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高速道路での軽自動車の料金・最高速度・選び方|割引/etc

更新日:2024年10月02日

みなさんはどんな車にお乗りですか?普通車、大型車、と色んな種類がありますが、今回は軽自動車の高速道路に乗るの料金や速度、軽自動車や軽自動車の選び方についてまとめた記事になっています。普通車と軽自動車では高速道路利用にどのような違いがあるのでしょう?

高速道路での軽自動車の料金・最高速度・選び方|割引/etc

高速道路の料金って軽自動車だったら安い?ETCだったら?東日本だったら??

四輪車には大きな車両や小さな車両があります。乗車できる人数も異なれば、エンジンの大きさも異なります。軽自動車は、日本独自の規格によって製造および販売されている、国内では最も小型の分類に当てはまる自動車です。

一般道路では、軽自動車も普通車と同じ速度で走っていますが、高速道路を走る上では、道路交通法上の違いがあります。


そこで今回は軽自動車の高速道路利用についてまとめました。

軽自動車の割引は?

高速道路は一般的には軽自動車と普通車で料金が別々に設定されています。軽自動車は普通車に比べて購入代金が比較的安く、税金や自動車保険も割安だったりと何かと優遇されています。高速道路の料金も例外ではなく、軽自動車の高速料金はおおよそ普通自動車料金の2割ほど安く設定されています。

ETCだと割引はどうなる?

高速道路を通行する際、料金の支払い方には、料金所で現金を支払って通行する、ETCを設置して通行するの2種類の方法があります。

ETCにすると、車内で小銭を扱うことがなくなり、料金を現金で支払うという面倒な事をしなくても、高速道路に乗れるという便利さがあります。しかもスムーズな通過ができるため、ETCの通行口の数も年々増加しています。毎月1度、指定の口座から通行料金が自動で引き落とされますので、分かりやすく、利便性も高いシステムです。

ETC設置をすれば、専用のカードを発行されますので、車両が普通車に変わってもカードを挿入するだけで同じようにスムーズな高速道路の料金所通過ができます。しかも、ETCにはその便利さ以外にもお得に高速道路に乗れる割引があります。

ETCを使用した場合、代表的なのは平日朝夕割引と休日割引、深夜割引の三種類です。

平日朝夕割引

・平日 朝6~9時、夕17~20時
※一部対象外の区間有
※事前にETCマイレージサービスに登録必要

ETCカードごとの1ヶ月(1日から末日まで)の割引対象となる利用回数に応じた還元率を、割引対象区間の通行料金のうち最大100km相当分に適用します。還元分は、ご利用月の翌月20日にETCマイレージサービスの還元額(無料通行分)としてお付けします。

1ヶ月の割引対象となる利用回数と還元率は、5回~9回まで通行料金のうち最大100km相当分を約30%分還元、 10回以上だと通行料金のうち最大100km相当分を約50%分還元。還元額によるご利用も平日朝夕割引の対象となります。

1ヶ月の利用回数が5回に達しなかった場合は、還元率は適用されません。1ヶ月の利用回数が10回の場合は1回~10回まで、5回の場合は1回~5回までの走行が割引対象となります。

休日割引

・土曜日・日曜日・祝日(終日)毎年1月2日、3日
・約30%割引
※一部対象外の区間有
※走行距離や割引適用回数の制限はありません。

これは、金曜日に高速道路に乗ったとしても、高速道路を降りるのが土日や祝日であれば割引対象となり、また、高速道路に乗るのが土日・祝日で、高速道路を降りるのが平日でも割引対象となります。

深夜割引

・毎日0時~4時
・約30%割引
※一部対象外の区間有
※走行距離や割引適用回数の制限はありません。

どの割引もETCありの場合のみ割引適用となり、入口料金所をETC無線通信により走行する必要がありますのでETC車載器を取り付けてETCカードを利用して下さい。、軽自動車だけではなく普通車も割引料金となります。

高速道路での軽自動車の速度

一般道路では、軽自動車も普通車と同じ速度で走っていますが、高速道路での軽自動車の速度は普通車と違うのでしょうか。

軽自動車の制限速度(高速道路)は80キロ?

高速道路では、一般道路と違い信号もないので速い速度で高速道路を走る事ができます。軽自動車は昔は高速道路の最高速度が80キロに制限されていたことがありましたが、現在では最高速度が引き上げられて普通車と同じく100キロ制限に統一されているので、軽自動車だったとしても高速道路で100キロまでスピートを出して走ることが可能です。

ちなみに、高速道路の最低速度は50キロなので、50キロ以下で走行してしまうと違反となって捕まってしまうので注意が必要です。

時には制限速度が変わることもあります。もしも雨風が強い場合、100km/hで走行することができる区間であっても80km/hに制限速度が落とされることがあります。雷や雪でも同じように規制されることがあります。

軽自動車と普通自動車の高速道路の料金比較

一般道路とは違い高速道路では料金が発生しますが、普通車と軽自動車を分けて、料金設定されていることが多いです。

なぜ軽自動車の方が安いのか?

なぜ軽自動車の安いのかについてはいくつか理由はありますが、1つは軽自動車は車体重量が普通車に比べて軽いため、道路を損傷させる度合いが少ないからだと言われています。高速道路は路面を常に均一にしなければならないため、定期的に道路を整備しなければなりません。大型トラックのような重量が重い車はそれだけ道路を損傷させますし、逆に軽自動車などの重量が軽い車は損傷させる度合いも少ないです。

高速道路を走行するのに軽自動車は?

軽自動車は「軽」という単語が端的に示しているように、普通自動車と比較すれば車両重量に重みがありません。それに付随してサスペンションは緩めに設定しています。ボディの剛性が弱く・サスペンションが緩ければ、車のスピードが出ていれば車体が震えてカタカタと音が鳴ってしまう要因ともなってしまいます。

その軽自動車の中でも高速道路の走行に向いているのはターボエンジンを搭載している車です。ターボエンジンにすることで、エンジンへ送りこむ空気の量を増やす事が可能となります。その結果、エンジン機構で排気量以上のパワーを供給できるようになります。排気量が660cc以下と制限されている軽にターボエンジンが搭載されている車種は、高速道路での走行に向いています。

高速道路の走行用の軽自動車を選ぶときの注意点

軽自動車の特徴を考えたとき、真っ先に出てくるのは「軽い」ということです。軽自動車は軽量化にこだわって作られる傾向があるのですが、これによって少し不都合が起きることがあります。

軽自動車は有料道路や高速道路で料金が優遇されていますが、高速道路を走行する時は軽自動車特有の注意点があります。とくに長距離移動で軽自動車を利用する際は以下の点に注意して走行する必要があります。

高速道路の走行用の軽自動車を選ぶ時は、下記の注意点などを考えた上で選びましょう。

横風の影響

軽自動車は車内空間をできるだけ広く取る設計から、どうしてもスクエアな箱型のエクステリアになりがちです。特に、スーパーハイトワゴンにはその傾向が顕著になっています。箱型ボディはどうしても横風を側面で大きく受けてしまうため、風が強い時はハンドルが取られやすくなります。

小型車や普通車のミニバンも同じく横風の影響を受けますが、軽自動車は車両重量が軽い分、影響が大きくなります。とくに山間部でトンネルを出た時、海や川にかかる橋の上を走行する時は突然に横風を受ける時があるので、風の強い日は十分に注意してください。

コーナー

軽自動車はタイヤ直径が小型車や普通車に比べてタイヤ直径が小さく設計されています。タイヤ直径が小さいと高速になるほど1回転におけるタイヤの接地面積が少なくなるので、走行安定性が劣っていきます。

有料道路や高速道路でもキツいカーブは意外と多く、しかも距離が長いので軽自動車では車幅の狭さも影響、踏ん張りが効かなくなってスリップ、または横転する可能性があります。

車間距離

先行車との車間距離を、一般道を走行している時のような間隔で詰めてしまうと、事故の原因になってしまいますし、前を走っているドライバーさんにはプレッシャーを与えてしまいます。高速道路ではスピードが出ているので車間距離を広くとらないと、先行車が少しでも速度を下げた時に判断が遅れてしまうと、衝突してしまう危険性は一般道よりも高まってしまいます。

長距離

軽自動車のシートは基本的に小型車や普通車に比べ、少しサイズが小さく作られています。これは小さくすることによって車内空間を広くしていることが理由ですが、小さいだけでなくシート厚が薄い車種もあります。

体型にもよりますが、狭くて薄いシートで長時間の運転は疲労の原因となります。軽自動車はサイズが小さいので高速道路を走行するだけでも疲れるため、長距離を運転する際はこまめに休憩を取ることが大切です。

燃費

軽自動車は市街地走行でストレスを感じさせないためにトルク発生回転数を比較的低く設定しています。この設計によって排気量660ccでも市街地ではパワフルに走行が可能となりますが、高速道路では巡航速度が高くなるため、市街地で走行する時よりも回転数が上がり、必然として燃費が悪くなります。

軽自動車の燃料タンクは小型車や普通車に比べて小さいので容量があまりありません。高速道路では市街地よりも燃費が悪くなることを想定し、早めの給油を行ってください。またエンジン回転数を上げて走ることにより、車内空間にエンジン騒音が入ってくることもデメリットのひとつです。

スピードメーター

信号がほとんどない高速道路をしばらく運転していると、体がスピードに慣れてしまって今の速度を遅く感じてしまいます。すると、アクセルを強く踏み込んでスピードを上げてしまいます。その時のスピードは制限速度を超えている事があります。スピードが上がれば、事故のリスクも上がってしまいます。

主観的な自分の体が感じる体感速度ではなく、しっかりメーターを見て走行しましょう。

追い越し車線の利用

軽自動車に搭載される排気量が660cc以下と制限されているエンジンでは、いくら頑張っても普通車に搭載されている高性能エンジンには敵いません。高速道路ではスピードを出すことが許されています。軽自動車は普通車に比べて遅いという自覚を持って、高速道路では追い越し車線を極力走行しないようにすることで、お互いに嫌な思いをする事態を避ける事ができます。

軽自動車で安くおでかけ!!

いかがでしたか。今回は高速道路での軽自動車についてまとめてみました。安全運転を心掛けて軽自動車で安く楽しいドライブをしましょう。

初回公開日:2018年03月05日

記載されている内容は2018年03月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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