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2017年09月13日

スタッドレスタイヤの交換時期|目安/関東など・交換する季節

スタッドレスタイヤの交換時期についての記事です。地域別(北海道、東北、北陸、甲信、関東、中部、東海、その他降雪地域)や季節(春、夏、冬)、またスタッドレスタイヤの性能による交換時期の目安について、簡単にご紹介しています。

スタッドレスタイヤの交換時期|目安/関東など・交換する季節

スタッドレスタイヤの交換時期はいつ?

寒くなってきたこの季節、スタッドレスタイヤの交換時期が気になっている方も多いのではないでしょうか。

安心して走るためには、早めに雪道や凍結路に備えておくことが大事ですが、だからといって早い時期からスタッドレスタイヤに履き替えると、燃費が悪化したり、タイヤの減りが早くなるため、あまり経済的とは言えません。

今回は、そのスタッドレスタイヤの交換時期について、紹介していきたいと思います。

スタッドレスタイヤへの交換時期の目安は?

スタッドレスタイヤの交換時期|目安/関東など・交換する季節

寒冷地や降雪地域の方は、安全に走行するため、早めにスタッドレスタイヤを準備しておきたいですよね。

一般的にスタッドレスタイヤへの交換時期は、
・北海道地方は10月後半
・東北地方、北陸地方、甲信地方は11月中旬
・関東地方、中部地方、東海地方、その他の降雪地域は12月中旬
が目安となります。

しかし、スタッドレスタイヤはノーマルタイヤに比べて、路面との摩擦が大きいため、燃費が悪化したり、タイヤの溝が多いためにロードノイズが大きくなり乗り心地が悪化するといったデメリットが多くあります。

安全に走行するためには、もちろん早めに交換することが良いのですが、経済性や乗り心地などのデメリットを考えると、できれば必要最小限に留めたいところです。そのため、交換時期をいつにしたら良いのかについては、上記の地域エリア内においてももう少し細かく分かれていたり、ドライバーが車をどういった用途に使用するのかなどの考え方によっても変化してきます。

関東での交換時期はいつがいい?

関東では、北関東と南関東で気温や降雪状況が大きく異なります。北関東では、低温や降雪が見込まれますので、交換時期としては12月中旬になります。一方の南関東では、それほど低温や降雪にはなりませんので、交換時期としては北関東より半月遅い1月上旬くらいになります。

北海道での交換時期はいつがいい?

北海道では、エリアによって積雪量が異なるものの全体的に低温、降雪になりますので、交換時期はだいたい10月後半となります。

新潟での交換時期はいつがいい?

新潟などの北陸地方は、全域に渡って豪雪地域となりますので、交換時期は11月中旬となります。

広島での交換時期はいつがいい?

広島では、北部と南部で気温と降雪状況が異なります。北部は低温や降雪が見込まれますので、12月中旬が交換時期となります。南部はほとんど雪が降りませんので、履き替える必要はありません。

用途別の交換時期について

通勤通学をする方は、基本的に朝と晩に使用しますが、朝早くから家を出たり、帰りが遅くなってしまう可能性が考えられますので、スタッドレスタイヤへの交換時期は上記の目安で交換すると良いです。

昼間の買い物をする主婦の方は、昼間の気温が上がってきている時間に使用しますので、上記の目安より半月遅い交換時期でも問題はありません。ただし、急な雪に見舞われてしまった場合のことを考え、他の交通手段の利用を想定しておくことが大事です。

山道を走行する方は、気温が平地よりも低くなりますので、早めに履き替えておく必要があります。上記目安より1ヶ月早めの交換時期が良いです。

経済性を重視した交換時期はいつがいい?

経済性(燃費、スタッドレスタイヤ摩耗)を重視する考え方として、スタッドレスタイヤの装着期間を最小限にする必要があります。装着を一番遅らせる方法としては、天気予報を見て、気温が下がるタイミング(最低気温が0℃以下)や、雪の降るタイミングを見て交換時期を検討する方法があります。

しかし、この方法にはリスクがあり、急な雪に見舞われたりして明日にでも交換したいとなった場合、自分でタイヤ交換できる方は良いのですが、お店で履き替えをする方は、混雑しますのでなかなかスムーズにいきません。そういった方はなかなかチャレンジしにくい方法ですが、他の移動手段を用意できる方はチャレンジしてみても良いかもしれません。

また、別の考え方として、安全を買う(事故をおこさない)ほうが結果的に経済的であるという考え方があります。事故を起こすと軽微なものでも数十万円軽くかかることがあります。特にスタッドレスタイヤを持っているのに履き替えが遅れたために事故を起こしては元も子もありません。

ちなみに、スタッドレスタイヤの寿命(ゴムの硬化による性能劣化)は、保管環境や使用環境にもよりますが、一般的に3~5年と言われております。安全を考えると、早めに3年くらいで交換することになり、ほとんどの方はスタッドレスタイヤ摩耗による寿命(タイヤ溝のプラットホーム露出)より、年数(ゴムの硬化)による寿命のほうが早く来ます。すなわち、摩耗のことは気にせず早めに履き替えて安全をとるというわけです。

ノーマルタイヤへの交換時期はいつがいい?

一方で、スタッドレスタイヤからノーマルタイヤに戻す交換時期は、
・北海道地方は4月後半
・東北地方、北陸地方、甲信地方は4月中旬
・関東地方、中部地方、東海地方、その他の降雪地域は3月中旬
が目安となります。

交換時期を気にしない方法がある?

意外と知られていないのですが、スタッドレスタイヤの交換時期を気にしない方法があります。アメリカなど海外ではよく使用されているのですが、オールシーズンタイヤというものがあり、これを履いていればその名の通りオールシーズン使えるタイヤです。

性能はと言うと、通常の路面ではノーマルタイヤほどの性能はなく、また凍結路でもスタッドレスタイヤほど性能は高くないと言う、ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの平均をとったような性能となります。しかし、少しの雪位だったら走行できるタイヤになりますので、関東地方などそれほど雪は降らないけれどもたまに降ったら困るような地域の方は、タイヤの交換を気にせずに車に乗ることができます。また、ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤを両方持つ必要がないため、経済性もよくなります。しかし、日本では取り扱っているお店や種類が少ないため、入手しづらいといった問題があります。入手可能な方は試されてもよいのではないでしょうか。

スタッドレスタイヤの性能について

凍結路で滑る仕組みは、車重が路面にかかった時に路面の氷とタイヤの間に水が逃げずに残ってしまうことで滑る原因となります。スタッドレスタイヤはこの水を逃がすために、細かく溝が入っており、車重がかかった時に路面の氷とタイヤの間の水が逃げ、グリップするようになっています。

また、凍結路は低温で凸凹しているため、ノーマルタイヤではゴムが硬くなり、凸凹路面との接地面積が少なくなってしまいますが、スタッドレスタイヤはノーマルタイヤより柔らかいゴム素材で作られているため、低温の凸凹路面でもフィットすることで接地面積を多くして滑りにくくなっています。

このようなメカニズムからスタッドレスタイヤが性能を発揮するためには、溝の深さと柔らかさが大切になります。

溝の深さについて

スタッドレスタイヤとしての性能が発揮できる溝の深さが「プラットホーム」で確認することができます。この「プラットホーム」はタイヤの溝(タイヤ側面に「↑」マークがある位置)にあり、このプラットホームが露出するほど摩耗しているスタッドレスタイヤは、冬用タイヤとしての性能が発揮できませんので交換時期となります。

一方で、このプラットホームが露出していても「スリップサイン」が露出していなければ、冬用タイヤとしての交換時期を過ぎていてもノーマルタイヤとして走行可能です。この「スリップサイン」もタイヤの溝(タイヤ側面に「△」マークがある位置)にあります。しかし、スタッドレスタイヤは、凸凹凍結路向けに作られており、ノーマルタイヤとして使用した場合、通常のノーマルタイヤよりも性能(グリップ力、制動距離、最高速度、静粛性、燃費)が落ちるため、それを理解した上で使用する必要があります。

柔らかさについて

スタッドレスタイヤは、低温時に凸凹路面を走行するために作られており、ノーマルタイヤよりも柔らかいゴムを使用して作られています。ゴムは経年劣化により、硬くなりますので、スタッドレスタイヤの性能が発揮できるのは3年位です。3年以上使用するタイヤは、履き替え時に店頭等で硬度計を使用してゴムの柔らかさを確認してから使用してください。また、購入時にも、安いからといって前年製造のタイヤを購入すると、結果的に使用年数が減ってしまいます。見逃しやすいので購入時には確認するようにした方が良いです。

ちなみに製造年月の確認の方法は、タイヤ側面の刻印(アルファベットと数字4文字の刻印があり、数字4文字の前半2文字が製造週、後半の2文字が製造西暦下2桁)で確認することができます。(例「ABC2517」→2017年の25週製造)

スタッドレスタイヤの交換時期は?

春の交換時期(スタッドレスタイヤ→ノーマルタイヤ)

スタッドレスタイヤの交換時期|目安/関東など・交換する季節

スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの交換時期は、
・北海道地方は4月後半
・東北地方、北陸地方、甲信地方は4月中旬
・関東地方、中部地方、東海地方、その他の降雪地域は3月中旬
が目安となります。

冬の交換時期(ノーマルタイヤ→スタッドレスタイヤ)

スタッドレスタイヤの交換時期|目安/関東など・交換する季節

ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの交換時期は、
・北海道地方は10月後半
・東北地方、北陸地方、甲信地方は11月中旬
・関東地方、中部地方、東海地方、その他の降雪地域は12月中旬
が目安となります。

夏まで交換しないとどうなるのか?

スタッドレスタイヤの交換時期|目安/関東など・交換する季節

スタッドレスタイヤは、気温の低い冬用に作られており、ノーマルタイヤとして使用した場合、通常のノーマルタイヤよりも性能(グリップ力、制動距離、最高速度、静粛性、燃費)が落ちるデメリットがあります。来シーズンにスタッドレスタイヤを買い替えようと思っているときにまだタイヤの溝が残っていて勿体ないと思い、ついつい長めに履いて交換時期を遅らせてしまう場合がありますが、このようなデメリットがありますので、それを理解した上で使用する必要があります。

燃費を気にせず、激しい運転をしない方は、使用してもよいかもしれませんが、いざと言う時の急ブレーキで制動距離が延びてしまうと言ったデメリットを考えると、交換時期を過ぎての使用は避けた方がよさそうです。

気温による交換時期

一般的にゴムの性質は、温度が高いと柔らかく、低いと硬くなります。ノーマルタイヤは、気温の高い時を想定して作られており、一方のスタッドレスタイヤは気温の低い時を想定して作られています。そのため、ノーマルタイヤは気温が低くなってくると硬くなってきてグリップ力が落ちますが、スタッドレスタイヤはもともと柔らかめに作られているため、気温が低くなってきてもグリップ力が維持できるという特徴があります。そして、気温が0℃を下回ってくると路面が凍結してきます。最低気温が0℃を下回ってきたらスタッドレスタイヤへの交換時期がやってきたと思って交換したほうが良いです。

スタッドレスタイヤを知り、最適な交換時期を目指そう

スタッドレスタイヤの交換時期について、地域別や季節、スタッドレスタイヤの性能による交換時期の目安について簡単にまとめてきました。スタッドレスタイヤは、凍結路を走行できるように作られていますので、路面が凍結しない時期に装着していると、ノーマルタイヤよりも性能が落ちます。その点を理解した上で、経済性や安全性など個人の状況によって最適な交換時期を検討してみてください。

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