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2017年08月31日

車のバッテリーの平均寿命|判断基準・確認方法・走行距離の目安

クルマのバッテリーメンテナンスに関する基礎的な知識についてまとめました。普段クルマを運転する上で知っておきたいバッテリー管理のポイント、メンテナンスの上で大切な事について書いています。バッテリーに関するチェックを行って安全で快適なドライブを楽しみましょう!

車のバッテリーの平均寿命|判断基準・確認方法・走行距離の目安

車のバッテリーの平均寿命

普通車

普通車のバッテリーは3~5年程度が寿命であると言われています。走行状況や使用環境によってはそれ以上走行することが可能な場合もありますが、バッテリーの寿命が近づくにつれてエンジンがかかりにくくなったり、エアコンとの同時使用でヘッドライトが暗くなってしまうこともあります。

クルマに搭載されているバッテリーは「鉛蓄電池」と呼ばれているバッテリーで、金属の鉛と希硫酸との化学変化の仕組みによって電力を作り出す仕組みの大型電池です。一般的な電池と同様に、寒い地域で電圧が低くなってしまう特性があり、寒冷地ではやや寿命が早まる傾向があるため注意しておきましょう。

ハイブリット車

ハイブリット車に搭載されているバッテリーの種類としては、一般ガソリン車用のような使われ方をする「補機バッテリー」に加えて、加速の時にモーターを動作させるために活用される「駆動用バッテリー」とがあります。

バッテリーに関しては、最初に搭載されているメーカー純正品の場合購入後から5年/走行10万km保証となっています。ただし、あくまで目安でもあるのですが実際はそれ以上活用する事ができるようです。

補機バッテリーについては、一般ガソリン車と同じように3~5年程度のサイクルで交換しなければいけません。

バッテリーの寿命が来たときの症状

バッテリー寿命を迎えてしまった場合

万が一バッテリーバッテリーの寿命を迎えてしまった場合には、まずエンジンを始動することができなくなってしまいます。セルモーターを回すことはできるのですが弱々しく、そしてエンジンが始動しないためいつまでもセルモーターが空回りしたような状態になってしまうのです。

多くの場合、寿命の原因はエンジン停止中にオーディオ機器で電力を使いすぎてしまったり、あるいはドアの閉め忘れでルームランプが点灯されっぱなしになった事が原因によるバッテリーあがりです。また走行中にバッテリーがかなり弱っているとエアコンスイッチをオンにした時に突然エンストを起こしてしまう場合があります。この場合はバッテリー上がり以外にも電気系統で充電回路に異常がある場合が考えられるためメンテナンスを依頼する必要があります。

寿命を迎えた場合、応急的な対処法

バッテリーに寿命を迎えた場合、エンジンを始動させることができません。バッテリーは普段エンジンを始動させると走行中充電する事ができる仕組みを持っているのですが、エンジン始動することすらできない場合は走行中に充電を行う事もできません。こうした場合にはクルマからバッテリーを取り外してバッテリー充電器を活用し、家庭用電源を使ってバッテリーを満充電させましょう。

運悪く出先でバッテリー寿命を迎えてしまった場合には他車(救援車)のバッテリーを活用してブースターケーブルで双方を接続しエンジンを始動させ、充電を行うという方法もあります。国産車の場合は12V/国産車同士、外車の場合は24V車同士での接続が必要になります。「プラス(救援車)-プラス(故障車)・マイナス(救援車)-アース(故障車)」という順に接続を行い、故障車に接続するアースは金属のボディフレーム部分に接続をします。

判断基準

バッテリー本体を目視で確認できる寿命判断

バッテリー本体に異常がないかどうか、日常点検で目視して確認を行う方法もあります。クルマのボンネットを開き、エンジンルームの内部を確認すると左端か右端(メーカーにより異なる)にバッテリーが装着されています。

バッテリーの位置を確認したら、バッテリー本体を側面から目視で確認し、バッテリー液の内容量が「UPPER」と「LOWER」との間にある事を確認します。比重計を用いてバッテリー電解液を調べる方法もあります。各セルのふたをはずし、比重計を使ってバッテリー液の状態を検査しましょう。

この点検方法では、比重計で電解液を測定し、測定結果が正しい比重(1.28)であると確認できればバッテリーは正常です。この他にも電気テスターを活用して検査する方法もあり、12.5Vを下回る電圧数値の場合はそろそろ交換時期だと見ておく必要があるでしょう。

電気テスターを活用する時には性格に数値を計測するためにもデジタルテスターか、自動車バッテリーの検査をする機能を搭載しているテスターを活用します。バッテリーの電圧値は微妙な値で変化するため、正確に測定できなければ意味がないためです。

簡単なバッテリーメンテナンス方法

できればUPPERよりもやや下に液面がある事を確認して、液面が下がっている場合はバッテリー補充液を充填し、バッテリー電解液の補充を行います。LOWERよりも下に下がってしまっている場合、電極の酸化(サルフェーション)によって既に電池の能力が低下してしまっていると考えられます。

一度大きく液面が下がってしまった場合、バッテリー補充液を補充しても鉛が劣化してしまっていたり、電解液の劣化によりバッテリー故障の原因となってしまう事もあるため注意しましょう。比重計を用いた点検では、測定した比重値が適切だと確認する事ができなかった場合にはバッテリー液を補充するか、専用充電器で充電してみるか、あるいは新品に交換しましょう。

寿命を確認する方法

寿命を予測して確認するために

寿命を予測するために一番良い方法としては、普段から比重計や電気テスターを使ってバッテリーの電圧をチェックして調べておく事です。

バッテリーは走行停止中はほぼ満充電状態となっていますが、エンジン始動時には充電された時からやや時間が経っているために放電が進み、バッテリー電圧が低下してしまっている事があります。バッテリー電圧が低下してしまっているとセルモーターを上手く回すことができず、エンジン始動することができなくなってしまいます。

そのため始動前に比重計やテスターで確認し、充電後からしばらく経過した状態で充電を行う事で正確なバッテリー寿命を測定する事ができるのです。

バッテリーの寿命を長くするためには

バッテリーの寿命を長くするためのポイントとしては、なるべく充放電の差を少なくする事です。走行中にカーステレオを大音量で活用していたり、エンジン停止中ににカーナビやテレビを閲覧していたりすると放電時のバッテリー消費量が多くなります。バッテリーを一気に放電し、再び充電というサイクルで活用を行っているとバッテリー寿命が短くなってしまう原因になりがちです。

こうした理由からも、バッテリー長寿命のためにもなるべくオーディオの音量は控えめにし、エンジン停止中には車内の電力を活用しないようにします。

走行距離の目安

バッテリーが寿命を迎える走行距離の目安

走行距離でバッテリーが寿命を迎える目安としては10万km程度と言われています。仮にクルマの室内で電力をほとんど使わず、常に走行しているだけであればバッテリーは常に充電状態がキープされているために長寿命化を期待する事ができます。現実ではあり得ませんが、常に走行し続けているクルマであればバッテリーの寿命はメーカーが公表している寿命走行距離の目安を大幅に上回る数値が期待できるでしょう。

しかし一般的には信号機で停車していたり、オーディオ、カーナビなどを活用する機会が増えているためバッテリーの寿命は10万km程度が目安とされています。

バッテリー寿命を延ばすための走行のポイント

車のバッテリーの平均寿命|判断基準・確認方法・走行距離の目安

バッテリー寿命を延ばすためにはなるべく一定の速度で巡行し続ける事が理想的です。軽自動車であれば時速60kmで一定速巡行するだけでOKですが、上記にも書いたとおり現実には赤信号で停車したりカーブで減速したりしなければいけません。またエアコンを活用したりといった様々な負荷が生じています。エアコン使用や電装設備などを一度に使っているとバッテリーの寿命が大きく短くなってしまいます。バッテリー寿命を延ばすためには、普段から急が付く動作を控えた丁寧な運転を行い、過剰なオーディオ使用を控える事がポイントと言えます。

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