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石川県の道の駅・道の駅など紹介

更新日:2023年11月30日

加賀百万石の伝統文化や温泉、里山里海の自然に溢れるのが石川県です。そんな石川県の道の駅には、伝統工芸品や豊かな自然に育まれた農水産物の販売、温泉や宿泊施設など趣向を凝らした施設がいっぱいです。そんなバラエディ溢れる石川県の道の駅の魅力に迫ってみました。

石川県の道の駅・道の駅など紹介

石川県の道の駅

南北に長い石川県。霊峰白山をに抱かれた加賀の山岳地帯から、海に囲まれた能登半島と、多くの自然に恵まれています。そんな里山里海を多く持つ石川県には、豊かな農海産物や特産品販売、温泉や宿泊施設を併設するなど個性的で楽しめる道の駅の宝庫です。ここではそんな石川県の魅力的な道の駅を紹介します。

第6位:織姫の里なかのと(中能登町)

道の駅「織姫の里なかのと」は石川県の能登半島のちょうど真ん中あたり、中能登町にあります。石川県でも能登といえば海のイメージが強いですが、この道の駅「織姫の里なかのと」はどちらかというと能登半島の内陸部にあります。

そのため付近にはコメや野菜を生産している農家が多く、朝採りの野菜や名物の能登豚などを購入することができます。また中能登町内の鹿島地区は「おにぎりの里」としても知られ、たくさんの種類のおにぎりを楽しめます。交通アクセスは、のと里山海道を上棚矢田インターで下り車で約10分、鹿島バイパス沿いにあります。

第5位:内灘サンセットパーク(内灘町)

石川県は、白山を中心とした山岳地帯や広い平野部の広がる南部の加賀地方と、海に囲まれた半島地域である北部の能登地方に分かれます。この加賀と能登の境目にあたる内灘町にあるのが、道の駅「サンセットパーク内灘」です。

この道の駅は日本海と河北潟にはさまれる高台に位置し、天気の良い日は名前のとおり、日本海に沈む美しい夕日を眺めることができます。内灘町には、河北潟の周囲に多くの牧場があります。そのため「ミルク王国」と銘打って町をあげて乳製品を売り出そうとしており、この道の駅でも、河北潟の牧場で生産された牛乳やヨーグルトを販売しています。

なかでも牛乳をふんだんに使ったソフトクリーム「ミルクソフト」の濃厚な味は絶品です。
アクセスは金沢東インターから10キロほど、のと里山海道の起点にあります。能登ドライブのスタート前に立ち寄るのも良いでしょう。

第4位:高松(かほく市)

南北に長い石川県を象徴する能登半島の里山、里海の自然の中を駆け抜ける「のと里山海道」。その沿道にあるのが道の駅「高松」です。目の前には能登の美しい海岸線が広がり、ここも先ほどの内灘と同じく、美しい夕日の絶景ポイントです。

この道の駅「高松」の名物といえば、高松町のあるかほく市名産のサツマイモ「かほっくり」で作った「かほっくり饅頭」です。この「かほっくり」、甘味が強くホクホクした食感が特長で、饅頭にもこの甘さや食感が損なわれることなくおいしく仕上げられてします。

また、この高松地区はブドウの一大産地としても知られ、石川県が県をあげて開発した新品種「ルビーロマン」も出荷時期にはこの道の駅の店頭にも並びます。ひと房ウン万円と高額ですが、金額に見合うだけの味は折り紙つきです。興味のある方はぜひ一度お試しください。

アクセスはのと里山海道を能登方面に進み、高松インターを過ぎた看護大学インターが目印です。里山海道を挟んで下り線側が「里海館」、上り線側が「里山館」となっています。もちろん一般道からも入れます。

第3位:能登食祭市場(七尾市)

道の駅「能登食祭市場」は「く」の字になった能登半島の内側、七尾湾を臨む海沿いにあります。建物は2階建てで、1階は新鮮な能登の魚介類を揃えた「能登生鮮市場」、能登各地の海や山の伝統の味を体感できる「里山里海小路」、能登の伝統工芸品を扱う「里乃蔵」などからなり、2階には能登の旬の味を楽しめる「能登グルメ館」があります。

また、「浜焼きコーナー」も併設され、購入した新鮮な魚介類をその場で焼いて食べることもできます。アクセスはのと里山海道の田鶴浜インターから七尾方面へ向かい、約20分程度で行けます。

第2位:山中温泉湯けむり健康村(加賀市)

山と海の自然に恵まれ、多くの温泉を有する石川県。その石川県の加賀温泉郷の中でも最も奥に位置する山中温泉。その温泉街のさらに奥にあるのが道の駅「湯けむり健康村」です。数寄屋造りの駅舎風の建物の隣には、昭和46年まで大聖寺・山中温泉間を走っていたアルミ車両の電車「しらさぎ号」が展示されています。

土産物店では当地の伝統工芸品である山中漆器や、名物「娘娘(にゃーにゃー)饅頭」が販売されています。併設される「ゆーゆー館」には、この山中の温泉を引いた温水プール、家族風呂、健康湯や露天風呂のほかサウナやフィットネスジムも楽しむことができます。アクセスは北陸自動車道加賀インターで下り、山中温泉方面へ車で約20分です。

第1位:のと千里浜(羽咋市)

道の駅「のと千里浜」は2017年7月にオープンしたばかりの、石川県でも比較的新しい道の駅です。ここのウリはなんといっても地元の豊富な農水産物です。直売所である「かわんちまーと」では、付近で採れた新鮮な野菜や海産物が並びます。

レストラン「のとののど」では地元羽咋産の野菜やイノシシ肉を楽しめますし、パン工房「ファーマーズベーカリー」では、こちらもイノシシ肉を使った「のとししカレーパン」がです。また、「だいこん足の湯」では、源泉かけ流しの足湯で疲れを癒すこともできます。アクセスはのと里山海道の千里浜インターを下りてスグです。

ほかにもまだある石川県道の駅

やっぱり温泉に入れる道の駅がいい!

●道の駅「ころ柿の里しか」
石川県の能登半島中央付近に位置する志賀町にある道の駅です。併設する「アクアパークシオン」には天然温泉である志賀千古(せんこ)温泉や足湯の他、一年中楽しめる温水プールやトレーニングルームも備えられています。

地元の農産物や特産品も豊富で、道の駅の名前の由来になっている干し柿の一種「ころ柿」は、一度味わってみる価値があります。アクセスはのと里山海道の西山インターを下りて西へ約3キロ、国道249号線沿いにあります。

車中泊できる道の駅は?

●道の駅「すずなり」
南北に長い石川県ですが、その能登半島の先端にある珠洲市にあるのが、道の駅「すずなり」です。石川県の道の駅はどこも比較的広く、車中泊に向いているところが多いのですが、ここ「すずなり」の駐車場は乗り合いバスの発着場を兼ねているため、決して広いとはいえません。

ご多分に漏れず半島のはずれである珠洲市も過疎化の波は避けられず、夜は比較的早い時間からバスも来なくなり静かです。この道の駅は、廃線になった国鉄能登線の珠洲駅の跡にあり、立地としては珠洲市でも街中にあります。隣にはコンビニがあり買い物は容易ですし、歩いて6分の距離にある「海浜あみだ湯」で入浴ができるのも、車中泊には好都合です。

宿泊施設のある道の駅もある

●道の駅「倶利伽羅源平の郷」
歴史溢れる観光地や、多くの温泉がある石川県には、宿泊することができる道の駅も数多くあります。そんな中でもなのが道の駅「倶利伽羅源平の郷」です。

場所は石川県と富山県の県境がある倶利伽羅峠近くにあります。この倶利伽羅峠はその昔、源氏の武将木曽義仲が数百頭の牛の角に松明をくくりつけて敵中に向け放ち平家軍を破ったという「火牛」で有名なところです。

客室は10畳の落ち着いた和室となっており、家族や仲間とゆったりとくつろぐことができます。低料金の素泊まりも可能ですが、金沢の海の幸、山の幸をふんだんに使った「加賀会席プラン」がです。「源平の湯」という温泉も併設されており、こちらは宿泊していなくても日帰り入浴が楽しめます。

アクセスは国道8号線を石川県から富山県に向かって走り、刈安口を下りてすぐのところにあります。

石川県には楽しめる道の駅がいっぱい!

いかがでしたか。加賀百万石の城下町をはじめ、歴史と文化の観光地や温泉、里山里海の自然と、見所満載の石川県。その石川県の魅力あふれる道の駅をご紹介しました。北陸新幹線の開通で、首都圏からも身近な存在となっています。新幹線でいっきに金沢に来て、レンタカーで石川県の道の駅めぐりをするのも一興です。

初回公開日:2017年09月29日

記載されている内容は2017年09月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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