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軽バンでの快適な車中泊方法|改造方法・マット・ブログ紹介

更新日:2024年09月05日

レジャー好きの間でひそかにブームとなっている軽バンでの車中泊をご存知ですか?軽自動車内をカスタマイズし車とはおもえないような居心地の良さが作れるんです。専用のマットはもちろん、流行のDIYなども駆使した軽バンでの車中泊についてご紹介します。

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軽バンとは?

【バン】とは主に荷物を運ぶのに適した商用車のことを日本ではいいますが車の普及・発展で軽自動車にも軽自動車用のバンタイプが発売されるようになりました。空間を広くとっているワゴンタイプとも混同しされがちなバンですが、先にもご紹介したとおりバンは貨物を乗せるのに適した車ですので居住空間を意識した内装とエクステリアが魅力のワゴンやワンボックスタイプの車とは車体の大きさは同じでも用途が違ってきます。軽バンは商用のみならず趣味の荷物を運んだり、仕事道具をもって通勤するのにも最適な車なので個人使用にも大変便利な車となっています。

移動だけじゃない 車で泊まれる車中泊

旅行やキャンプなど、楽しみが満載のレジャーですが残念なことに金銭的な負担も多くなってしまいます。ホテルや旅館などの宿泊はレジャー費用にも占める割合が多く、なかなか頻繁に遠出が出来ない人もいるのではないでしょうか。またキャンプ用品も費用は掛かりますが一度買ってしまえば何度も使えることから大変が高くなっていますが、置き場所の問題が出てきます。

一度の出費で何度でも使えてなおかつ置き場所にも困らない宿泊道具、そんな便利なものがあるのかと疑わしいところですが、それらを一気に解決できるのが車中泊です。車中泊とは呼んで字のごとく車の中に宿泊することです。高速道路のサービスエリアなどでは長距離ドライバーが夜中にトラックを停めて寝ていたり、また災害時などでは避難所に入りきらない人々が車で車中泊をしている光景などが見られることから、車中泊は緊急時の苦肉の策、という宿泊方法と思われがちですが実は快適に過ごせる方法が沢山存在します。

抑えておきたい車中泊のポイント

車中泊をする上でなによりも解決しなければならないポイントはエコノミー症候群です。エコノミー症候群とはもともと飛行機などで長時間座ったままの状態でいると足の血管に血栓ができてしまい、血管や肺などに入ってしまう怖い症状です。長時間同じ体勢でいることで起こるこの症状を起こさないようにするには長時間同じ姿勢でいることをさける、水分を多く採るなどの対策が有効です。
 
せっかくの遠出やレジャーで具合が悪くなってしまうのはとてももったいないことです。これから車中泊を初めて見ようという人はまずはエコノミー症候群にポイントを置いてみましょう。

車中泊でのマナー

軽バンで車中泊をするにあたり、いくつかのマナーが存在します。その中でも特に基本的なマナーとなるのが許可された場所以外で車中泊をしない、そして車中泊で眠るときは軽バンのエンジンを止める、ということです。冷暖房の問題を気にするかたは持ち運びができるバッテリーなどもあるのでそちらで対処してください。

軽バンで車中泊する方法

軽バンで車中泊する方法は簡単なものでは布団や寝袋をもちこんで寝るだけといったシンプルなものから本格的に車内を改造するDIYまで幅広い方法がとられています。気軽に車中泊が楽しめる方法から本格的な第二の寝室にする方法まで、すぐにでも応用できる方法をご紹介します。

車中泊初心者編

まずは一泊お試しとして軽バンで車中泊をしたい人になのがマットです。車内をフラットにした状態にマットを敷いて寝るといういたってシンプルな方法です。先述の通り寝袋などでも対応できますが寝返りを打ちやすいのはやはり敷くタイプのマットです。シンプルにマットから始めるメリットは一度軽バンの中で宿泊してみることにより自分の体格に空間があっているか、どのような装備が軽バンに入り、居住空間として身体が疲れないかなど確認することが出来ます。

安全重視 車内を外から見えなくする方法

キャンプ場以外で車中泊をする場合、例えば高速道路のサービスエリアや街頭のある駐車可能のスペースなので車中泊をする場合は外からの明かりで車内が丸見えになってしまうのでお子さんや女性などは危険です。安全対策として車のなかがみえないように日よけ用のサンシェードをフロントガラスや後部に付けましょう。

「横窓からも見えてしまうからあまり意味がないのでは?」と不安に思われるかもしれませんが、横窓用の車内カーテンがカーショップなどで売られています。あまり高いのは買えないという人は百均の材料でつけ外しが簡単にできる車内カーテンを作ることが出来ます。お子さんと車中泊をする予定のお父さんお母さんはレジャー前のお楽しみとして一緒に作ってみるのも思い出となります。

手作りも既製品を買うのも抵抗があるというかたにはバスタオルをご提案します。使い方は車の窓にバスタオルを挟めるだけ。とても簡単に設置することが出来ますがデメリットとしては見栄えがあまり良くないので実践のさいはあらかじめ同行者から了解をとるようにしてください。

針・糸・ハサミ不要 簡単手作りカーテン

カーテンに必要な材料
・窓の大きさに合う布(タオル可)
・吸盤2個
・洗濯バサミ2~5個
・洗濯バサミに通せる太さの紐

紐の片方と吸盤をつなげます。吸盤とつないだ紐を洗濯バサミの真ん中の金具に通していきます。洗濯バサミをすべて通したら紐の終わりともう一つの吸盤をつなげます。洗濯バサミに布を挟み、車内の窓に吸盤を貼り付けたら簡易カーテンの出来上がりです。

車中泊をしたからこそ気が付く寒暖差

軽バンでの車中泊を一度経験した人に新たな課題として浮かび上がってくるのが車内と外の温度調節の問題です。高原などのキャンプ場などであれば夏場を涼しく過ごすことが出来ますが、常に快適に過ごせるわけではありません。

寒い季節の車中泊であるならばホッカイロや毛布を持ち込み、着こむことで防寒対策となりますが夏頃の暑さ対策はそうはいきません。そこでなのが車用の網戸です。女性でも簡単に取り付けることができるものも発売されています。

軽バン車中泊にマット

praise アルミレジャーマット

保温性とクッション性に優れたアルミマットです。使わない時は丸めてトランクにしまっておけるので場所も取らず大変便利な商品です。180x55x1.2cm と大人でも充分寝転べる大きさと3000円以下の値段で手軽に購入できることからAmazonレヴュー評価でも高得点をたたき出しています。星評価は4.9、一泊程度の軽バンでの車中泊なら充分なパフォーマンスを発揮してくれます。

VALLETTA 寝袋 封筒型

大人二人が入ることが出来る封筒型の寝袋です。夏以外の春・秋・冬に使える商品で保温・防水・吸湿・保温性があるので高原などでの軽バンの車中泊にもです。サイズは幅137cm×長さ190cmとなっていて真ん中をファスナーで分ければ一人用の寝袋にも使うことが出来ます。袋に入れてコンパクトに収納できますので置き場所にも困りません。価格は5000円以下となっていますので軽バン車中泊用以外でも災害時の防寒寝具としても使うことが出来ます。

KaRaDaStyle 低反発マットレス 四段折りたたみ式

軽バンに折りたたみ式の車中泊用マットです。折りたたみ式ですので車内空間が限られる軽バンでも調節して使うことが出来ます。寝心地は少し固めとなっていますので柔らかすぎると腰を痛めてしまう人の負担を軽減してくれます。枕もついているので軽バンでの車中泊では自分の腕を枕にしてしびれてしまうということもありません。カラーはレッド・パープル・ブラントあり室内のエクステリアに合わせて選ぶことが出来ます。若干のデメリットとしては四つ折り式のマットレスなのでコンパクトに満ち運ぶことが出来ない点です。

軽バンで車中泊する為の改造方法 DIY初心者編

簡易的な車中泊を何度か経験し、本格的に軽バン車内をカスタマイズしたいとお考えのDIY初心者のかたに軽バンで車中泊するための改造方法をご紹介します。今回ご紹介する方法はDIYが初心者に向けた内容となります。通常のDIYでも共通の内容もあれば軽バン車内泊だからこそ注目のポイントなど、奥が深い軽バン改造の世界をご紹介します。

DIY初心者でもできるべニア板

初心者の方はホームセンターなどで売っているべニア板をフラットにした軽バン車内に敷くだけの簡単DIYから初めてみてください。べニア板の上にマットを敷けば車中泊での寝心地は格段によくなります。「板を敷くだけ?つまらない」と思われるかもしれませんが実はこの作業にはDIYの基礎的な作業が沢山詰まっています。

まず、べニア板を敷くのは車中泊に使う軽バンですので軽バン車内の寸法を正確に測らなければなりません。寸法を測る、というのはDIYの基礎中の基礎です。なによりも車中泊DIYは軽バンというあらかじめサイズが決まった場所に手を加えることになるので通常の置くだけのインテリアDIYとは異なります。べニア板は一枚ものなのか、はたまた収納のことを考えて板を何枚かに分けるのか、その枚数はどれくらいか、というのも初心者には頭を使うと場面となっています。

最初はヤスリから

べニア板を寸法通りに切ってもらうのは材料を買ったホームセンターなどでお願いしてください。大きなホームセンターならば寸法を頼めば電動のこぎりであっという間に切り分けてもらうことが出来ます。よく張り切って自分でノコギリで切ろうとするかたがいますが初心者のうちは軍手にヤスリから初めて下さい。

ヤスリがけはDIYの基本です。ヤスリも綺麗にかけられない人が他の工具でDIYをするというのは夢のまた夢です。厳しいようですが工具を扱うには怪我が付き物です。自分がモノづくりを丁寧を心がけられる人間なのかヤスリはその第一関門です。べニア板の角や側面をヤスリで手触りよく仕上げ、きちんと測った寸法が軽バンにフィットしたときDIYの最初の快感が訪れます。DIYに慣れてきたらぜひベッド作りやテーブル作りなどにも挑戦してみてください。

軽バンの車中泊ブログ紹介

下記に軽バンで車中泊をしている方々のブログを紹介していきます。

軽バン車中泊のブログサイトではありませんが軽自動車を比較しているこちらのサイトも軽バンを車中泊用に改造しようと購入を検討しているかたにです。各軽自動車・軽バンの寸法が記載されていますので参考にしてください。

さあ出かけよう

20年前では考えられない軽バンの進化でレジャーの裾野がグンと広がることが出来ました。それこそ昔はキャンピングカーでなければ強行軍だった車中泊ですが現在はアイデア次第で第二の寝室にカスタマイズすることが出来ます。海に山に、道はどこまでも続いています。自分好みにアレンジした軽バンで休日を満喫しましょう。

初回公開日:2017年08月26日

記載されている内容は2017年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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