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三軒茶屋と周辺にあるおすすめ銭湯12選・特徴別6つ

更新日:2024年08月12日

キャロットタワーは三軒茶屋の再開発のシンボルですが、三軒茶屋は昭和の香りを色濃く残す街でもあります。三角地帯と呼ばれる一角やすずらん通りなどの古い街並みが今でも残っており、昔ながらの銭湯文化を守り続けるお風呂屋さんが複数健在です。そのような銭湯をご紹介します。

三軒茶屋と周辺にあるおすすめ銭湯12選・特徴別6つ

三軒茶屋とは

三軒茶屋は、江戸時代当地に大山詣の途中に三軒の茶屋があった事から、そう呼ばれるようになりました。オシャレでいて、なおかつレトロな二面性を持った街です。

三軒茶屋は、渋谷から東急田園都市線で5分、またローカル色が強い東急世田谷線の始発の地でもあり、商業地としても住宅地としても人気の街で、銭湯もまだまだ元気に営業しており「癒し」を求めて足を運ぶ人も多いです。

三軒茶屋のエリア

三軒茶屋は、東急電鉄の田園都市線と世田谷線が通るエリアに位置しています。渋谷からもほど近く、若者の住みたい街として名が挙がることも多いです。

若者が多いという一方で、世田谷の下町としての歴史も深い地域であり、レトロなスポットがたくさんあるのも人気の理由です。ただし、国道246号線と世田谷通りの交差点に位置するために自動車はいつも混雑していて不便であるのが難点でしょう。

三軒茶屋の愛称

三軒茶屋は「さんちゃ」という愛称で若者から親しまれています。「食べログ」などにも、多くのレストランやバー、カフェなどが掲載され、注目度の高い街です。

「さんちゃ」エリアは、このように「出かける」対象の街としても機能もある一方で、住みやすい街としても名が挙がります。駅からのアクセスが良いことや、治安の良さ、買い物のしやすさなどがその理由でしょう。ただし、家賃は少々お高めです。

三軒茶屋付近には24時間銭湯はあるの?

三軒茶屋周辺には銭湯が数多くありますが、それらの中には24時間営業のスーパー銭湯もあります。また、24時間営業ではなくても、夜中まで営業している銭湯もあります。

24時間営業のスーパー銭湯であれば、終電を逃してしまい帰れなくなってしまった時などに、お風呂にも入って始発まで待つこともできるので便利でしょう。また、銭湯にはシャンプーやボディソープなどが備えられているので手ぶらで行けるのも利点です。

三軒茶屋の特徴・みどころ

三軒茶屋の観光地としての特徴や見どころはどこなのでしょうか。三軒茶屋は都会的な施設が多い一方でまとうレトロな雰囲気が人気の街です。

三軒茶屋のシンボルといえば「キャロットタワー」でしょう。レンガ作りの外観の建物には「世田谷パブリックシアター」や「シアタートラム」などが入っています。世田谷公園は三軒茶屋の自然を感じることができるスポットです。中でも噴水公園は絶景で人気があります。

三軒茶屋と周辺にあるおすすめ銭湯12選

三軒茶屋周辺には、観光施設だけでなく銭湯も多くあります。ここからは、三軒茶屋とその周辺の地区にあるおすすめの銭湯を12施設紹介していきます。

それぞれの特徴や営業時間を参考に選んでみてください。銭湯は、もともとは住んでいる人たちのための共同浴場、そのために世田谷の入り組んだ路地に佇んでいる銭湯も多く、その姿を見つけ出すのも一つの楽しみでしょう。

銭湯1:富士見湯

富士見湯の日替わりの薬湯、温度が40度ほどのぬるめの白湯には、ジェットバスとバイブラバスの設備があります。シャンプーとボディーソープは、無料で備えられています。

サウナは、追加料金を払って利用でき、冷えた水風呂との組み合わせで人気があります。14:00~24:00が営業時間となっており、木曜日が定休日です。

銭湯2:駒の湯

かわいい狸の置物の出迎えを受けながら中に入ると、こちらは番台ではなくフロントで入浴料を払います。サウナを利用する場合は、大小のタオルがレンタルできます。ロッカーは大ぶりのボックスタイプとなっています。

浴場内は、壁面も床も白いタイル貼りで清潔感があります。サウナは、2段になっていて5人も入ればいっぱいですが、室温は84度~86度程度とそれほど高温ではく、湿度が適度にあるので気持ちよく発汗ができます。

銭湯3:八幡湯

八幡湯の高い天井の一部はガラス張りで、日中は自然光が注がれて、開放感あふれる気持ちの良い空間となっています。サウナ付きにすると、レンタルのミニタオルとバスタオルが付いてきます。

ボディーソープとシャンプーは無料、風呂上がりにゆったりできる休憩スペースがあるのもポイントが高いです。女湯の脱衣場には、髪を乾かすためのレトロな釜型ドライヤーが置いてあります。

銭湯4:千代の湯

木札の下足入れに履物を入れ、中に入るとそこは昭和の銭湯の世界が広がっています。その先にある浴場は定番のペンキ絵を前に浴槽が二つ、ラジウム泉浴と銘打った紫がかったお湯で、一つは深湯、一つはバイブラバスとなっています。湯温は熱い時もありますが、湯加減はちょうど良いです。

千代の湯は三軒茶屋の通称三角地帯と呼ばれる異次元空間に存在するレトロな銭湯です。営業時間は15:45~25:00、定休日は金曜日です。

銭湯5:栄湯

栄湯の周辺には古い街並みが残っていて、三軒茶屋の銭湯全盛時代を彷彿とさせています。今でこそカウンターの銭湯が当たり前になりましたが、番台で入浴料を払って中に入ると、そこには銭湯文化が凝縮されたような美しい空間が広がっています。

浴室に入ると迎えてくれるペンキ絵は、銭湯絵師中島盛夫さんの作品です。壁側にあるカランは、シャワーの水圧が低いので、シャワーを多用する人は真ん中のブースがおすすめです。

銭湯6:弘善湯

銭湯弘善湯の特筆すべき点は、追加料金なしでスチームサウナを使えるということです。サウナに入る場合は、入浴料の他に追加料金を払うのが普通ですが、ここ弘善湯は入浴料のみです。

その代わりと言ってはなんですが、無料のシャンプーとボディーソープは置いてありません。 お風呂は、バイブラバスとジャグジーがあり、42度ほどのぬるすぎず熱すぎずの適温で、壁のペンキ絵を眺めながらゆったりお湯に浸かることができます。

銭湯7:石川湯

石川湯は、下北沢にある若者にも人気の三軒茶屋銭湯です。若者が多く訪れることから、靴用のロッカーにはブーツを入れることができるような大きい物も用意されています。

日曜日には「瑞恵」という漢方の薬湯が提供されており、人気を呼んでいます。三軒茶屋観光で汗をかいた後はこの銭湯ですっきりするもの良いでしょう。営業時間は15:30~23:45、定休日は月曜日です。

銭湯8:文化浴泉

文化浴泉は、目黒区にある銭湯です。昭和3年に開業した歴史ある三軒茶屋周辺の銭湯です。浴室には丸形のペンキ絵が飾ってあり、おしゃれな雰囲気です。

営業時間は15:30~25:00ですが、日曜日は朝風呂として8:00~12:00も営業しています。また、イベントとして不定期で薬湯も実施されているので、それを目当てに足を運ぶ地元住民もいます。

銭湯9:新寿湯

新寿湯は世田谷区代田にある銭湯です。昔ながらのレトロでクラシックな銭湯であり、三軒茶屋の雰囲気を凝縮したような空間を楽しむことができるでしょう。

番台で料金を払うシステムも昔ながらの銭湯を思わせます。営業時間は15:30~24:00であり、月曜日が定休日となります。木曜日、金曜日、土曜日には薬湯が実施されていて、若者や外国人観光客にも人気の高い銭湯です。

銭湯10:大黒湯

大黒湯は押上駅から徒歩6分という位置にある銭湯です。スカイツリーからも徒歩10分というアクセスのよい場所にあり、観光客も多く訪れる銭湯です。

昔ながらの雰囲気をまとっている一方で、リラクゼーション施設も完備している「三軒茶屋」カラーの銭湯です。営業時間は15:00~翌10:00となっており、朝までゆっくり休憩することができます。薬湯も定期的に実施されています。

銭湯11:光明泉

光明泉は目黒区の中目黒駅から徒歩3分という位置にある銭湯です。創業45年という老舗の銭湯でありながら、2014年の改装により内装はかなりきれいです。

「健康と美容」をコンセプトにしており、高濃度炭酸泉、人工ラジウム泉、サウナ室、水風呂、露天風呂など、コンテンツ豊富な銭湯です。三軒茶屋の特徴である「都会的でレトロ」という二面性を体現したようなおすすめの銭湯でしょう。

銭湯12:山崎湯

山崎湯は世田谷区梅丘にある銭湯です。この銭湯の特徴は、お湯を薪で沸かしているというポイントでしょう。三軒茶屋の「レトロ」に似合った昔ながらの特徴です。

巨大な煙突が目印で遠くからでもすぐに見つけることができるでしょう。浴室はシンプルなつくりですが、とても綺麗です。営業時間は15:00~23:50で、土曜日が定休日となっています。休憩室にはソファがあり、ゆったりくつろぐことができます。

三軒茶屋の暮らしに迫る一冊

観光地としても居住区としても人気の高い三軒茶屋、その魅力に迫る一冊をご紹介します。三軒茶屋は、そのレトロな雰囲気から観光客が集まる場所ではありますが、その魅力はやはり「今も生きている街」であるということでしょう。

そこには人の暮らしがあり、その土地の人々のための穴場的カフェや飲食店があります。三軒茶屋の住民になったつもりでそんな「街角」のスポットを訪れてみてはどうでしょうか。

三軒茶屋周辺にある特徴別銭湯

これまで見てきたように、三軒茶屋には多くの銭湯があります。ここからは、銭湯の設備の特徴からおすすめをご紹介していきます。

銭湯に来たら楽しみたい「サウナ」や、お風呂に入るついでに洋服も洗濯できる「コインランドリー」が併設されている施設もあります。目的に合わせて選んでみるのも良いでしょう。

サウナあり

銭湯に来たら楽しみにしている人が多いのがサウナなのではないでしょうか。ここからは、三軒茶屋周辺にある、サウナが備えられている銭湯をご紹介します。

サウナで汗を流して水風呂で身を引き締めると、昔ながらの江戸っ子の銭湯を感じることができるでしょう。

例1:駒の湯

三軒茶屋周辺の銭湯12選でもご紹介した駒の湯は、サウナが付いたおすすめの銭湯です。駒の湯のおすすめポイントは、サウナには付き物の水風呂の冷たさでしょう。

サウナ常連の方には、よく冷えた水風呂が好評です。また、サウナを使わない方にも、ジェット、バイブラ、電気風呂と施設の充実ぶりが人気です。さまざまな楽しみ方ができる昔ながらの三軒茶屋の銭湯です。

例2:千代の湯

こちらも三軒茶屋周辺の銭湯12選にも登場した銭湯であり、サウナが人気の施設です。

そのほかにも、電気風呂や座風呂、ボディジェット、足踏み石など、健康増進に注目した設備が整っています。大人も子供も、みんなが楽しめる昔ながらの大衆浴場です。

スーパー銭湯みたい

三軒茶屋周辺には、スーパー銭湯のようにさまざまな設備が併設された銭湯もあります。おばあちゃん、おじいちゃんから子供まで、家族連れでわいわいお湯を楽しむのも良いでしょう。

ただお風呂を楽しむだけの伝統的な銭湯も良いですが、三軒茶屋の魅力は「近代感とレトロ感のハイブリッド」です。銭湯でもこの三軒茶屋の独特な魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか。

例3:ぽかぽかランド鷹番の湯

天然温泉ぽかぽかランド鷹番の湯はさまざまな設備が備わっているスーパー銭湯のような温泉です。

サウナや露天風呂はもちろん、ジャグジーまでついています。ジャグジーの種類も豊富で、電気風呂もあります。ランドリー施設も設置されており、体のリフレッシュとお洗濯を同時に済ませることができます。

コインランドリーがある

コインランドリーが併設された銭湯なら、着ていたお洋服の洗濯も同時に済ませることができ、帰った後の手間を省くことができます。三軒茶屋の周辺にはコインランドリーがある銭湯がいくつかあるのでご紹介します。

例4:栄湯

これまた、三軒茶屋周辺の銭湯12選でも登場した「栄湯」はコインランドリーも備えた銭湯です。レトロな雰囲気を残した老舗の銭湯ですが、このような現代風のサービスも備えている点が「都会感とクラシカルのハイブリッド」を感じさせます。

例5:千代の湯

千代の湯も三軒茶屋周辺の銭湯12選でご紹介した銭湯で、コインランドリーを併設しています。コインランドリーには、洗濯機だけでなく乾燥機も備えられています。きれいになった洗濯物を乾いた状態で持ち帰ることができるのはありがたいことです。

レトロな番台がある

レトロな銭湯といえば、券売機ではなく番台で入浴券を購入するスタイルを思い浮かべる人は多いでしょう。三軒茶屋周辺にはこのようなレトロな番台をもつ銭湯があります。以下に、その中でもおすすめの施設をご紹介します。

例6:弘善湯

三軒茶屋周辺の銭湯12選でもご紹介した弘善湯のおすすめポイントはやはり、そのレトロな番台です。番台で受付をしてもらっている間、庶民の憩いの場であった銭湯を感じることができるでしょう。

たまには銭湯へ行こう!

現代では、家庭にお風呂があることが当たり前になっているので、銭湯の需要は下がってきていますが、たまには大きなお風呂で思いっきり足をのばしてみてはいかがでしょうか。汚れを洗い落とすということ以上に、入浴には「リラックス」が欠かせません。この素敵な魅力を銭湯で楽しんでみてはいかがでしょうか。

「調布」「赤羽」エリアのおすすめ銭湯

三軒茶屋周辺以外にも、おすすめの銭湯がある場所はたくさんあります。調布や赤羽にも良質な銭湯がたくさんあります。たまにはのんびりと足を運んでみるのも良いでしょう。お気に入りの銭湯を見つけてみるのもまた一興です。

初回公開日:2017年11月29日

記載されている内容は2017年11月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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