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車の雪下ろしに道具・ブラシと雪下ろしのコツ|お湯

更新日:2023年12月20日

雪国で車を使うのなら、冬には車の雪下ろしは欠かせません。朝の忙しい時間には特に、雪下ろしを簡単に済ませたいもの。また、雪だけでなくフロントガラスの氷を取るのも安全運転に欠かせません。そこでここでは、そんな車の雪下ろしにぴったりな道具について解説します。

車の雪下ろしに道具・ブラシと雪下ろしのコツ|お湯

車の雪下ろしに道具

雪国のカーライフの必需品

雪国に住んでいると、冬支度にいろいろな道具が必要となります。そして車を持っているのなら、車専用の道具も必要です。

雪国に限らず、車は日常生活に欠かせません。また、雪が降ったからといって、車使えないという訳にはいきません。車の雪対策の道具は、雪国の必需品とも言えます。

そんな車の雪対策の道具でも、雪が降ったら必ず使うと言えば、車の雪下ろしの道具です。雪国ならカー用品店やホームセンターはもちろん、スーパーやドラッグストアなどでも購入できます。まさに、どの家庭にでもある道具と言えます。

道具の名前はスノーブラシ

そんな、車の雪下ろしに使われる道具は、一般にスノーブラシと呼ばれています。幾つかのタイプがありますが、よく見かけるのは、片方の柄の先端にブラシが付いており、反対側にプラスチックやゴムの板が付いている道具です。

雪国の地域では冬になるとどこでも買えるほか、スノーブラシで検索すればインターネットでも購入できます。なお、1000円前後で購入できるものが多いので、普段、雪のない地域に住んでいる方でも、雪国に車で行く機会があれば、車に積んでおくことをします。

いっしょに使うと便利な道具

車の雪下ろしは、スノーブラシがあれば十分という訳ではありません。スノーブラシだけだと苦労することもよくあります。そんな時、車用の雪対策グッズをいっしょに使うことをします。

まず、雪下ろしで苦労するのは、フロントガラスに固まった氷です。特にワイパーが氷で固まってしまったら、もう溶かすしかありません。そして、そんな時に重宝するのが氷解剤です。スプレーするだけで、ガリガリに凍った氷が柔らかくなります。

また、車を止めている間、フロントガラスにカバーをかけるのもです。フロントガラスに積もった雪をカバー毎は雪下ろしできるばかりか、フロントガラスに氷が付着することも防げます。

車の雪下ろしで傷がつかないブラシ

大きな車でスノーブラシ

ワンボックス車など背の高い車や、ステーションワゴンのような天井の広い車の雪下ろしでは、長い道具が必要です。そして、そんな車で使うのなら、柄が伸び縮みするアルミ製の長くて軽いスノーブラシをします。

このタイプは、柄の先端にちょうどモップのようにブラシが付いています。そして、このブラシを使って、雪を向こう側に押し出すように使います。

このタイプの良い点は、アルミ製で丈夫なので、重い雪でもグイグイ押し出せる点です。また、大きさの割に軽いので、女性でも扱えます。

ただし、伸び縮みするとはいえモップのような道具です。ワンボックス車のような広い車なら気になりませんが、小型車では意外に邪魔になります。車によっては、次に紹介するスノーブラシも検討してみてください。

スノーブラシ:メルテック スノーブラシ

こちらは、3段階に長さが調節できることから、背の高いミニバンの屋根の雪下ろしにも重宝するスノーブラシです。また、これだけの長さでも軽いアルミ製なので、女性でも扱えます。

商品到着時、長すぎたかな…と思いましたが使用してみるとバッチリでした。
あまり重い雪を降ろそうとすると強度に不安を覚えますが、欲張らず雪質に合わせた除雪をすれば問題なさそうです。
まだ本格的なシーズン前なのでこれからは分かりませんが今のところ大満足な商品です。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2AGD3PQSPND... |

スノーブラシ:メルテック スノーブラシ スノッキー

こちらは2段階で長さが調節できる、雪を押し出すタイプのアルミ製スノーブラシです。収納時は長さが71cmと普通乗用車でも邪魔にならずに収納できる長さです。なおブラシではなくメッシュのポリエステル素材を採用しているので、ボディにキズがつきにくい点もです。

この冬ウィンドウの雪を払うのに活躍。やはりブラシタイプよりこちらの方が良い。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R15BOYC44FMQ... |

小さな車でスノーブラシ

一方、軽自動車など背の低い小さな車には、柄の1/3に縦にブラシが付いている、木製の短いスノーブラシをします。

このタイプは、ちょうどブラシを使って雪を横にはらうように使います。車の屋根の上にも手が届きやすく小さな車なら、このブラシでも十分雪下ろしが可能です。また、細く短いので狭い車の中でもそれほど邪魔にはなりません。

ただし、このタイプのスノーブラシは、壊れやすいという欠点があります。例えば、使っているうちにブラシの毛が抜けてきたり、プラスチック部分が欠けたりします。このタイプは価格が安いので、壊れたら消耗品と割り切って買い替えてしまいましょう。

スノーブラシ:キャプテンスタッグ スリムスノーブラシ UX-664

こちらは、雪国で昔から使われていたタイプのスノーブラシです。長さが63cmで、傘ほどの長さしかないので、狭い軽自動車の社内でも邪魔になりません。

自動車の免許を取得して早幾年、個人的にスノーブラシといえばこの形と思っていましたが近年は絶滅危惧種かと思うほどに店頭で見かけません。
世の車の趨勢がミニバンタイプとなり、車の上に積もった雪を下すにはこのスノーブラシは少々不便かもしれません。
しかし、フロントグラスをはじめドアの窓に降り積もった雪を効率よく払うにはこのスノーブラシは便利です。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3M413GG2ZGC... |

車の雪下ろしのコツ

キズをつかないように

雪下ろしのコツは、できるだけスノーブラシをボディーや窓ガラスにぶつけないことです。例えば、積もったばかりの雪は柔らかいので、ブラシだけで簡単に押し出せます。まずが、車体に積もった雪だけをはらう雪下ろしを心がけてください。

多少雪が車に付いていても、車が走っている間、車内の熱で車に積もった雪が溶けていきます。そのため、車体に積もった全ての雪を雪下ろしする必要はありません。スノーブラシで柔らかい雪をはらう程度にして、ボディーをガリガリとこすったりしないでください。

なお、多少雪を残しても大丈夫とは言っても、車の屋根に大きな雪のかたまりが残っていると、車内の熱で滑りやすくなり、ブレーキを踏んだ際にフロントガラスに落ちて視界を塞ぐことがあります。事故の原因にもなるので、まとまった雪を残さないように雪下ろしを心がけましょう。

お湯は使っても大丈夫?

前の日から降った雪がガリガリに凍った朝は、車の雪下ろしに時間がかかります。特に、フロントガラスが凍ると前が見えにくいので、きれいに取り除かないと出発できません。

そんな朝は、車のエンジンをかけてから雪下ろしして、フロントガラスの氷を溶かし、積もった雪をはらうのが基本です。しかし、なかなか溶けないと、お湯をかけて溶かしてしまえと思うのは当然です。

しかし、冷たくなったフロントガラスに、熱いお湯をかけるとガラスが割れる可能性があるので、お湯をかけるのはできません。また、水をかけると、氷点下のガラスの上で凍ってしまい、余計に面倒になります。

は、氷解スプレーを使うことです。また、お湯を使う場合は、温めのお湯をバケツ一杯分くらい多めに用意して広い範囲で使ってください。

解氷スプレー:KURE アイスオフ 2155

こちらはAmazonでの解氷スプレーです。特殊アルコールを使っているので瞬時に氷を溶かします。また、使用している溶剤は、溶かした氷の再凍結の防止にも効果があります。

息子が通勤に使う車の窓が朝凍り付いてしまい、毎朝ぬるま湯を用意させられるのが嫌で購入しました。半信半疑で使ってみてびっくり!スプレーするだけで即クリアな窓になっていました。もっと早く買えば良かった。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R10FN87L5RV7... |

車の雪下ろしを簡単にする方法

車をきれいにしておく

雪下ろしを簡単にする方法は、日ごろから車をきれいにしておくことです。例えば、ワックスが効いたボディーは、軽い雪ならスノーブラシで軽くはらっただけで滑り落ちます。

そして、冬は車が汚れやすい季節です。車が汚れていると、雪おろしの際にボディーのキズの元になってしまいます。雪の降る前にしっかりワックスをかけておきましょう。

カバー

車の雪下ろしを簡単にコツは、フロントガラスをきれいにする手間を最小限にすることです。車の天井やボンネットなどに積もった雪は、スノーブラシを使えば簡単に雪下ろしできます。しかし、フロントガラスに付いてしまった氷を取り除くのは大変です。

とはいえ、フロントガラスにカバーをかけるだけで、面倒な氷が付着することを防げます。そして、雪国にあるカー用品店やホームセンターでは、このカバーがフロントガラス用の凍結防止シートとして販売されています。

使い方は簡単で、フロントガラスにカバーを広げて、カバーの耳にあたる部分をドアに挟んで風に吹き飛ばされないように固定するだけです。ただし、フロントガラスが濡れた状態で使うと、内側が凍ることもあるので使い方に注意してください。

カバー:凍結防止シート 車フロントガラスカバー

こちらは、防風防水性の厚手素材を使ったフロントガラス用のカバーです。防水性の高い素材を使用しているので、汚れても雑巾などで軽くふくだけできれいになります。また、ドアに挟んで固定するタイプなので簡単に装着できます。

寒い朝にフロントガラスの霜を取る煩わしさがないので重宝してます。高台で吹きっさらしのような場所ですが、シートを車にしっかり固定できるのでシートが飛ぶ事がないので安心です。

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毛布で代用

フロントガラスに使う専用カバーの代わりに、古い毛布などで代用することも可能です。とはいえ、濡れて汚れやす屋外で、ずっと毛布を使うのは衛生上よくありません。あくまで、カバーを用意するまでの代用品と考えてください。

雪下ろし、コツをつかんでテキパキと!

雪国なら誰もが朝の必須作業となる車の雪下ろしのコツは、道具をうまく活用することです。車に合ったスノーブラシを使って、てきぱきと済ませてしまいましょう。

また、雪の朝はとくに車のフロントガラスに注意を払ってください。雪や氷が視界を塞がないように注意して、雪道での安全運転を心がけましょう。

初回公開日:2017年12月18日

記載されている内容は2017年12月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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