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2017年08月31日

タイヤバルブの解説|交換方法/構造/費用/交換時期/空気漏れ例

タイヤの空気圧に密接に関係しているタイヤバルブの構造や仕組み、タイヤバルブの交換方法や交換にかかる費用などをまとめました。自分でも簡単に交換でき、点検も簡単にできるので是非こまめに点検して欲しい項目です。また、タイヤバルブには様々な種類があるのを紹介しています

タイヤバルブの解説|交換方法/構造/費用/交換時期/空気漏れ例

タイヤバルブを交換してみよう

あなたはタイヤバルブというものをご存知ですか?車の空気圧の点検は車を乗るうえで非常に重要な点検項目ですが、タイヤの空気圧が減っていた場合はタイヤに空気を入れます。この空気を入れる部分のことを「タイヤバルブ」と呼びます。

このタイヤバルブは、年数とともに劣化していきます。タイヤの空気の減りが早くなってきたり、タイヤバルブにヒビ割れが出てきた場合は交換しなければいけません。そこでタイヤバルブを交換する方法を順を追って説明していきます。

タイヤバルブ交換に使う工具

・タイヤレバー
タイヤレバーはホイルからタイヤを外す時に使用します。2〜3本あれば楽にホイルからタイヤを外すことができます。

・ニッパー
ニッパーはバルブを切るために使用します。

・ドライバー
バルブを取り付けるのに使用します。

・ビードワックス
新しいタイヤバルブを取り付ける前に塗ると、取り付けがしやすくなります。

・タイヤバルブ装着ツール
このように名前の通りなのですが、タイヤバルブを装着する時にテコの原理で簡単に取り付けられる工具が売っています。値段も1000円程でありますので、使うと楽に取り付け作業をすることができます。

タイヤバルブの外し方

①タイヤを車から外します。

②タイヤをタイヤレバーを使ってホイルから外します。

③ニッパーを使って、タイヤバルブの根本から切り離し引き抜きます。このとき作業する周辺のホイルにマスキングテープ等を貼り付けておくと、キズの予防になります。

これで簡単にタイヤバルブを外すことができます。

タイヤバルブの交換方法

タイヤバルブ自体は、1000円程で購入できます。そしてタイヤバルブの交換自体もさほど難しい作業ではありませんので安心してください。

交換方法は
①新しいタイヤバルブにビードワックスを塗る。これを塗ることで取り付けが簡単にできるようになります。「KURE CRC 5-56」でも代用可能です。

②新しいタイヤバルブを、古いタイヤバルブを抜いた穴に装着します。

③タイヤバルブ装着ツールを使って、テコの原理で引き上げます。

これで完成です。

タイヤバルブの構造を知ろう

タイヤバルブは分解すると3種類の部位に分けることができます。このように、タイヤバルブの構造の基本的な部分と、金属製とゴム製の違いや位置について解説していきます。

キャップ

タイヤバルブのキャップの役割は、空気を外に漏らさないというわけではありません。タイヤバルブの一番上についているので、空気漏れを防止しているのかなと思ってた人は多いはずです。

タイヤバルブのキャップの本当の役割は、水分や細かなゴミの侵入を防ぐための役割を担っています。水やゴミがタイヤバルブの内部に侵入してしまうと、内部が腐食して空気の漏れや、空気を入れるときに正常に空気を送れなくなってしまう不具合が出てしまいます。

写真のように様々なカラーや材質がありますが、安いものは数十円程度の値段で買うことができます。とても安いパーツですが、先にも説明したように、とても重要な部品なので、なくなったり、破損していたりしたのを発見した時は、すぐに交換するようにしましょう。

バルブコア

タイヤバルブの本体とも言える部分がバルブコアという部品です。バルブコアは「虫(ムシ)」と呼ばれることもあり、工具の種類の中にも「虫外し」という工具があります。

とても小さな部品ですがとても重要な精密部品で、タイヤバルブの心臓部分になります。

空気注入時には、バルブコア内の弁が開きスムーズに空気をタイヤへ送り込む役割を担っています。また、空気注入後は、空気が外へ漏れるのを防ぐタイヤにとってもっとも重要な役割を担っています。

金属製のタイヤバルブ

純正で元々ついているタイヤバルブは、ほとんどがゴム製のタイヤバルブですが、金属で作られている金属製のタイヤバルブもあります。

金属製のメリットとしては、単純にファッション性が高くかっこいいのと、ゴム製のタイヤバルブに比べると劣化しにくいという点があげられます。

しかし、ゴム製のタイヤバルブに比べ劣化しにくいといっても、画像でも分かるようにホイルと接している部分はゴムで作られているので、このゴムが劣化してくると空気漏れの原因になりますので、定期的な交換は必要です。

タイヤバルブを取り付ける位置

タイヤバルブを取り付ける位置はタイヤのどの辺りがいいの?と取り付けの時に疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。

タイヤバルブを取り付ける位置は、画像のタイヤの右の方に打ってある「黄色い点」に合わすのが良いという意見があります。

このタイヤの黄色い点は、「軽点マーク」と呼ばれているもので、タイヤとホイルの位置合わせをするのに用いられている点です。タイヤバルブを取り付けるホイルの位置がホイルの中で一番重量がある場所になっているため、この軽点マークに合わせることによって、タイヤとホイルとのバランスが良くなります。

タイヤに軽点マークがない場合の取り付け位置

先に述べたように、タイヤの黄色い点「軽点マーク」に合わせたタイヤバルブの取り付けが良いと言われていますが、タイヤメーカーによっては、この軽点マークがついていないタイヤも近年増えてきています。

そんな時は、軽点マークにこだわらず好きな位置につけても問題はないです。多少ホイルとタイヤのバランスが崩れていても極僅かな誤差とされているため、大きな問題は生じないと言われています。

タイヤバルブの交換費用は?

タイヤバルブを自分で交換する手順を紹介してきましたが、自分で交換するのはちょっと不安という方や、面倒だと感じる方は、プロに任せるのが良いです。

しかし、プロに任せるとなるとついてくるのが「工賃」です。いったいタイヤバルブはいくらくらいで交換してもらえるのでしょうか?一般的なディーラーとオートバックスの場合を見てみましょう。

ディーラーでの工賃

タイヤのサイズや種類にもよりますが、ディーラーでタイヤバルブを交換してもらうと7000円〜10000円ほどかかります。

部品代は4本交換して1000円ちょっとで済みますが、工賃が6000円〜8000円ほどかかります。

これは、タイヤを外してタイヤバルブを交換し、またタイヤをつけてタイヤのバランスを調整するので少し工賃が高く設定されています。

オートバックスでの工賃

オートバックスでの工賃は、タイヤの脱着の工賃が1本525円、タイヤバルブ交換の工賃が1本250円程度でできるようです。これにタイヤバルブ代が加算されます。

ディーラーに比べると、かなりリーズナブルに交換できることがわかりました。

タイヤバルブの交換時期

タイヤバルブの解説|交換方法/構造/費用/交換時期/空気漏れ例

タイヤバルブが車にとって重要な部品であることはわかりましたが、どれくらいで交換するのが良いのでしょうか?

期間でいうと、2〜3年に一度は交換するのが良いです。しかし、普段青空駐車などで車を駐車している場合、雨や風が直接当たっていますので、もっと劣化は早いと考えられます。この場合は1年程で交換しましょう。

また、期間にこだわらず定期的にタイヤバルブ周辺を点検し、ゴム部分にヒビが入ってきている状態や、タイヤの空気の減りが以前に比べて早くなってきた時は、早めの交換がおすすめです。

タイヤバルブの空気の漏れ方の紹介

タイヤバルブの解説|交換方法/構造/費用/交換時期/空気漏れ例

タイヤバルブから空気が漏れているかどうかは、パッと見ただけでは分かりづらいです。それではどうやってタイヤバルブからの空気の漏れを発見するのでしょうか。その見かたの例をご紹介します。

タイヤバルブの根本から漏れる

タイヤバルブ周辺を、そのままの状態で石鹸水を上からかけ、根元部分を指でつまみ左右に揺らしてみてください。この時、シャボン玉が根元部分からできると、根元部分にヒビが入って空気が漏れていると発見することができます。

バルブコアから漏れる

こちらも同様に、石鹸水を使用します。まず、タイヤバルブからキャップを取りバルブコアが見えるようにします。そこに石鹸水をかけてシャボン玉ができればバルブコアから空気が漏れていることが発見できます。

タイヤバルブを点検して事故のないドライブを!

タイヤバルブの解説|交換方法/構造/費用/交換時期/空気漏れ例

タイヤバルブという言葉は、普段なかなか耳にしない言葉なので初めて知ったという方もいるかと思います。

タイヤバルブは安価に交換できる部品ですが、タイヤの空気圧を正常に保つための非常に大事な部品です。タイヤの空気圧の減少は、燃費が悪くなる他にも事故の原因にも繋がります。

定期的にタイヤバルブに劣化はないか、空気は漏れていないかを点検して異常があった場合はすぐに対処しましょう。

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