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2018年11月20日

アウトバーンって何?|日本人が抱くアウトバーンへの誤解5つ

よく車雑誌などで見かけるアウトバーンとは一体なんでしょうか。アウトバーンとはドイツの自動車専用道路のことで、日本の感覚で言いますと高速道路です。しかし日本の高速道路とは少し違います。そんなドイツのアウトバーンについて少し掘り下げてみましょう。

アウトバーンって何?|日本人が抱くアウトバーンへの誤解5つ

クルマの記事でよく見る「アウトバーン」とは?

アウトバーンって何?|日本人が抱くアウトバーンへの誤解5つ

スピード制限なしのアウトバーンを見かけますが、他の高速道路と何が違うのでしょうか。また、なぜアウトバーンだけが有名なのでしょうか。

ドイツにとってのアウトバーンは陸つながりのヨーロッパでは東西南北、道路で国境を越えられますから、ドイツ以外の国家にとっても要の道路となります。そんなアウトバーンはどのような道なのでしょうか。

ドイツ語「 Autobahn」のカナ表記

Autobahnはドイツ語でカタカナ表記をしますと「アウトバーン」になります。しかし正確な発音で言えば、「オウトバーン」とも聞き取れますので、日本語にはない発音の仕方になります。

なので、日本では「アウトバーン」で浸透されているので、アウトバーンで正しい表記と考えて良いでしょう。

アウトバーンはドイツの生活道路

ドイツにはメルセデス・ベンツやポルシェといったハイパフォーマンスな車を開発している会社がありますが、車会社に勤めている人たちは毎日のようにアウトバーンで300km/hほど出して通勤しております。

また自動車会社に勤めてなくても、車通勤の人が多い国です。日本では少々考えられない文化ですが、ハイスピードで走ることや車での移動はドイツの人たちにとっては至極普通のことなのです。

ドイツ人は車が無いと生活できない

例えば、普通の食品の買い物であれば近所のスーパーで良いですが、家具やホームセンターのようなお店に行くとなると高速道路を使わなくてはいけません。日本は便利な国で近場でなんでも揃いますが、ドイツはそうもいきません。

ドイツはちょっとした買い物でアウトバーンを使いますので、当たり前のように130km/hで走りますから、日本よりも生活で車を使う国なのです。

Autobahnは無料で走れる

なぜこんなにもアウトバーンを利用するのかと言いますと、アウトバーンは無料だからです。
一時有料化が検討されましたが、基本的にアウトバーンは無料で乗ることができます。というのもの、ドイツが税収でアウトバーンの管理をしているため無料で乗ることができます。

しかし12t以上の車両に関していは有料化となり、ETCかチケットを買う必要があります。一般の自動車であれば、無料で走ることができます。

日本語では「高速道路」

アウトバーンって何?|日本人が抱くアウトバーンへの誤解5つ

日本の感覚で言えばアウトバーンは高速道路ですが、ドイツ人にとっては「自動車専用道路」です。なので高速で走るという感覚ではなく、一般道の延長線上に近い感覚です。

その背景にはドイツの交通法規があり、ドイツの制限速度は住宅街では30km/h、市街地では50km/h、市街地以外(郊外)の一般道が100km/h、アウトバーンでは130km/h(推奨速度)となっております。もちろんその道の環境に合わせた速度制限は存在しますが、日本の高速道路とアウトバーンではかなり速度規制と使用頻度に違いがあります。

日本では高速道路は「遠出」のイメージ

アウトバーンって何?|日本人が抱くアウトバーンへの誤解5つ

例えば、日本で高速道路を使うとなると、遠くに行くイメージになります。また毎日高速道路を使って買い物をしています、という人はかなり珍しい人になります。なぜかと言えば日本では高速道路は有料ですからです。お金を払ってまで高速道路に乗る必要がないので、特別な機会がない限り日本では高速道路を使わないというのが日本の自動車文化です。

日本人が抱くアウトバーンへの誤解5つ

アウトバーンって何?|日本人が抱くアウトバーンへの誤解5つ

ここでは日本人が持っているアウトバーンに対する誤解を紹介していきます。これからアウトバーンを走る予定がある方、知識だけでも持っておきたい方、また将来的にアウトバーンを走ってみたい方などぜひ参考にしてみてください。

1:アウトバーンは速度無制限

アウトバーンって何?|日本人が抱くアウトバーンへの誤解5つ

誤解の一つとして一番多いのがこの速度無制限です。確かに速度無制限ですが、速度無制限が適応されるのは一部の区間だけです。その割合は50〜60%ほどで、半分近くは速度が制限されております。

逆説的に考えますと、例えば住宅街の近くを走るアウトバーンの場合は制限速度があります。また雨の日や横風などの風の影響を受けやすい場所でも速度制限があります。もちろん速度規制がある場所では必ず標識があり、速度制限が書かれています。

2:オービスは設置されていない

これも誤解の一つでよく挙げられますが、オービスはドイツのアウトバーンにも設置されています。ドイツのお国柄でしょうか、きっちりと守るべきものは守る、という考えが反映されているため、速度違反をしてしまうと即罰金となってしまいます。

また移動式のオービスもあり、取り締まっている場所が変わることもありますから、この辺の自動車事情は日本とあまり変わりません。

3:速度違反で捕まることはない

上記の2番目と関連することですが、当然速度違反をすれば捕まります。オービスであっても後日手紙で罰金の支払い用紙が届きますし、パトロール中のパトカーに捕まればその場で罰金を支払う必要があります。また速度によっては免停もありますから、この辺りも日本の道路交通法を変わることはありません。

4:全区間で追い越し自由

道路によっては車線の色が黄色となり、追い越しに制限が掛かります。なので全区間での追い越しは自由ではありません。

追い越しに関しても日本とほとんど変わりません。ドイツは右側走行で左ハンドルなので、日本とは真逆とも言っていいですが、追い越しに関する仕組みは日本と同じです。一つ違う点はアウトバーンは左と真ん中の車線が追い越し車線で右が走行車線になります。

また追い越しが終わっているのにも関わらず、左の追い越し車線に居続けると違反になるのも日本と変わりません。

5:ドイツ車なら300km

ドイツ車は高速で走ることは可能ですが、300km/hも出す人はごく僅かの人です。速度無制限ですが、それだけのスピードを出すことは自己責任になりますので、アウトバーンを利用する人の全員がそれだけのスピードを出すわけではありません。

もちろん車種によってのスピード規制は存在しません。日本の車でもイタリアの車でも300km/h出せますが、その辺りはドライバーの判断によります。ちなみにですが、意外にも推奨速度である130km/hで走る人が多いです。

アウトバーンを走行する際の注意点3つ

アウトバーンって何?|日本人が抱くアウトバーンへの誤解5つ

アウトバーンを走行することにはいくつかの注意点があります。日本の高速道路の感覚で走ると危険な場面もあるので、ぜひ覚えておいてください。基本的なことは日本の道路交通法と変わりませんので、簡単に覚えることができます。

車のメンテナスは忘れずに

アウトバーンって何?|日本人が抱くアウトバーンへの誤解5つ

高速走行しますから、車の状態をしっかりと見ておきましょう。例えばタイヤは古いのだと高速走行中にバーストしたら大事故に繋がってしまいます。また高速走行は車に負荷がかかりますから、エンジンオイルなどエンジンの状態も定期的にメンテナンスをすることをオススメします。

しっかりと交通法規を調べておく

アウトバーンは推奨速度が130km/hと日本の速度から考えるとかなり速い方です。なので日本の感覚で100km/hで走ってしまうと、車の流れを止めてしまいますので、しっかりと流れに乗って走りましょう。

また追い越し車線である左側ともなれば200km/hや250km/hと非常に速いスピードで走ってきますから、速い車が来たらすぐに譲りましょう。

車間距離に関してもドイツは非常に厳しい国です。車間距離に応じて罰金や減点の対象になり、一番重いと免停になりますので、しっかりとドイツの交通法を学んでおきましょう。

ドイツ語の勉強も少ししておく

車で走っていると標識は全てドイツ語になります。アウトバーンに限らずですが瞬時に標識を読み取り、ぞのとおりに従わなければなりません。そのためドイツ語の語学力は多少必要になります。日常会話を学ぶほどではないので、標識表記される言語はしっかりとチェックしておきましょう。

必ずドイツの交通法に従おう

アウトバーンって何?|日本人が抱くアウトバーンへの誤解5つ

在ドイツ日本国大使館によりますと、日本の免許証と国際免許証があればドイツで運転することは可能です。ドイツはジュネーブ条約に締約していませんが、二国間の取り決めにより運転することが可能です。

基本的な運転に関することに大きな違いはないので、問題なく運転はできますが、それでも少々緊張するものです。

なので、しっかりとアウトバーンを運転する際はしっかりとドイツの道路交通法を学んでおきましょう。日本と同じように法定速度や右から来た車が優先ということをしっかりと覚えておけば、事故になることも、トラブルになることも減りますので、事前にアウトバーンの知識を入れておきましょう。

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