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横断歩道の標識は誘拐をイメージしている?ひし形の意味

更新日:2024年08月23日

横断歩道の標識について詳しくご存知ですか?街中で目にする青い横断歩道があることを示す標識について詳しく解説をします。横断歩道標識の管理者や種類、少し怖い都市伝説もご紹介します。誰かに話したくなる、知っていると得する情報です。

横断歩道の標識は誘拐をイメージしている?ひし形の意味

横断歩道の標識は誘拐をイメージしている?

歩行者専用の標識で大人が、子供の手を引いている標識があります。誰もが目にしたことがある標識ですが、この標識は少し怖い都市伝説があります。

歩行者専用の道路標識で、仲睦まじい親子のように見えるデザインです。この標識を作ったデザイナーは、標識のデザインを書くために街でスナップショットを撮影していました。イメージするデザインは、大人が子供の手を繋いでいる様子。

このイメージと一致する写真を撮りまくっていました。後日、撮った写真の中からイメージと一致する写真を発見します。デザイナーはその写真を見ながら、標識のデザインを仕上げました。

そのデザインは高く評価され、省庁が道路標識として採用しました。数日後、デザイナーは新聞を読んでいるとある記事を目にします。「女児連続誘拐事件の犯人逮捕」の記事、もちろん犯人の写真もあり、何だか見覚えがある感じがします。

横断舗装の標識を作った時のフォトアルバムを見返してみるとやはりありました。デザインの参考にした親子の写真は、逮捕された犯人でした。この標識よく見ると、子供の腰が少し引けているように見えませんか。

歩道にある横断歩道の標識

横断歩道にある道路標識は、標識名「横断歩道」で指示標識に分類されます。標識がたつ位置に横断歩道があることを示します。横断舗装は歩行者優先となるので、歩行者が横断し終わるまで、車は停止します。一般的な道路の横断歩道標識と、幼稚園や小学校周辺にある横断歩道に設置されている標識はデザインが異なります。

横断歩道の標識がひし形の意味

道路標識にある白いひし形にペイントされた標識の意味はわかりますか。あの標識は、その先に横断歩道または自転車横断帯があることを示しています。この表記が見えたら、歩行者や自転車に注意して運転しましょう。

ひし形の標識の正式名称はありません。あまり認知度が高くない標識なので、ドライバーさんはきちんと覚えて安全運転をしましょう。

横断歩道標識の違い

横断歩道の標識は何種類かあります。青色で子供2人が歩いているデザインと大人1人歩いているデザイン、これは横断歩道があることを示す標識です。比較的高い位置に設置されており、遠くからでもドライバーが確認しやすくなっています。

そして、上記の黄色い標識は、警戒標識になります。これは、この付近い学校や幼稚園、保育園があり注意を促す標識です。正式名称は、「学校、幼稚園、保育園あり」と呼びます。設置場所には細かい決まりがあります。

・学校、幼稚園、保育園などの手前50mから200mの間の道路左端
・学校、幼稚園、保育園から1キロm以内の通学・通園路の左端

横断歩道標識の種類

横断歩道の種類をご紹介します。

種類番号表示する意味設置場所
横断歩道407-A交通法第二条の第一項第四号にきれいする横断歩道であること。横断歩道を設ける場所の必要な地点の道端
横断歩道407-B上記に同じ上記に同じ
自転車横断帯407の2交通法第二条の第一項第四号の二に規定する自転車横断帯であること。自転車横断帯を設ける場所の必要な地点の道端
横断歩道・自転車横断帯407の3近接して設けられた交通法第二条の第一項第四号に規定する横断歩道及び交通法第二条の第一項第四号の二に規定する自転車横断帯であること。横断歩道及び自転車横断帯を設ける場所の必要な地点の道端
安全地帯408交通法第二条の第一項第六号に規定する安全地帯であること。安全地帯を設ける場所。
規制予告409-A標示板に表示される交通の規制が当該道路の前方の場所において行われていることをあらかじめ示すこと。標示板に表示される交通の規制が当該道路の前方の場所において行われている事をあらかじめ示す必要がある場所内の必要な地点における左側の路端

横断歩道標識の大きさ・寸法・サイズ

横断歩道の標識はサイズが決まっています。五角形の青い色に白記号であらわされます。サイズは3種類あります。

・2/3 400×133×400
・1.0 600×200×600
・1.5 900×300×900

横断歩道標識の設置位置

横断歩道標識の設置位置は決まっています。図解で説明しているリンクを参考にして下さい。

横断歩道標識を違反した場合

横断歩行者など妨害をした場合、違反切符がきられます。交通違反の区分は「一般違反行為」となり青切符がきられます。基礎点数2点、酒気帯びの場合はさらに重くなります。交通違反制度ととして反則金が9000円(普通車の場合)を支払うことになります。

根源法律、「道路交通法第38条1項、第38条の2、道路を横断しようとしている歩行者の妨害する行為です。」にあたり横断歩行者など妨害など違反の罰則になります。

道路交通法第38条と第38条の2を簡単に説明します。

道路交通法第38条とは

車両などは横断歩道や自転車横断帯に接近する場合、該当する横断歩道などを通過する時、その前方を横断しようとする歩行者や自転車が無いことが明らかな場合を除いて、該当する横断歩道の直前で停止する事ができるような速度で通行しなければならないです。

該当する横断歩道を歩行者などが通過する場合は、該当の横断歩道などの直前で一時停止をして通行を妨げないようにします。

第二項、車両などは横断歩道などまたはその手前の直前で停止ししている車両がある時、当該停止している車両などの側方を通過して前方に出る時は、出る前に一時停止しなければならない。

第三項、車両などは、横断歩道およびその手前の側端から前に30m以内の道路部分においては、第30条第3号の規定に回答する場合の他、その前方を通行している他の車両の側方を通過して前へでてはいけない。

第38条2

車両とは、交差点やその直近で横断歩道のもうけられていない場所で、歩行者が横断している時はその通行を妨げてはならない。

横断歩道標識の管理者

道路標識は大きく分けて4種類あります。案内・警戒・規制・指示があり、案内標識と警戒標識は、国土交通省と都道府県、市町村などの「道路管理者」が担当しています。規制標識と指示標識を主に「公安委員会」が設置しています。標識の柱には設置者がわかるようラベルが貼ってあるので参考にして下さい。

横断禁止の標識

自転車運転にも多くの交通ルールがあるように、歩行者にも交通ルールがあります。上記のような「横断禁止」の標識がある所では道路横断を禁止されています。歩行者だからと言ってどこを歩いても良い訳ではありません。この標識のある場所は交通ルール違反となります。

他にも、歩行者に対する交通ルールはあります。
・「歩行者通行」道路交通法第十条第二項。歩道や路側帯がある道路では、歩道や路側帯を歩かなければなりません。道路工事などやむを得ない場合を除いて、車道は通行できません。

・「右側通行」道路交通法第十条第一項。歩道や路側帯が無い道路では、道路の右側によって通行しなければなりません。歩道内ではこの決まりはありませんので、どちらでもかまいません。

・「信号を守る」道路交通法第七条。信号機の指示は必ず守りましょう。歩行者用の信号機がない場合は、自動車の信号機指示に従って横断します。歩行者信号機の青信号が点滅をしている時は、横断をしません。横断中の歩行者はすみやかに横断するか、引き返します。

横断歩道のルールを守ろう!

普段何気なく利用している横断歩道、細かい決まりごとや交通ルールがありました。街中で見かける横断歩道標識も標識によって管理者が違いました。もし、ご自宅の近くに標識を増やしてもらいたい時は、担当の管理者に問い合わせをしてみましょう。

車の運転中にルールがあるように、歩行者にもルールがあります。どのような立場であってもルールを守って安全に生活をしましょう。

初回公開日:2017年10月27日

記載されている内容は2017年10月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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