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免許は最短どのくらいで取れるのか|車/普通二輪/社会人

更新日:2024年10月24日

公道を走行するためには色々な運転免許があり、教習を受けて資格を取得しなければいけません。では、最短でどれくらいの日数で取得できるでしょうか。また、車とバイクでは免許取得までの最短日数は異なるのでしょうか。これから免許取得をする方はぜひ参考にしてください。

免許は最短どのくらいで取れるのか|車/普通二輪/社会人

免許取得までは最短でどのくらいかかるの?

公道を走ることができる二輪車・四輪車を運転するには、国が定めた免許を取得しなければなりません。色々な乗車の免許がありますが、その中でも一般的なものを中心として、どれほどの取得時間が必要なのかをご紹介して参ります。

<免許取得が可能になる年齢とは>
まずはじめに、各乗り物に乗車できる「定められている年齢」をご紹介いたします。

二輪車・普通⇒満16歳以上
二輪車・大型⇒満18歳以上
四輪車⇒満18歳以上

以上の年齢に達していれば男女問わずに取得することができますので、ぜひ今回の内容を参考にしながら必要な資格を取得してみてください。

車の場合は?

現代は「車社会」と言ってもいいくらい、各地域で数多くの四輪車が走行しています。主に仕事や趣味で所有しますが、車好きが高じて複数台を所有する方も多いことも、車がもつ魅力の1つでもあります。

そして、免許を取得するには「学科」と「技能」という内容をクリアしていなければ取得することはできません。

車の技能教習ですが、最短では29時間必要です。教習を受ける際、最大で1日2時間まで受ける事ができます。また、合間に学科教習も受けますので最短でも取得まで15日ほどかかります。ですが、こちらの場合は操作が簡単なAT車に限った内容ですので、クラッチ操作が必要なMT車ですとプラス2日ほど時間が必要となります。

原付の場合は?

二輪車で一番小さな排気量が「原付」というバイクです。こちらは、50cc以下の二輪車のことを差します。通勤や買い物にも便利な小さい車両が特徴で、四輪車の免許を取得すると必然的に付属してくる資格でもあります。

こちらは、乗車免許の中では最速の1日で取得できます。技能試験がないため教官の指導の元、数時間の教習を受けます。その後に学科試験を受けますので、トータルの日数で言えば、資格が交付されるまでにながくても2日あれば取得できます。そのため、身分証明書の代わりに取得するケースもあるほど手軽な資格と言えるでしょう。

普通二輪の場合は?

普通二輪という区分は、51cc~400ccまでの二輪車を差します。大きな排気量の二輪車は、後の項目で詳しくご紹介いたしますので、まずは「普通二輪・小型限定」と呼ばれる125ccまでの排気量についてご紹介いたしましょう。

125cc以上になると、「MT」と「AT」という形式が分かれます。車と同じくMTとは、マニュアル車の略でクラッチとシフトチェンジの操作が必要になる車両です。ATとは、スクーターと呼ばれる簡易な操作で運転できる車両です。

それでは、それぞれの資格がどのくらいの日数で取得できるかご紹介いたします。

取得する形式持っている免許卒業までの最短日数
MT免許なし・原付のみ8日
MT普通・準中型・中型・大型5日
AT免許なし・原付のみ8日
AT普通・準中型・中型・大型4日

以上が最短日数ですが、こちらはあくまでも「教習所を卒業できる最短日数」です。初めての免許取得ですと、教習所を卒業した後、各地域管轄のセンターで「学科試験」を受けて合格しなければ免許証交付はされません。

中型自動二輪の場合は?

中型自動二輪という区分は改正されて久しく時が経ちます。改正前は、250cc~400ccまでの排気量を差していました。それでは、排気量が大きくなると取得までの日数はどれくらいでしょうか。

取得する形式持っている免許卒業までの最短日数
MT免許なし・原付のみ9日
MT普通・準中型・中型・大型8日
AT免許なし・原付のみ9日
AT普通・準中型・中型・大型6日

中型の区分ですと排気量が上がり、技能教習の内容が増えるので取得までの最短日数は増えます。MT車の場合、慣れるまでクラッチ・シフト操作に時間が掛かるケースがありますので、最短で取得したい場合はAT限定の資格を取得する方がです。

大型二輪の場合は?

大型二輪とは401cc以上のバイク全てを差します。以前は、中型二輪免許を取得していないと大型二輪の教習を受けることができませんでした。

ですが、現在は初めから大型二輪教習を受けることが可能となりました。最短6日で教習所を卒業することができます。

段階を踏まずに取得できるのはとても利便性が良いですが、年齢が満18歳以上であることが条件です。

バイクは排気量によって免許取得できる最短日数が異なる

バイクの乗車資格には色々な種類がありますが、中でも最短で取得できるのが「原付」です。排気量が小さく、公道では走行法に規制がありますが取得は容易です。

やはり、排気量が大きくなるにつれて取得までの日数は増えていく傾向があります。それには車体の重さや取り回し、試験内容のレベルアップが影響しています。

18歳以上であれば、最初から大型二輪の資格取得にチャレンジすることも素敵なことですが、もし不安がある場合は、小さな排気量から徐々に段階を経て取得していくことが良いでしょう。

社会人は最短どのくらいで免許が取れるの?

学生時代であれば、夏休みなどの長期間を利用して免許取得に充てることができます。ですが、社会人となると長期休暇をとることは難しくなります。

働いていると、週に1、2度の休日を使って免許取得をすることとなります。また、免許を取得するには「教習所」と「一発試験」という2択がありますので、それぞれのケースで最短ではどれくらいで取得可能なのかをご紹介いたします。

教習所へ通う場合は?

社会人となってから教習所へ通う場合、やはり最短期間で免許を取りたいと思うのが人情です。ですが、教習所では「学科」と「技能」があり、その中でも「学科」は時間割が決まっていますので、その時間帯を事前に空けておいてから通わなければいけません。

技能教習は1日2時間までですが、こちらは事前に予約できますので問題はありません。土日は、すぐに予約が満杯となってしまうので注意が必要です。そして、平日のみの学科教習がありますので、時間を割けない場合は余計に日数が掛かります。

先のとおり、最短日数は毎日のように教習所へ通うことができる方のケースですので、社会人となって仕事の合間で教習所へ通う場合の最短取得時間の目安をご紹介します。

普通車の場合は約3か月と考えておきましょう。二輪車の場合は排気量によっても異なりますが、約1ヶ月ほどで取得可能です。

一発試験の場合は?

教習所以外でも「一発試験」で免許取得が可能です。こちらの場合、各地域にある試験場にて1日1回の試験を受けることができます。

技能での一発試験ですので、腕に自信がある方へはです。難なく試験に合格すれば、技能はクリアできますので、1日で完了します。

その後は、同じように学科試験を受けて合格することで免許取得ができますので、何よりも最短時間での取得ができる方法です。

合宿で免許取得する最短日数はどのくらい?

合宿という方法でも免許取得ができます。こちらの場合、地方にある専用の敷地内にて連日教習を受けて取得するスタイルです。

教習所や入校日よっても異なりますが、普通車の最短日数は、ATで14日、MTで16日です。二輪車は、普通二輪車ですと最短日数は9日です。大型二輪ですと最短6日で取得できます。

教習所と教習内容が変わるわけではありませんので、取得までの最短日数は変わりませんが、連日教習を受けることができますので、仮に技能教習をクリアできなくても、翌日、最速での再教習が可能です。

教習内容を忘れずに安全運転することが大事!

それぞれの免許を取得するまでの最短日数をご紹介いたしました。短い期間で資格取得できると、いち早く公道で運転をしたい気持ちとなりますが、真剣に受けた教習内容を忘れずに安全運転を意識し続けて運転を楽しみましょう。

初回公開日:2017年12月22日

記載されている内容は2017年12月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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