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パッシングのやり方・対向車へのメッセージ8つ・注意点

更新日:2024年08月27日

さまざまな場面で使われるパッシングですが、どのようなメッセージが込められているか正しく理解できているでしょうか。この記事では、パッシングのやり方、パッシングによるメッセージの内容など、ドライバーなら知っておきたいパッシングに関する情報をご紹介いたします。

パッシングのやり方・対向車へのメッセージ8つ・注意点

パッシングとは

対向車への合図として使用することがあるパッシングですが、法律などで決められたものではありません。パッシングは、車社会の中で自然と浸透していった暗黙のルールといってもいいでしょう。

パッシングのやり方や用途もさまざまです。パッシングのやり方や、どういったメッセージがあるかなどをご紹介いたします。ぜひ、車でパッシングをするときの参考にしてみてはいかがでしょうか。

やり方

パッシングといっても、どう車を操作すればいいのか初心者のドライバーなどは、戸惑ってしまう人も多いのではないでしょうか。パッシングのやり方は、ハイビームとライトオフの2つのパターンがあります。ハイビームとライトオフのパッシングのやり方をご紹介します。

ハイビーム

国産車での基本的なパッシングのやり方は、ウインカーのレバーを手前(運転席側)へ引いてすぐに指を離すというのがパッシングの一般的なやり方です。

ただし、レバーを手前に引いている間は、ライトがずっと上向き(ハイビーム)の状態となってしまいます。レバーを手前に引いたあとは、すぐに指を離すことを忘れないようにしましょう。2回パッシングをしたい場合は、レバーを2回引くだけで行うことができます。

ライトオフ

もうひとつのパッシングのやり方は、ライトのスイッチを付けたり消したりすることによってパッシングを行うやり方です。

一般的な国産車では、車のライトのスイッチはウインカーのレバーに回転式のものが搭載されている事がほとんどです。国産でも車種によっては、運転席近くのパネルなどに付いていることもあります。必ず運転前に確認をしておくようにしましょう。

対向車へのパッシングの意味8つ

パッシングとは、前を走っている車へ「追いついてしまったので進路を譲ってください」という意味で点灯する合図として使われていました。現在では、さまざまな場面の合図としてパッシングが使われるようになりました。

パッシングによるさまざまなメッセージのやり方をご紹介いたします。

1:ありがとう

相手へ感謝を伝えたい時の合図としてもパッシングをするやり方があります。パッシングで感謝の気持ちを伝えるときには、必ず相手が対向車側にいることが必要です。

相手の車が後ろにいるときにパッシングをしても、相手からはライトが見えません。相手が後ろにいるときには、パッシングの代わりにハザードランプを点灯させて感謝の気持ちを表しましょう。

2:道を譲る

道を譲りたいときにパッシングをするやり方は、こちらが直進している場合、途中で右折するタイミングを待っている対向車を見つけたときなどにパッシングをします。パッシングをすることで「どうぞ」と相手に進路を譲る合図となります。

逆に譲られた立場になったときは、軽く手を挙げたりパッシングで返したりと相手に感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。

3:事故・取り締まりがあるから気をつけて

道路を走行していて自分の運転に特におかしいところがないのに、すれ違いざまにパッシングをするやり方があります。道路の先の警察によるねずみ捕りや、落下物などの異常を知らせてくれている可能性があります。

警察によるねずみ捕りは、運転者から見えない死角で行われている事が多く、対向車が「この先に注意して下さい」と合図をしてくれている場合があります。

4:ライトの消し忘れ・点け忘れを教える

対向車が、ライトの消し忘れや付け忘れを知らせてくれているパッシングのやり方もあります。道路を走行していて、特に何もしていないのにすれ違いざまにパッシングをされたときには、自分のライトの状況を確認してみると良いでしょう。

対向車が夜間なのにライトを付けていないことを知らせたいときには、すれ違いざまに相手に向けてパッシングをするといいでしょう。

5:ライトがまぶしい

対向車がハイビームのまま走行している場合に、ライトが相手に眩しい合図としてパッシングするやり方があります。特に夜間の走行中にパッシングをされたときには、自分のライトがハイビームの状態になっていないかを確認してみましょう。

最近では夜間の場合に、警察庁などが事故防止の観点からハイビームでの走行を推進していますので、パッシングには注意が必要でしょう。

6:道を譲ってほしい

一般道や高速道路を運転していて、何もしていなくても後ろの車からパッシングをされることがあります。その場合は「進路を譲ってほしい」という合図で、自分の車が追い越し車線にいる場合には、安全を確認しながら車線変更をして相手に進路を譲るようにしましょう。

一車線だった場合には、ハザードを点灯させながら安全を確認し、車を左に寄せて進路を譲るようにします。

7:横断者がいるので停まってほしい

信号のない横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる場合、車は横断歩道の手前で一時停止をし、歩行者の横断を優先させる義務があります。

横断歩道の手前で、一時停止をしたあとパッシングをするやり方があります。パッシングをすることで対向車へ停車を促します。パッシングを受けた対向車は、横断歩道の手前で一時停止をし、歩行者を横断させます。

8:緊急事態を車外に教える

緊急事態を車外に知らせるためにパッシングをするやり方があります。普通乗用車やトラック、タクシー、バスなどがパッシングを何度も繰り返していたら、緊急事態を伝えている合図と認識していいでしょう。

緊急事態を車外に伝えたいときには、パッシングを繰り返して周りの車両に緊急事態を伝えましょう。

後続車からのパッシングの意味3つ

車の運転をしているときに、後続車からパッシングを受けた経験がある人も少なくないでしょう。バックミラーやサイドミラーから確認できる後続車のパッシングは、どのような意味があるのでしょうか。後続車からのパッシングの意味3つをご紹介します。

1:ライトの点け忘れ

夜間などは、後続車が前を走る車のライトの点け忘れに気付く場合があります。ヘッドライトの点け忘れを知らせる場合に、後続車がパッシングをするやり方があります。後続車にパッシングされた場合には、自分の車のライトが点いているか確認してみましょう。

2:運転への抗議

急な割り込みがあったときなどに、危険を感じて相手へパッシングをして抗議するやり方があります。パッシングが何度も繰り返して行われる場合がほとんどです。もしも、自分の運転に非があってパッシングをされてしまったときには、安全運転を心がけてください。

3:先に行かせてほしい

「先に行かせてほしい」という気持ちをパッシングで表すやり方があります。このような要求のパッシングを受けたときに焦ってしまい、自分の許容範囲以上のスピードを出してしまう人も多いのではないでしょうか。

焦らずパッシングをした車を先に行かせる対処をし、冷静な車の運転を心がけましょう。

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パッシングされたときの注意

車を運転中に、対向車や後続車に急にパッシングをされてしまうと、「何がおきたんだろう」と焦る気持ちになる人も少なくないでしょう。パッシングの意味や、やり方を把握することで焦ることもなくなります。

パッシングされたときの注意をご紹介します。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか。

道を譲ってもらっても焦って行動しない

パッシングされたときは、相手の車の様子を見ることも大切です。「どうぞ」と譲ってくれているのか、「威嚇」されているのかを正確に判断する必要があります。相手の車がスピードを落として明らかに譲ってくれている場合は、軽くお礼をして車を進めましょう。

また、相手がパッシングを繰り返しするやり方をした場合、威嚇されている可能性がありますので、安全をしっかりと確認して冷静に対処することを心がけましょう。

安全確認を怠らない

パッシングで相手に気持ちを伝える合図のやり方には、さまざまな意味があります。パッシングをされたからといってパニックになり、急なハンドル操作やブレーキを行ってしまと大事故に発展しかねません。

相手のパッシングのやり方などを冷静に判断し、安全運転を怠らないように心がけましょう。

パッシングをするときの注意

パッシングは、ハイビームという眩しい光を使うので、相手に高圧的な態度だと取られてしまうこともあります。そのため、「あおられた」と感じた運転手とトラブルに発展してしまうケースも数多く発生しています。

コミュニケーションの方法として使用されているパッシングですが、パッシングのやり方には注意が必要です。パッシングをするときの注意をご紹介します。ぜひ、パッシングするときの参考にしてみてはいかがでしょうか。

何度もしつこくしない

パッシングを何度も繰り返してしまうと、相手に不快感を与えてしまってトラブルの原因になりかねません。緊急事態以外のパッシングは、1回~2回程度にしましょう。パッシングはあくまでも気持ちを伝える合図です。

パッシングの正しいやり方を普段から身につけて心がけておくといいでしょう。

車間距離を詰めた状態ではしない

車間距離を詰めた状態でパッシングを行うことで、前の車には「進路を譲ってほしい」という合図として受け取られてしまうことがあります。場合によっては、「あおられている」と相手に受け取られることもあるでしょう。

パッシングをするときには、車間距離に十分注意をするようにしましょう。

パッシングを使って思いやりのある運転をしよう

会社の規則などによって、昼間でもヘッドライトの点灯を義務付けられた社用車や、地域によっては、昼間にライトを点灯させる交通指導を独自に行っている場合などがあります。また、故意にヘッドライトを点灯させている車もあります。

実際にパッシングをするときには、周りの車などに気を配ることも必要となってきます。相手のドライバーにパッシングを使って自分の気持ちを伝えたいときは、思いやりのある運転をしましょう。

ヘッドライトの手入れをしよう

パッシングをするときには、ヘッドライトを使って相手に自分がどうしたいのかという気持ちを表します。ヘッドライトを手入れしておくこともとても大切でしょう。

「ライトの黄ばみを落とす方法」と「ヘッドライトフィルムの貼り方」をご紹介します。ぜひ、参考にしてヘッドライトの手入れをしてみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2018年02月05日

記載されている内容は2018年02月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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