サンデードライバーのバッテリーが上がりやすい原因と対策
更新日：2024年10月12日
サンデードライバーのバッテリーが上がりやすい原因と対策
久しぶりに車で出かけようと思ったら、バッテリーが上がっていた。そんな経験はありませんか、サンデードライバーのように、車を走らせる機会が少ないと、バッテリーはすぐにあがってしまいエンジンを掛けることができません、しかしなぜ、車を動かす機会が少ないとバッテリーがあがってしまうのでしょうか。
いざ、お出掛けの際に車が使えないのは残念です、ですから今回は車のバッテリーについて少し知識を深めてみましょう。また、サンデードライバーのためのバッテリー上り対策もご紹介します。
バッテリーの上がる原因
なぜ、車を使っていない状態で、バッテリーが上がってしまうのでしょうか。車を動かさなければ、バッテリーのトラブルも起きないはずです。この疑問を解消するには、「自己放電について知る必要があります。
自己放電とは、自然発生する放電のことで、バッテリーの中ではいつも科学反応が起こっており、そこで発生した電力の一部が空気中に放電されます。つまり、バッテリー内の電力は、時間の経過と共に自然と弱くなります。
また、バッテリー内の電力消費に拍車をかけるのが、時計やセキュリティーなどに使用される電力です。これらは車が止まっていても電力を使用しています。車は動いてなくてもバッテリーは常に働き続けていますので、サンデードライバーのように長期間、車を使用しない場合にバッテリーが上がります。
バッテリー上りの対策方法
バッテリーが上がってエンジン始動が困難な場合、ブースターケーブルを使用して、別の車のバッテリーと繋ぐことで再始動ができます。この場合、＋（赤）と－（黒）とありますので間違えないよう注意が必要です。
その後は普通に走行して1時間も走れば、バッテリーが充電され問題なく使えるようになります。それでも同じようにバッテリー上りが続く場合は、バッテリー自体が使用不可になってるので交換が必要です。
ブースターケーブルはホームセンターやカー用品で入手ができますので、サンデードライバーの方は用意しておくと安心です。
ソーラー充電器で備える
車内に取り付けるソーラー充電器です。簡単に取り付けることができて、自己放電程度の消費電力は太陽のパワーで充電してくれます。サンデードライバーのように長期間、車を動かす機会がなくても、バッテリが上がってエンジンが掛からないトラブルを解消してくれます。
しかし、駐車場が地下にある場合や、建物の下で太陽が当たらない場所に駐車してる場合は残念ながらソーラー充電器は使用できません。その場合は他の方法を考えましょう。
電源があるならバッテリー充電器
自宅の車庫に100V電源がある場合に、バッテリー充電器で充電する方法です。自動充電タイプであれば勝手に充電のオンオフを行い、自己放電対策になります。電源仕様なので地下駐車場でも建物の下でも使用できます。
こうしてバッテリー上りの対策を行っていれば、サンデードライバーでも安心してお出掛けができます。
サンデードライバーに車選び
サンデードライバーの人は滅多に車の運転をしないので、どうしても運転に不慣れです。このためコンパクトカーが運転しやすくてです。他にもハイブリッドなどエコカー全盛の時代ですがガソリン車をします。
ハイブリッドなどのエコカーは全般、車両価格が高い傾向にあります。サンデードライバーは滅多に運転をしないのでエコカーの特徴である低燃費の恩恵を受けるほど運転しないでしょう。これが、車両価格の安いガソリン車をする理由です。
また、休日に近くのスーパーに買い物にしか車を使用しない場合は軽自動車もです。今の軽自動車は性能も良く、車内も広くて使いやすいですし、維持費も安いです。
サンデードライバーはうざいと思われる原因
サンデードライバーを悪く言う人を見かけます。確かに運転は技術よりも経験的な部分が強いので、普段から車の運転をしてる人より、サンデードライバーの方が運転は未熟感は否めません。しかし、それだけが原因ではありません。
ネットで調べてみると、いろいろな原因を見つけることができますが、言い換えてみれば、その土地のローカルルールを理解していない点が目立ちます。車社会では、免許取得時に学ぶ交通法規を基準に、円滑な通行を保守すべくローカルルールが各地で存在しています。
このローカルルールは教本など存在しないので、地元で慣れて学ぶしか方法がありません。普段から運転する場合は自然と身に付きますが、サンデードライバーの場合は滅多に運転しないので、理解していない場合が多く、その原因となっています。
邪魔
ローカルルールを知らずに運転することで、邪魔扱いされるケースもあるようですが、サンデードライバーの運転の不慣れが招く運転技術の未熟も関係しています。
例えば、車幅感覚が解らないので、狭い道で上手く走行ができないケースや、交差点での右折のタイミングなどが遅く感じたり、駐車場で上手く止められないなど、その全てが「不慣れ」から生じています。
また滅多に運転しないので、バッテリーや空気圧不足などの車両に関するトラブルを抱えてるケースも多く事故につながる場合もあります。
サンデードライバーの年間走行距離の目安
サンデードライバーは滅多に車を運転しないことで呼ばれますが、実際には年間、どの程度の距離を運転しているのでしょうか。
これは地方と都会で1回の走行距離が変わりますから一概には言えませんが、ネットで調べてみると年間で2000㎞未満の人が圧倒的に多いです。中にはサンデードライバーですが、休みの日は運転が趣味と言う人も存在しており、年間の走行距離は15000㎞を超える人も。このように使い方で距離は大きく変わります。
しかし、全般的にはサンデードライバーの年間走行距離は短い傾向になる場合が多いです。
サンデードライバーの特徴
サンデードライバー（Sunday driver）は、日曜日などの休日しか四輪車を運転しないため、運転に不慣れなドライバーのことを呼んでいます。平素から運転していないので、どうしても運転技術は未熟な傾向があり、全般的に走行速度が遅かったり、ウインカーなどの合図が無い、もしくは急な車線変更など、突発的な運転が多い傾向にあります。
車のコンデションも悪い状態で走行してるケースも多く、タイヤの空気圧、バッテリーなどがやはりトラブルを起こす箇所として多いです。
あるある
その全てがマイペースで運転するサンデードライバー、マイペースは良い意味に聞こえますが、車の運転では渋滞や事故の原因になる可能性があります。例えば、制限速度を遵守することは正しいことです。
しかし片側2車線ある道路の場合、右側をずっと制限速度以下で走行して渋滞の先頭になってるケース。車は左側通行が原則で、複数の車線がある場合は右側は追い越し車線で、これは通行区分違反となる可能性もあります。
特に高速道路では、左車線が空いているにも関わらず、右車線を走行し続けていると通行区分違反として罰則となります。行楽地に向かう高速道路でサンデードライバーが良くする運転です。制限速度を守るのは正しい事ですが、車社会では円滑な通行として渋滞にならないよう、その流れに乗るという柔軟性が必要な場合もあります。
サンデードライバーの人は
サンデードライバーの人は、運転に不慣れなことを認識し、慣れない道を走る場合は、事前に地図で確認するか、ナビの使い方をマスターしておくと安心して運転に専念ができ、それによりもっと柔軟性を持った運転も可能になります。
サンデードライバーを嫌う人も居るのは残念ながら事実ですから、そこで張り合っても意味がありません。単にサンデードライバーの柔軟性が薄いのが原因です。周囲を見て同じように運転すれば良いので、時には制限速度を少々上回って走るケースもありますが、周りと同じ速度で走れば問題はありません。
円滑な通行の義務と言う名称のルールもあります。時間に余裕を持って出発し、無理をせずに安全運転を心掛けましょう。
また、休日などのたまにしか乗らない愛車も定期的にメンテナンスを行って、不具合を解消しておくのも重要です。
初回公開日：2018年01月22日
記載されている内容は2018年01月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。