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マニュアル車の断続クラッチの使い方手順4つ・アクセルのコツ

初回公開日:2018年02月13日

更新日:2020年03月09日

記載されている内容は2018年02月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

マニュアル車を運転する際に断続クラッチが出来るとさまざまなシーンで使えます。ただちょっとコツが必要で、最初は難しいと思われる方も多いですが、さまざまなシーンごとに分かりやすくまとめてみたので、マニュアル車を運転される方の参考になると幸いです。

マニュアル車の断続クラッチの使い方手順4つ・アクセルのコツ

断続クラッチとは

「断続クラッチ」とはどのようなものか。言葉のとおり断続的にクラッチペダルを動かす事です。クラッチペダルを操作して「半クラッチ、クラッチを完全に切る」動作を繰り返し行う方法です。

断続クラッチをするには、半クラッチの感覚を身に着けていなければいけません。難しい部分もありますが、しっかりとした運転操作をできるようにしていきましょう。まずは自分が半クラッチ状態ができるのか、見直してみましょう。

マニュアル車

マニュアル車とは通称で、正式には、マニュアルトランスミッション車といいます。知っている方にとっては、そんなことは当たり前だと言われることですが、まず、マニュアル車についておさらいしてみましょう。

マニュアル車には、アクセル、ブレーキ、クラッチと三つのペタルがあり、ギアを変えながら三つのペタルを使い分けて運転をします。特に、発進の時は、慣れてしまえばどうってことないのですが、難関です。

クラッチの踏み方

先ほど言ったようにマニュアル車には、アクセル、ブレーキ、クラッチと三つのペタルがあります。その中でも、オートマチック車にはないクラッチについて、なじみのないドライバーは不安な面もあるでしょう。ここでは、その操作の仕方、踏み方についてみてみます。

半クラッチ

クラッチを踏み込んだ状態で1速にギアを入れ、クラッチを徐々に離していきます。そうすると車によって半クラッチの位置は変わって来ますが、必ず繋がるポイントがあり、そこから、さらに離していくとガタガタと車が震えだします。これはエンストしてしまう前兆とも言えます。

わかりやすく言うと、車がクラッチ操作だけで動き出した所から、ガタガタ震える所がその車の半クラッチ位置です。

クラッチを切る

ギアを入れるためにはクラッチを踏み込みますが、これはクラッチを切るといいます。わかりやすく言うと、車はエンジンの動力を駆動輪に伝えて走らせます。常につながっているのがオートマ車、駆動する力を自分で変えることができて、その場にあった力で走らせることができるのがマニュアル車です。

駆動する力を変えるためにクラッチがあり、クラッチを切ることで伝わる力を切ることになります。

断続クラッチの使い方

基本的な仕組みと、おさらいはできたでしょうか。まだまだ不安なこともあるでしょう。それでは、これからは、断続クラッチの使い方について手順に沿って詳しく見ていきましょう。

手順1:ギアを1速にする

断続クラッチの必要となってくる場面は、時速10km/h以下での低速時に行う運転方法ですので、基本は1速になります。それ以上の速度が出ている場合には効果が得られません。必ず「徐行速度」を意識して運転をしてください。

運転に慣れている方は、無意識にエンストしない程度のギアまで下げて車体速度を調整しています。慣れていない方は、まず自分の車が1速時どの様な走り方をするのか確認してみるのもいいでしょう。

手順2:半クラッチにする

では、半クラッチとはどういう状態でしょうか。まず、クラッチを踏み込んだ状態で1速にギアを入れ、クラッチを徐々に離していきます。そうすると車によって位置は変わって来ますが、必ず繋がるポイントがあります。

そのポイントから、さらに離していくとガタガタと車が震えだします。これはエンストしてしまう前兆とも言えます。車がクラッチ操作だけで動き出した所から、ガタガタ震える所がその車の半クラッチ位置です。

手順3:クラッチを切る

それでは、クラッチを切るとはどのような状態でしょうか。前に「クラッチを踏み込んだ状態で1速にギアを入れ、クラッチを徐々に離していきます。そうすると車によって半クラッチの位置は変わって来ますが、必ず繋がるポイントがあります。」と言いました。ということは、つまり、クラッチを切るということは、クラッチを踏むということになります。

手順4:手順2と3を繰り返す

手順2の、半クラッチの状態から、手順3のクラッチを切る、これを繰り返します。つまり、クラッチを踏み込んで半クラッチの状態まで徐々に離していくそして、また踏み込むということを繰り返します。これが断続クラッチです。

アクセル操作

それでは、アクセルはどうでしょうか。アクセルは踏みません。なぜアクセルを踏まないの、踏んだ方が操作しやすいのに、と思う方もいることでしょう。しかし、ここでアクセルを踏んでしまっては、慣れていない方だと車の速度調整が崩れてしまい感覚を掴めなくなってしまいます。

アクセルは踏まない

まず練習するときは周りに迷惑の掛からない、広い所で行ってください。エンストしても大丈夫、むしろ、そのエンストをしてしまうクラッチの位置が分かればこっちの物です。

アクセルを踏まず、半クラッチのみで発進できるように操作してみてください。半クラッチ状態を維持していれば僅かな力で車は前へ進んでいきます。安全な場所でクラッチのみでの発進を行い、自分の車のクラッチはどの位置でクラッチが繋がるのかを把握します。

断続クラッチを使う場面

断続クラッチについてくわしくみていきました。今度は、断続クラッチを使う場面について考えてみましょう。マニュアル車になれている方は、そんなことを改めて考えたことがないでしょう。なれている方もおさらいの意味を込めて、また、慣れていない方のためにも改めて考えてみましょう。

1:S字カーブ

S字道路での断続クラッチのコツは、曲がる時にクラッチを踏み込みクラッチを切ります。そうするとタイヤと地面との抵抗で車の速度は徐々に落ちていきます。

ここで使われるのが断続クラッチの運転方法です。速度が落ちてくるとタイヤに動力が伝わらず、エンストしてしまいます。そこで半クラッチで再度、動力をタイヤに伝える事でエンストを回避し、車が前に進もうとするきっかけを作ります。これを断続クラッチと言います。

2:クランク

クランクといきなり言われると、思い出せない方もおられるのでは。クランクとは、直角の狭いカーブが二つ交互に繋がっている道路形状のことです。かくかく曲がった道だと思えばよいでしょう。

まず、半クラッチの状態でクランクに入ります。直角カーブに入るときスピードを落とすためにクラッチを踏み曲がります。曲がったら、すぐにクラッチを半クラッチの状態にします。そうして次の直角カーブに入ります。これを繰り返します。

3:見通しの悪い交差点

交差点にも色々な場所、障害物による死角など運転されている方はご存知でしょう。ここで普通にアクセルを使った発進だと、動力が伝わりすぎて速度が出てしまいます。障害物による死角がある交差点でこのような運転方法は重大な事故に繋がります。

死角など見通しの悪い交差点こそ、断続クラッチの出番です。断続クラッチは低速時にしか効果はありません。逆を言えば低速で走れるから、少しずつ車を前に進ませていく事ができます。

4:狭い駐車場

車は半クラッチ状態、クラッチが完全に繋がっている状態のみ発進します。断続クラッチは低速の場面でしか使用しないので、半クラッチ状態にします。その状態で、ゆっくりと発信します。対向車が来たときは、クラッチを踏み、クラッチを切ることにより、動力は伝わらず速度は落ちてきます。

対向車をやり過ごしたら再度、半クラッチの状態にして、ゆっくり発信します。これを繰り返し、駐車場の中を走っていきます。

5:バック

バックをするときも、断続クラッチを有効的に使用しましょう。ギアをバックに入れて、クラッチを踏み込み、ゆっくり離して半クラッチの状態にすると、ゆっくりと車が動き出します。

この時、右足はブレーキに足をかけておくことが大切です。半クラッチで下がっているときに、思った以上にスピードが出てしまうこともあります。そんなときに即座に止まることができるようにするためです。

もう一度おさらいはいかが?

ちょっとわかってきましたか。ここでもう一度、断続クラッチを含め、車の運転についておさらいしてみてはいかがでしょう。自分が免許を取った時と違っていることもあるはず。確かめる意味でも一度読んでみると、これからの運転に変化が出てくるにちがいありません。

断続クラッチの練習

断続クラッチを練習するためには、まず始めに、ギアを1速に入れてクラッチを踏み込んだ状態でにします。そこから少しずつクラッチを離していき半クラッチ状態にします。

半クラッチ状態になれば車に力が伝わり前に進みます。この時あまりクラッチを離しすぎるとガタガタと車が震えてエンストしてしまいます。この時は焦らずクラッチを完全に踏みこみ、エンストを回避します。以上の過程を繰り返して練習することが近道です。

半クラッチをマスターする

最初は、半クラッチとはとても難しいと感じていたでしょう。しかし、慣れてしまえば無意識にできる技術であります。半クラッチをマスターし、断続クラッチができるようになればマニュアル車に乗ることもさらに楽しくなってくるでしょう。

そのためには、繰り返し練習することが大切です。読むだけではよくわからないこともたくさんあるので、実際に何度もやってみることです。

クラッチを踏み込みゆっくり離す

おさらいです。まずクラッチを踏み込み「クラッチを切る」の状態にし、クラッチを徐々に離していきます。車がクラッチ操作だけで動き出した所から、ガタガタ震える所まで離します。そこがその車の半クラッチ位置です。

つながる位置で維持する

クラッチを徐々に離していき、車がクラッチ操作だけで動きだしたところが半クラッチ状態で、ここで左足をキープして、ゆっくり進みます。スピードが出すぎるようであればクラッチを切ります。これが断続クラッチです。

つながる位置で維持することは、運転の技術で必要なことですが、マスターすることによりさらに運転に対して楽しみも湧いてきますし自信にも繋がることです。頑張りましょう。

断続クラッチをマスターして安全運転をしよう

断続クラッチは安全運転に繋がる第一歩です。読んだだけでは、頭に入っても操作方法がいまいちです。継続して続けることが大切です。

見通しの悪い場所、曲がり角など、運転していると色々な場面で危険なポイントが出てきたとき断続クラッチの出番です。そんな場面で、自分も相手も安心して運転する事ができるように「断続クラッチ方法」のコツをまとめました。

マニュアル車の基本と運転方法を知ろう

マニュアル車は、三つのペタルがあるといいました。アクセル、ブレーキ、クラッチです。発進するには、まずクラッチとブレーキを踏み、ギアを1速に入れます。そうして、クラッチをゆっくり離し、半クラッチの状態にし、アクセルを踏み動き出します。

断続クラッチを行う場合は、アクセルを踏まず半クラッチでゆっくり走りだします。断続クラッチを使用することができればこれからのカーライフも楽しいものになるでしょう。

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