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【車種別】高速道路の速度制限違反の内容と最低速度|世界

更新日:2024年09月27日

日ごろお出かけや仕事で使用する人も多い高速道路ではどのようなことに注意して走行するといいのでしょうか。高速道路で速度制限を違反するとどうなるのか・海外の高速道路は日本と速度制限が違うのかなど色々な視点から速度制限を守り高速道路を走行できるようにみてみましょう。

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高速道路の速度制限違反にはどんなものがあるの?

オービスとは?基礎知識編

スピード違反を取り締まる「オービス」という装置を、運転したことのある人たちであれば一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。「知らない」という人たちもいるかと思うのでオービスの基礎知識からご紹介します。

オービスの正式名称は「自動速度違反取締装置」といい、基本的には高速道路に設置されていることが多く、高速道路以外にも事故が頻繁に多発している道路や速度違反が多発している道路を中心に設置されていることが多いです。

スピード違反の検挙といえば警察に捕まるといったのが昔からの形ではありますが、オービスといった装置が設置されてからは警察が長時間張り込みしなくてもよくなりました。なのでこのオービスは違反した車の速度を測定し、ナンバープレートと運転手の顔を撮影して瞬時に記録する機能を持っています。

オービスが検知するとどうなるの?

これは一般道でも高速道路でも同じ検知の仕方ですが、オービスは運転手に「あなたは速度制限を違反しました」と気付くように、強くピカッと光ります。通常は光らないので自分が引っかかったことをすぐに気付くでしょう。ただ、昼や明るい時間帯だと光がわかりにくい場合があるので気付かない間に違反していたなんてこともあるので気を付けましょう。

オービスの違反通知はどのように知らされるの?

オービスが光ってしまった人は後日警察から「出頭通知」が基本的には届きます。オービスによって撮影されたナンバープレートの情報から車両の所有者などを特定し3日後から1カ月後以内に警察から「出頭してください」との命令があるでしょう。

また、速度制限オーバーで検挙されたにも関わらずこの通知を無視し続けてしまうと電話が掛かってきたり最悪の場合逮捕状が出たりする恐れがあるので必ず出頭するようにしましょう。

高速の速度制限を違反すると罰金はいくらなの?

警視庁の反則金一覧によると、高速道路で速度制限違反の場合(普通車)40Km/h以上50Km/h未満の違反は6点、50Km/h以上は12となります。

罰金はそれぞれ簡易裁判にて決定しますが、通常70,000円~80,000円が一般的な罰金額となります。非常に高額となりますが、さらに60Km/h以上の違反となる場合は100,000円以上になるケースもあるので、高速道路でもしっかりと速度制限は守るように努めましょう。

車種別に高速道路の速度制限をみてみよう

速度制限を違反すると先ほどのように、点数が引かれたり多額の罰金を支払わなければいけません。高速道路での速度制限は車種別にもそれぞれ違ってくるので、しっかりとご自身の車種がどのような速度制限となっているのか知っておきましょう。

軽自動車の場合

高速道路を軽自動車で走行する場合、軽自動車の速度制限はどうなっているのでしょうか。

高速道路においても基本的に普通車と軽自動車に違いはなく、普通車と同じく高速道路での法定速度は100Km/hと定められています。ですが軽自動車は他の車よりも小さい分、事故になると大怪我となるケースもよく聞きます。あまりスピードは無理して出さないように注意しましょう。

大型車の場合

次にバスやトラックなど大型車の場合、高速道路での速度制限はどうなっているのでしょうか。まずトラックとバスで実は速度制限が変わってきます。大型バスの場合は普通車や軽自動車と同じように基本100Km/h制限となっています。

ですが、トラックは2003年9月からスピードリミッターという装着が義務付けされ、スピードが出せないように制限されました。それを受けてトラックが高速道路を走行する場合、速度制限は80Km/hと定められています。

高速道路を走行しているとトラックはスピードを出しているように感じる方も少なくないでしょう。ですが、実際はスピードリミッターが作動することもありちゃんと80Km/hで走行しています。

二輪車の場合

最後にバイクなどの二輪車の場合、高速道路での速度制限はどうなっているのでしょうか。二輪車は普通車と同じく、基本は最高速度100Km/hと定められています。

二輪車を運転している人の多くがしっかりと理解しているはずですが二輪車の場合、車とはまた違って速度を上げすぎると危険が非常に高まります。高速道路での速度制限が定められていても緩やかなカーブなどの道路によって状況に合わせて速度を落とし、充分に注意して走行するようにしましょう。

高速道路での速度制限の標識の見方とは?

基本的に高速道路では速度制限は「規制速度」と「法定速度」の2つに分類されています。先ほどから説明している速度制限については中央分離帯などが設けられている高速道路のことを指しているので「法定速度」です。「法定速度」では免許取得時に教習所で習ったとおり、標識はありません。でも上記の説明のとおり、法律でちゃんと速度制限が決められています。

では、中央分離帯が無いような高速道路やカーブの続く道などでは一般道と同じく高速道路にもちゃんと標識が出ています。その標識に書かれている速度を違反しないように規制速度が設けられている高速道路の走行時は注意しましょう。

高速道路には最低速度制限があるんです

80Km/hで走行すると違反になるの?

自動車のみの適用にりますが、高速道路では最低速度制限が定められています。これは先ほどの説明と同じく中央分離帯があるような高速道路では50km/hが最低速度です。なので、80Km/hで走行している車は早すぎず遅すぎない速度制限内をしっかり守れて運転できていることになります。

また、最高速度を超えると違反となりますが最低速度を超えても同じように違反となります。高速道路では1台が最低速度を下回る形で走行してしまうと、事故の危険もあるので充分注意しましょう。

海外の高速道路速度制限はどれくらい?

アメリカ編

アメリカは州によって速度制限が違ってきます。一般的には105Km/hと定められていますがカナダでは110Km/hとなっています。アメリカを走行する場合は特に州を越えて走ると途端に制限速度が変わることがあるので充分な注意が必要です。

ヨーロッパ編

ヨーロッパの一般的な高速道路では速度制限が130Km/h前後となっています。また速度制限が130Km/h前後もあるからか、ヨーロッパでは日本の取り締まりよりも非常に厳しくなっているので日本のように速度制限を少しでも超えて走行していまわないように注意しましょう。

雨の場合は高速道路の速度制限は変わる?

雨天時の高速道路ではいつもどおりにスピードを出しすぎるとスリップの危険だったり路面にできた水の膜でブレーキが効きにくくなる危険性があります。そのため、多くの高速道路では降雨に応じて速度制限が80Km/hや50Km/hと規制されることがあります。なので、雨が走行時に降ってきた時には電光掲示板などに充分注意し、速度規制を見逃さないようにしましょう。

高速道路で追い越し車線の速度制限は?

「法定速度とおり100Km/hで走行している場合、追い越し車線から追い抜こうとすると何キロまで出していいんだろう」と疑問になったことはありませんか。確かに悩みます。ですが、たとえ追い越し車線であっても定められているとおり法定速度の100Km/hを超えることは違反となります。

必ずしも100Km/hで捕まるわけではありませんが、違反であることには変わらないので追い越し車線走行時は周りに流されてスピード超過しないように注意しましょう。

高速道路では快適なドライブをしよう!

いかがでしょうか。高速道路では「規則速度」「法定速度」によって速度制限が違ったり、車種によっても違いがあります。最低速度制限も設けられている分、高速道路は多くの車が速いスピードで走行しているのでいつでも危険と隣り合わせです。

ですが正しい高速道路の利用や速度制限を守り、運転手が無理しすぎないように注意すれば、快適で楽しいドライブを楽しむことができます。しっかり状況に合わせて楽しみましょう。

初回公開日:2017年12月19日

記載されている内容は2017年12月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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