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ポルシェのエンブレムの意味と由来・エンブレムの価格と交換

更新日:2023年12月03日

車好きなら一度は乗ってみたいと憧れてしまうポルシェ。そのポルシェのエンブレムに秘められたデザインの意味や、ポルシェのエンブレムの付け替え、色、種類について詳しく紹介しています。ポルシェのエンブレムについての知識を知って更にポルシェを楽しんでください。

ポルシェのエンブレムの意味と由来・エンブレムの価格と交換

ポルシェのエンブレムの種類と価格

車が好きな人ならば必ず一度は乗ってみたいと憧れてしまうポルシェ。このポルシェの美しいなだらかな曲線美は、車を知らない人であっても思わず見惚れてしまうほどの魅力を持っています。
 
さて、今回はこのポルシェの「エンブレム」に注目します。実は、ポルシェのその美しい見た目と同じように、このポルシェのエンブレムもたいへん凝っていて素敵なデザイン性を秘めています。ぜひともこの記事を読んで、ポルシェのエンブレムの意味やその大きさ、付け替えは可能なのか。など、ポルシェのエンブレムに秘められた謎をわかりやすく紹介していきます。

カイエン

ポルシェのエンブレムとしてまず有名なロゴマークがこちらです。カイエンに使用されているエンブレムですが、紋章のタイプのエンブレムと違いスポーティーでスタイリッシュなためあえてこちらを選んで付け替える人もいるほどです。価格は現在31,322円。

ゴールド

カイエンのスタイリッシュなロゴマークとは一変し、とても豪華な紋章タイプのエンブレムです。ポルシェといえば、このエンブレムを思い出す人が大半かと思われます。美しい流線型の車を引き立てる、とても素敵なエンブレムデザインと言えるでしょう。後ほど紹介していきますが、このエンブレム、色や馬にもさまざまな意味がありますので、それを知るとさらにポルシェを好きになるでしょう。

ポルシェのエンブレムの由来

さて、先程からずっと「ポルシェのエンブレム」と呼んでいるこのマーク。実はこのマークの中にはさまざまな意味と、どうしてこの形にしたのか、という理由がしっかりとこめられているのをご存知ですか。ポルシェを好きだという人でも、なかなかこのマークの中に秘められた全ての意味と理由を知っている人は少ないでしょう。
 
今から、このロゴマークに関する意味や理由を全て詳しく紹介していきますので、ポルシェのロゴマークを見かけた時は「そういえばそうだったな」と思い出してあげてください。

まず、とても特徴的なのはこの跳ね馬。実はこの馬は、ポルシェの本社であるドイツの市、シュトゥットガルト市の紋章を表しています。シュトゥットガルトという言葉は日本語にすると「馬の園」となります。

鹿の角

そしてポルシェのロゴマークの中にチラチラと見える鹿の角。これは一体何を表しているのかと言いますと、ポルシェの本社のある州、ヴルテンブルグ州州のシンボルがこの「鹿の角」なんです。ポルシェのシンボルマークには「州」と「市」を表すモチーフが使われていて、どこがポルシェの本拠地なのかがわかるという事です。

ポルシェのエンブレムを見ると、赤、黒、ゴールドの3色使いであることがわかります。ズバリこれはドイツ国旗のカラーリングで、ポルシェがドイツ産である事を表しています。つまり、ポルシェのエンブレムは作られた国、州、市、と3つの情報がギュッと詰まったデザインになっていると言うことです。ポルシェが好きな人でもなかなかここまでは見ないと思うので、ぜひ豆知識として覚えておいてください。

盾の形

ポルシェのエンブレムは盾の形をモチーフに描かれています。これにも意味があり、ズバリこちらは「州のエンブレムと同じ形」をしています。同じ盾のデザインで描かれた州の紋章をモチーフに描かれているので、ポルシェのエンブレムは盾の形を元に描かれているという事です。

ポルシェのデザインは紙ナプキンへのデッサンから生まれた

ポルシェのエンブレムのデザインは、ポルシェを設計したフェルディナンド・ポルシェ博士がとあるニューヨークのカフェレストランで紙ナプキンに描いたデザイン図が元になっているそう。

優れたデザインはふとした時に思い浮かぶようで、かの有名な映画監督ティム・バートンも紙ナプキンに落書きをしてはそれを元に作品を生み出していたので、紙ナプキンへの落書きは素晴らしいデザインの生まれるきっかけであると言えるのでしょう。

ポルシェとフェラーリの跳ね馬がそっくりな理由

ポルシェのエンブレムを見て、フェラーリのエンブレムを思い浮かべる人は多いでしょう。こちらの画像はフェラーリですが、ポルシェの跳ね馬とそっくりです。実はこの跳ね馬のモチーフ、同じ馬が描かれていると言われています。フェラーリはイタリアの車なのにとっても不思議に思うでしょう。その理由を詳しく解明していきます。

イタリア車のフェラーリに跳ね馬が描かれている理由

実は、この跳ね馬は同じくドイツのシュトゥットガルト市の跳ね馬なのですが、イタリアとドイツの接点といえば第一次世界大戦の際に宿敵であったという事実です。さて、この時代にイタリアでは国民的英雄とまで言われたパイロット「フランチェスコ・バラッカ」という人物がこの跳ね馬に大きく関わっていきます。
 
フランチェスコ・バラッカは「撃墜王」とまで言われるほどのパイロットで、その彼が撃墜したドイツのシュトゥットガルト市であり、その撃破の証としてバラッカは自分の乗る戦闘機に勝利の証としてシュトゥットガルト市の紋章に描かれる跳ね馬のマークを自機に貼り付けました。
 
その後、1918年に追撃王、フランチェスコ・バラッカは戦死しますが、彼のシンボルであった跳ね馬のエンブレムを、彼の両親がエンツォ・フェラーリ社に授け、フェラーリのシンボルマークが跳ね馬となった、というのが真相です。
 
ただ単に似ているのではなく、さまざまな理由があって同じ跳ね馬が描かれる事になったフェラーリとポルシェです。

通販でポルシェのエンブレムは買える?

通販でポルシェのエンブレムは購入可能です。大手通販会社からも、オークションサイトからもさまざまな方法で入手が可能です。ただし、年代や希少価値の高いエンブレムなども存在するため、もしも購入を予定している場合はしっかりとその年代のエンブレムを購入するのかきちんと明確にするようにしておきましょう。
 
ちなみに、ポルシェのエンブレムは年代ごとに少しずつ変化があり、時代背景似合わせてデザインも微妙な差があります。エンブレムが好きな人にはたまらない変化でしょう、ぜひとも調べてみてください。

ポルシェのエンブレム交換

ポルシェのエンブレムは自分でも交換できますし、業者に頼んで交換してもらうこともできます。どうしてポルシェのエンブレムは交換可能なのかと疑問に思われるでしょうが、ポルシェのエンブレムだけに関わらず、やはりエンブレムは雨に晒されたり経年劣化で褪せてしまいます。車を綺麗に保ち、大切に乗り続けたいなら定期的にエンブレムを交換することをします。
 
自分で交換する場合も、きちんと手順を踏めば簡単に、すぐに交換が可能ですので、ポルシェのエンブレムを交換したいなと思う人はぜひとも一度チャレンジしてみるといいでしょう。きっと、自分で取り付けたエンブレムが輝く車は、今よりも愛着がもてるはずです。

ポルシェのエンブレムの大きさ

もちろん、エンブレムにも大きさが異なるものが存在します。大きさを選ぶ時は自身の好みで選んでしまうのが一番ですが、スポーティーな車なら少し小さめのエンブレムを選び、スタイリッシュな雰囲気を演出する、などそういった基礎的な知識などは持っていたほうがいいでしょう。
 
車に適したエンブレムの大きさが解らない、という人はぜひとも同じ大きさの車を調べてみてください。一番よく見えるものを参考にして、エンブレムの大きさを選べば間違いないでしょう。

ポルシェのエンブレムは奥深いけど楽しいもの

ポルシェのエンブレムについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。車好きな人ならば、誰しもが憧れてしまう車であるポルシェですが、エンブレムにまでこだわりがある事を知っている人は少ないでしょう。ぜひ、他の人にも話してびっくりさせてあげてください。

初回公開日:2017年11月28日

記載されている内容は2017年11月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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