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2017年09月08日

エンジンオイル交換しない時の不具合・交換時期の目安

エンジンオイル交換めんどくさがっていませんか?軽視されることも多いものですが、エンジンオイル交換しないことによって、あなたの愛車がダメージを受けているかもしれません。エンジンオイルの役目を知って、エンジンオイル交換しない日々から脱却しましょう。

エンジンオイル交換しない時の不具合・交換時期の目安

エンジンオイルを交換しないとどうなるか

エンジンオイル交換しない時の不具合・交換時期の目安

エンジンオイル交換といわれると、「意外と高いし」「まだ大丈夫でしょ」といって先延ばしにしている方も多いのではないのでしょうか。しかし、「車の血液」とも言われているエンジンオイルは、多くの役割を担っています。

エンジンオイル交換しないことによって引き起こされる不具合を述べる前に、まずは基本的なエンジンオイルの役割を見てみましょう。基本的な役割を羅列するだけでも「潤滑・密封・冷却・洗浄・防錆・応力分散」などがあげられます。それぞれ短く説明してみましょう。

エンジンオイルの役目

潤滑・応力分散:
金属同士の接点に、エンジンオイルが入りこむことによって金属間の動作をしやすくします。ピストンが一番わかりやすい例かもしれません。上下運動をするピストンがこすれあう部分にオイルが入り込み動きをよくしているのです。また、上手く潤滑させることによって、1点に力がかかりすぎないように分散させることができます。

冷却・洗浄:
エンジンがかかっている間、エンジンオイルはエンジン内をぐるぐる回っています。これにより、熱を持ったエンジンを冷却しています。また、同時にオイルでエンジン内の汚れを回収していきます。

密封:
どんなに精密に作られたエンジンでも、金属なので隙間ができてしまします。粘度があるエンジンオイルが、蓋の役割をしているのです。

防錆:
エンジンオイルがエンジン内に付着することによって、内部の酸化を防ぎサビを防止します。

エンジンオイル交換しないことによって引き起こされる不具合は、エンジンオイルが劣化し、これらの役割が果たせなくなってしまうことに原因があります。

オイル交換しないと起こる不具合①:エンジン内部の損傷

オイル交換しないことによって、車に実害がある場合があります。代表的な例がエンジンの損傷です。オイル交換しないで乗り続けることにより、エンジンオイルが次第に酸化するなど、劣化していきます。これにより、エンジンの内部にオイルがいきわたりにくくなり、「潤滑」や「応力分散」しづらくなってしまいます。

すると、エンジン内部の金属同士が直接触れることになり、次第に摩耗してしまいます。もともとエンジン内部は精密に設計され、隙間がほとんどありません。しかし、摩耗することによって、隙間が生まれ本来の性能を発揮できなくなってしまうことがあるのです。また、隙間が生まれることによって、そこからエンジンオイルが漏れやすくなり、さらなる損傷を引き起こす可能性もあります。

オイル交換しないと起こる不具合②:エンジンからの異音

エンジンオイル交換しない期間が延び、先ほどのエンジンの損傷がさらに進むと、症状が如実に現れてきます。ピストンは、エンジンシリンダー内で上下運動していて、ピストンの直径とシリンダーの直径は精密に組み合わさっています。ここが摩耗してしまうと、だんだんとピストンに遊びが生じ、エンジンが異常振動してきます。

また、ピストンの上下運動を回転運動に変えるクランクシャフトも、摩耗すると細くなり折れやすくなってしまいます。これらの症状の初期段階では、エンジンから異音が発生しますが、これを放置してしまうと、最悪エンジンが壊れ、車を動かすことができなくなってしまいます。

また、走行中にエンジンが破損すると、破損したパーツがエンジンを突き破り、車内やほかの車両などに当たり大きな被害を発生させてしまう可能性もあります。

オイル交換しないと起こる不具合③:エンジンの焼き付き

もう一つの最悪の事態として、エンジンの焼き付きがあります。これは、上の役割でいうところの「冷却」が関係してきます。エンジンオイル交換しないことで、エンジンに損傷があり隙間ができてエンジンオイルが漏れてしまったり、エンジンオイルの劣化などにより、この冷却の役割が果たせなくなることによっておこります。

アイドリング時でも、エンジンは1分間に500~1000回転しています。この高速回転の中で、エンジンオイルが緩衝材となりエンジンが高温になることを防いでいます。また、循環するエンジンオイルも冷却効果があります。このどちらも失われることによって、エンジン内部が高温にさらされ、金属部分が溶けてきてしまいます。

更に溶けた金属同士が再融合してしまい、本来くっついてはいけないところが接続されてしまいエンジンが動かなくなってしまうのです。

オイル交換しないと起こる不具合④:燃費悪化

エンジンオイル交換しない時の不具合・交換時期の目安

エンジンオイル交換しない被害は、エンジンの故障だけではありません。日頃の運転の中でも、燃費悪化という形で症状が現れます。これには、先ほどの役割でいうと特に「潤滑・防錆」が大きくかかわってきます。エンジンオイル交換しないでしばらく乗っていると、オイル自体が酸化などして劣化していきます。

これにより、上手く潤滑せずピストンが動き辛くなります。すると、同じ動きをするためにはより大きなパワーが必要となります。つまり、より多くの燃料を消費することになるのです。更に長い期間交換せずにいると、エンジン内部がさびてきて、さらなるパワーが必要になり、目に見えて燃費が悪化します。

オイル交換しないと起こる不具合⑤:マフラーから煙が出ることも

エンジンオイル交換しないことで起こる不具合の初期症状として、マフラーから煙が出てくることがあります。これは、エンジン内部に隙間が生じ、本来エンジンオイルがいかないはずの場所にまでオイルが漏れてしまっていることによって起こります。

一番起こりやすいのが、ガソリンと一緒にエンジンオイルも燃焼してしまっていることです。これにより、エンジン内部で燃焼されたオイルが煙になってマフラーから排出されるのです。また、症状が進むとエンジン自体から煙が出てしまうこともあります。

エンジンオイルの交換時期の目安

ここでは、車の種類別にエンジンオイルの交換時期の目安をお伝えします。とはいえ、一般的に言われている半年や5000km毎の交換というのはあまり変わりません。また、基本さえ守ればエンジンオイル交換しないでいいというわけでもありません。基本を押さえつつ、より良い対応のためのアドバイスをお送りします。

軽自動車

エンジンオイル交換しない時の不具合・交換時期の目安

軽自動車とはいえ、最近は快適装備や安全装備も充実し、車格や重量も大きくなっている傾向があります。しかし、64馬力という自主規制出力は変わっていないので、各社ターボなどを付けたモデルでパワーを捻出するなどという努力をしています。

それにより、普通車に比べ、常用回転数が高くなることも多いです。このような状況なので、エンジンオイル交換しない時の損傷が起きやすいのです。基本の半年・5000kmという基準より早めに交換することによって、エンジンひいては車自体の寿命を延ばす可能性が高まるのです。エンジンオイルの質を落としてでも、交換頻度を多くするのも一つの手です。

普通車

エンジンオイル交換しない時の不具合・交換時期の目安

一昔前の車と比べて、耐久性も圧倒的によくなってきた普通車。正直5万kmエンジンオイル交換しないオーナーさんもいらっしゃいます。しかし、長持ちさせたいのであれば、半年や5000km毎というインターバルで交換したほうが、より愛車を長持ちさせることも可能です。

外車

エンジンオイル交換しない時の不具合・交換時期の目安

外車、特にドイツ車では、メーカーが15000~20000km毎の交換を推奨していることもあります。

しかし、これをみて「あまりエンジンオイル交換しないものだな」と思うのは早計です。もともと高級なオイルが指定されているというのも一因ですが、海外では日本の街中での「ちょこちょこ走り」ではなく、長距離を低速で巡航する前提の使用を想定していることが多いからです。

また、日本では湿気が多く、エンジンオイルが劣化しやすいという調査もあります。このことから、やはり日本車と変わらない頻度での交換をすることによって、車を長く持たせるという可能性が高まります。

バイク

エンジンオイル交換しない時の不具合・交換時期の目安

バイクもエンジンの構造的には車と変わりません。特に4サイクルエンジンであれば、車と同じようなサイクルで問題ないです。しかし、軽自動車のように、高回転域を使用することが多くなるので、車種によっては3000kmでの交換を推奨している場合があります。是非一度、メーカーの推奨交換頻度を確認してみて下さい。

また、2サイクルエンジンでは、エンジンオイルを燃料と一緒に燃焼しているため、定期的にオイル補充やエンジンオイル交換しないをしないと空になってしまいます。こまめにオイルの残量をチェックするようにしましょう。

オイルの種類と選び方

あまりエンジンオイル交換しない方が、車屋さんに行ってみると、たくさんの種類のエンジンオイルが置いてあり、悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、メーカー問わず大別したオイルの違いをご説明します。

出来れば選びたい、100%化学合成油

まず選んで間違いがないのが、完全化学合成油です。石油から精製される際に、エンジンオイルとしての機能を最大限発揮するために、様々な成分を合成して作られています。代わりに価格が高くなるというデメリットがあります。しかし、車を守るための保険と考えれば、割高というわけではありません。また、高いから長い期間エンジンオイル交換しない、というのもNGです。劣化はやはり進むので、基本に沿った交換スパンを心がけましょう。

価格と性能に折り合いをつけた、部分合成油

後述の、鉱物油と完全化学合成油との中間の性能をもつエンジンオイルです。
完全化学合成油は高すぎる・・・、でも鉱物油はちょっと怖い・・・、という方にピッタリのオイルです。

交換サイクルが早めの人は、鉱物油でも問題なし!

エンジンオイルとしての必要最低限の成分を石油から精製したものが鉱物油です。といっても、性能が低いわけではなく、エンジンオイルとしての性能は実は化学合成油とあまり変わりがないという調査結果も出たことがあります。

ただし、天然に近いため劣化が進みやすいというデメリットがあります。デメリットを打ち消すために、通常サイクルよりも早めの交換を心がけましょう。エンジンオイル交換しないよりはよっぽどましなので、手持ちが少ない・・・といった時もまずは鉱物油を選びましょう。

車の健康維持のためにもこまめに交換しましょう!

エンジンオイル交換しない時の不具合・交換時期の目安

エンジンオイルには、部品を交換せずにエンジンを長持ちさせるというミッションが課せられています。多くの開発者たちの知恵によって、エンジンオイルは、安価にエンジンを守ってくれる性能を発揮することができるようになっています。逆に、エンジンオイル交換しないことによって大変な被害をこうむる可能性もあります。ケチらずにエンジンオイル交換をすることによって、結果的に安く、車を長持ちさせることができるのです。みなさんも、これを機にエンジンオイルに気を配ってみてはいかがでしょうか。

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