましょう!
初回公開日:2017年09月01日
記載されている内容は2017年09月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。