【車種別】 軽トラのドリフト仕様への改造方法・やり方|横転
更新日:2024年06月17日
軽トラのドリフト仕様への改造方法
今回は、田舎の街中でよく見る軽トラをドリフト仕様に改造する方法をご紹介していきます。ドリフトは車の後輪をテールスライドさせて、その状態を維持しつつコーナーリングを抜けていく手法であり、走り屋の業界では、のある競技ともなっております。
その中でも、軽トラをドリフトできるようにする方法や、ドリフトが行いやすい軽トラをご紹介していきます。ドリフトとは、どんな改造で行えるようになるのかを見ていきましょう。
カスタム方法
通常の軽トラをドリフト仕様にする場合は、一つ目に後輪にスタッドレスタイヤを履かせる方法です。
フロントタイヤにラジアルタイヤを履かせて、リアタイヤにスタッドレスタイヤを履かせることで、リアタイヤのグリップが落ちるので、ウェット路面などでしたら、簡単にドリフトを行える状況に持っていけます。
ただ、最初はまわりに何もないところで行い、サイドブレーキを引いてどのくらい滑るのか試すようにしましょう。このように自分の技術に自信が持てるようになるか、安全性を確保できる場所でドリフト走行を楽しみましょう。
軽トラのドリフトのやり方
次は、軽トラで実際にドリフトを行う際に、どのような操作をすればドリフトを行うことができるのかご紹介していきます。ドリフトは車を滑らして走行する技術であり、慣れるまでは危険が伴う走行方法ですので、練習を重ねて腕を磨く必要があります。
そして、これから解説していくドリフトのやり方は、誰でもすぐにドリフトをできるようなやり方であり、コツさえ掴めば1日で感覚をつかむことも可能です。
サーキットなどに行って、一日練習を行えばほとんどのコツをつかむことができるでしょう。
ドリフト走行は感覚をつかむことができれば簡単な走行方法であり、ドリフト走行時のスピードを高めていくことが上級者の技術となります。
スピードが上がるにつれて、微量な加減が必要なのと、危険性が上がるために、難しい走行方法となっていきます。
サイドブレーキを引く方法
軽トラのドリフトのやり方の中で一番な方法が、サイドブレーキと言う後輪のみにブレーキをかける手法を利用します。これによって、後輪のみタイヤがロックするために、自然と車を滑らすことが可能です。
ポイントはカーブ手前でサイドブレーキを引くことです。カーブ直前までに速度をほどほどに落としておき、曲がりたい方にステアリングを振って、サイドブレーキを引き、曲がる方とは逆にステアリングを振ります。
これによって、カーブ中に車を滑らした状態で曲がることが可能で、ドリフトは簡単に行うことが可能です。
慣性ドリフト
軽トラをサイドブレーキを利用して、ドリフトを行えるようになれば、次は慣性ドリフトと言う少し難易度の高いドリフト方法があります。
一般的には、慣性ドリフトの方がスピードが出やすいので、上級者はこの慣性ドリフトを利用し、サイドブレーキはあまり利用しない傾向にあります。
慣性ドリフトのやり方は、車の重さを利用したドリフトで、車の中にボーリングの球があると考えるとわかりやすいでしょう。
カーブ手前で、大きくステアリングをカーブとは逆方向に振り、ボーリングの球を右に移動させて、この動作のすぐ後に、カーブ方向にステアリングを振ると同時にブレーキを一瞬強く踏みます。
これによって、車の重さを利用した慣性ドリフトを行うことが可能です。この慣性ドリフトは実際に行なって見ないと理解しにくいドリフト走行ですので、まずはサイドブレーキを利用したドリフト走行を練習しましょう。
ブレーキで荷重移動技術を学ぶ
今までドリフトの簡易的な始め方を解説してきましたが、慣性ドリフトの技術のとても重要な部分がブレーキの荷重移動技術です。
急ブレーキをすることで、車の重さは前方に移ります。この時はフロントタイヤに車の重さが伝わっているので、リアタイヤは軽い状態になっています。
これはリアタイヤがその分滑りやすい状態を作っているのと同じで、カーブ手前で急ブレーキを一瞬行い、ステアリングをカーブ方向へ降ることで、サイドブレーキを利用することなく、ドリフトを行うことも可能です。
これは、サイドブレーキを利用しない技術である、この技術を利用してドリフトをコントロールし、軽トラを振り回せるようになれば上級者と言えます。
ドリフト仕様に軽トラ
次にドリフト仕様にするために、他の軽トラよりもなものをご紹介していきます。
ドリフトに利用する場合は、車の駆動方式がとても重視されており、近年多くの車に採用されている前輪駆動「FF」は、ドリフトが難しい車種になります。
ですので、ドリフトを行う際にな車種の要件をご紹介していき、ドリフトに向いた車とはどんな車なのかを理解していきましょう。
後輪駆動「FR」
ドリフトに一番向いている車種は、後輪駆動「FR」という駆動方式です。なぜ、ドリフトが後輪駆動に向いているか解説すると、ドリフトを行う際にテールスライドを調整できるメリットがあります。
テールスライドとは、長いカーブや短い直線でもドリフト状態を維持するために重要な部分で、後輪駆動はこのドリフト状態の維持がとても簡易的で、アクセル踏むことで調整が可能です。
4WD「四輪駆動」=FR「後輪駆動」型
軽トラの多くに採用されているモデルで、通常は四輪駆動なのですが、ボタン一つで後輪駆動に変換できるモードが搭載されている車種があります。
これは、一定の軽トラにしか採用されていないモデルですが、ドリフトを行う上で2つの駆動でドリフトの練習が行えるために、通常よリモ腕をより早く磨くことが可能で、多くの経験をつかみとることが可能です。
ですので、後輪駆動の軽トラよりも、こちらのモデルを採用した軽トラをします。
軽トラのドリフトの注意点
実際に軽トラでドリフト走行を行う際に、気をつけたいポイントをご紹介していきます。
軽トラは通常の車よりも、軽く、全高が高いなどの要素があり、ドリフトを行うときに危険性が伴う車種とも言えます。
それらを解決する方法もあるので、その注意点とその確率を下げる方法をご紹介していきますので、一緒に見ていきましょう。
横転の可能性
軽トラでドリフトを行う際に気をつけたいキーポイントが横転する可能性が高いことです。
ドリフトとは、後輪を滑らして走行する方法であり、とても荷重移動が求められる走行方法です。
背の高い車がドリフト走行を行うと、いとも簡単に横転してしまうものですが、タイヤのグリップ力が低ければ、横転の可能性が低くなります。
軽トラであれば、通常のタイヤを使用しており、車重も軽いために、タイヤのグリップ力が少ないので、坂道でドリフトを行うなどを避ければ、横転する可能性は低いでしょう。
軽トラのドリフトの海外の反応
日本の仕事を支えているのは、軽トラであり海外からも注目されています。
農家などの仕事として、利用されており一般的な使用用途は仕事となりますが、軽トラを使ってドリフトするのは海外の方たちが驚き見せていると言われております。
なぜ、海外の方たちが軽トラに、驚いているのかをピックアップしご紹介していきます。
小さなエンジンでドリフトができるのがすごい
通常ドリフトを行う際は、パワースライドと言う車のパワーを利用したドリフトが、海外では盛んです。その中で日本の軽トラは、エンジンが小さくパワーが無いのにドリフト走行ができるので、驚いている方が多いと言われております。
そして、軽トラと言えば、見た目が一般車両なのにドリフト走行を行えるところが、またギャップであり、面白さがあるのも魅力の一つと言われております。
車種別軽トラのドリフト仕様への改造方法
次に車種別に軽トラのドリフト仕様への改造方法をご紹介しています。先ほどお伝えしたようにドリフトに一番関係してくるものは、その軽トラの駆動方式であり、四輪駆動または後輪駆動であれば、何も改造しなくてもドリフトを行うことも可能です。
その中でも、より高度なドリフトを行う場合や、より簡単にドリフトを楽しむためにな改造方法をご紹介していきます。
アクティ
軽トラの中でも、ホンダアクティは後輪駆動ですので問題なくドリフト走行が可能です。
そして、よりドリフト走行を簡易的にするには、リアタイヤに低グリップタイヤを履かせることが有効です。例えばスタッドレスタイヤを履かせることで、より後輪を滑らしやすくすることができるので、簡易的な改造方法でドリフトをよりコントロールできるようになるでしょう。
他にも、軽トラの荷台の後方に重量物を置いておくことで、リアに車の荷重が移りやすくなるので、よりドリフト走行を維持することが容易になります。
この2点で想像よりももっとドリフトが身近に感じることができるようになるでしょう。
キャリー
スズキキャリーも4WDまたはFRですので、そのままでも上記の技術を利用すれば、ドリフト走行が可能です。
しかし、よりドリフト走行をコントロールしたい場合は、改造を施すことでより綺麗なドリフトができるようになります。
先ほど同様でリアタイヤにスタッドレスタイヤを装着して、グリップ力を低下させる方法があります。この方法であればタイヤ交換のみで可能ですので、簡単に改造できます。
他にもデフロックなどの方法がありますが、車体後方の分解が必要ですので、手軽に改造できません。カーショップに委託した場合は、10円前後の整備費用が必要となります。
コツを掴めばどんな車でもドリフト可能
今回は、軽トラのドリフト走行のやり方や、ドリフト走行がしやすい改造方法をご紹介してきましたが、方法はいたって簡単です。
リアタイヤに低いグリップ力のスタッドレスタイヤを履かせることで、よりドリフト走行が簡単になり、サイドブレーキを利用することで、どんな車でもドリフト走行を行うことが可能です。
問題なのは、その車の駆動方式です。駆動方式を変えることはほとんどできない車が多く、軽トラの中でも、四輪駆動が後輪駆動の車種を選択する必要があります。
その軽トラにスタッドレスタイヤを履かせることで、ドリフト走行が簡易的になりますので、コツをつかむことで、簡単にドリフト走行が可能となります。初めてドリフト走行を行う方は、広い場所で練習することをします。
初回公開日:2018年03月16日
記載されている内容は2018年03月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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