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2018年05月16日

プリウスのシフトレバーによる事故ケース・ボタン式への交換方法

年間の販売ランキング上位で環境に優しい大人気のハイブリッドカーがプリウスです。今回は、そんなプリウスのハイブリッドカーならではの特殊なシフトレバーとその構造による事故の原因と、解決方法としてのシフトレバーのカスタムについて解説します。

プリウスのシフトレバーによる事故ケース・ボタン式への交換方法

プリウスのシフトレバーは危険!?

プリウスといえば、トヨタ自動車が1997年に発売した世界初の量産型ハイブリッドカーです。そのプリウスは現在のモデルで4代目となるのですが、ハイブリッドカーゆえにシフトレバーが他の車とは違う構造になっており、初めて運転する時には戸惑ってしまいます。

そのため、プリウスのシフトレバーの構造を原因とした交通事故が発生しています。今回は、そんな危険なシフトレバーについて解説します。

シフトレバーが危険ってどういうこと?

シフトレバーが危険な車なんて聞いたことがないでしょうが、プリウスのシフトレバーはそれまでハイブリッドカー以外の普通のガソリンエンジン使用の車に乗っていた方が初めて運転する時には確実に戸惑います。

それは、プリウスがハイブリッドカーであるがゆえに普通の車とは異なりスイッチ切替え式のシフトを採用しているからです。

普通の車であれば、シフトはギヤというエンジンの力をタイヤに伝えるための役割をする箇所に繋がっており、シフトを切替えることでギヤが切り替わるようになっています。ですがプリウスのシフトレバーは車のコンピューターに指令を出す役割のため、シフトがギヤに繋がっておらず、スイッチを切替えるための役割をしています。

このため、プリウスのシフトはパーキングやドライブ、リバースの配置が普通の車とは異なっておりプリウスの運転に慣れない方が運転すると間違ったシフトポジションに入れてしまいます。

思い込みと操作ミス!

今まで普通の車に乗っていた方がプリウスに乗ると、見慣れないシフトポジションが設定されています。それは、(B)というシフトポジションです。これはブレーキの意味で、ハイブリッドカー特有の強力なエンジンブレーキをかけるためにあるシフトポジションになります。

ですが、プリウスの運転に不慣れな方がこの(B)を見ると咄嗟に「バック」と判断してしまいます。そして、バックのつもりでシフトレバーを操作してアクセルを踏み込むと、前進してしまいます。

そうなると、予期せぬ事態に慌ててしまいブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを強く踏み込んでしまい、さらに加速してしまいます。これが、プリウスのシフトレバーが危険な理由です。

プリウスのシフトレバーの操作方法は?

今までの普通の車に乗っていた方にとってシフトレバーはパーキングから下に動かして行くことで、
パーキング(P)

リバース(R)

ニュートラル(N)

ドライブ(D)

2もしくはローなどの低速ギヤ

このように切替わって行くものという認識があります。

しかし、プリウスのシフトレバー操作では、

パーキング(P) 離れた箇所にボタン設置
リバース(R) シフトを右に倒して上に上げる
ニュートラル(N) シフトを右に倒す
ドライブ(D) シフトを右に倒して下に下げる
ブレーキ(B) シフトを下に下げる

このような操作が必要になります。

これは、プリウス以外のトヨタのハイブリッドカーのシフトレバー操作でも採用されているシフトパターンで、トヨタ以外でもホンダのフィットハイブリッドなども同様です。

車で違う!シフト操作

上記でも触れたように、車の構造によってシフトレバーの操作は異なります。

今回のプリウスはスイッチ式でシフトレバーを上下左右に動かすタイプですが、イギリスの高級車ジャガーとランドローバーの車では、シフトレバーが丸いダイヤルになっており金庫の番号を合わせる時のようにダイヤルを回してシフトポジションを選びます。

また、ドイツの高級車メルセデス・ベンツなどはハンドルの横にウインカーレバーのようなシフトレバーが装着されておりそのシフトレバーを上下に動かすことでシフトポジションを切替える構造になっています。

なぜシフトレバーがわかりにくいの?

最近の車は、昔の車とは構造が変わってきており、シフトレバーが直接ギヤに繋がっている機械的な構造から、さまざまな部分をコンピューターが制御しプリウスなどのようにシフトレバーもスイッチ切替えでシフトポジションを選択する構造になっています。

そのため、普段から以前のガソリンエンジンの車に乗っていると、いざ新しいプリウスなどの車に乗り込んだ時にその構造の違いに戸惑います。

それがプリウスのシフトレバーがわかりにくい原因となっています。特に、現在では昔からの構造の車とプリウスのように新しい構造の車が混在しているためより勘違いが起こりやすい環境になっています。

プリウス以外も!シフトがわかりにくい車種

先でも触れましたが、プリウス以外でもシフトレバーの操作がわかりにくい車種がありますので、数車種を紹介します。

◉ ヴォクシーハイブリッド/ノアハイブリッド/エスクァイアハイブリッド/SAI/レクサスHSなど
これらのトヨタ車はプリウスと同じシフトレバーの構造になっています。

◉ フィットハイブリッド/ヴェゼルハイブリッド/シャトルハイブリッドなど
これらの車種はホンダ車ですが、プリウスと同じ構造のシフトレバーになっています。

◉ メルセデス・ベンツ車各種
ベンツのシフトレバーはフロアやコラムではなく、ハンドルの右側にウインカーレバーなどのような小さいレバーが装着されており、それを操作します。

◉ ジャガー・ランドローバー車各種
ジャガーとランドローバーのシフトレバーは、センターコンソール部分に丸いダイヤルが設置されておりそのダイヤルを回して操作します。

プリウスのシフトレバーの事故のケースは?

ここまでは、プリウスのシフトレバーが他の車と違うことを解説してきましたが、ここでは実際プリウスが事故を起こすことが多いのかと、起こりやすい事故のケースについて解説します。

そもそもプリウスは事故が多いの?

特定の車種で事故が多いかどうかの判断基準になるのは、自動車保険を扱う保険会社が定める「料率クラス」から判断することができます。

料率クラスとは「対人」「対物」「傷害」「車両」をそれぞれ9つのクラスに分類して、過去3年間にどの車種に対してどの程度の保険金を支払ったのかを基準値と比較して決定されるクラスになります。

つまり、料率クラスが高い車は保険金を多く支払っている車=事故発生率が高い車ということです。

実際に、プリウスとアクアを比較してみると
◉ ZVW50型(現行プリウス):対人・4 対物・5 傷害・4 車両・5
◉ ZVW30型(前型プリウス):対人・5 対物・5 傷害・5 車両・5
◉ NHP10型(現行アクア):対人・5 対物・5 傷害・5 車両・4
このようになっており、特別にプリウスの料率クラスが高い訳ではありません。

つまり、プリウスが特別事故が多い訳ではないです。

ケース1:前方への誤発進

上記で、プリウスだから特別に事故が多い訳ではないことを解説しましたが、やはりそのシフトレバーの構造は誤操作を招きやすく、それによる誤発進事故は発生しています。特に、「B」を「バック」と勘違いしてしまうことによるバックするつもりでの前方への誤発進事故は多く発生しています。

また、自分の想定外の方向へ車が動いてしまうことで焦ってしまい、ブレーキペダルを踏むべきところをさらにアクセルペダルを踏み込んで加速してしまうことによる重大事故も発生しています。

2016年に福岡で起きたプリウスの暴走事故も原因は、ブレーキとアクセルの踏み間違いで、運転していたタクシー運転手はブレーキを踏んだと証言していましたが、警察の捜査の結果車両のコンピューターに残っていたデータからブレーキではなくアクセルを踏んでいたことが判明しました。

ケース2:シフトポジション誤認識

プリウスのシフトレバーによる事故ケース・ボタン式への交換方法

プリウスのシフトレバーはその構造上、「D」や「R」にギヤが入っていてもシフトレバー自体は走行前の初期位置に戻ってしまいます。

そうなると、「P」や「N」にシフトを切替えたつもりで停車して車内で通話や探しものをしてしまうと誤ってアクセルペダルを踏んでしまった場合に車が走り出してしまいます。

そこで慌てずブレーキペダルを踏めば大事に至らずに済みますが、高齢者や運転に不慣れな方などでは咄嗟の判断がつかず焦ってしまうことでさらにアクセルペダルを踏み込んで加速してしまい重大事故に繋がってしまいます。

これらは、やはりプリウスのシフトレバーの構造がもたらす特有の事故となりますのでプリウスを運転する際には十分注意が必要です。

プリウスのシフトレバーのカスタム方法は?

プリウスのシフトレバーの構造による事故の発生を抑止する方法としておすすめなのがシフトレバーをカスタムすることです。

プリウスは若者から高齢者まで幅広い世代に人気のある車種のため、外装や内装のカスタム用のパーツが多数販売されています。の中で、プリウス用のシフトレバーも発売されておりさまざまな種類のものがあります。

プリウスのシフトレバーはコンピューターに電気信号を送るためのスイッチ式のものになっているため、他の車ではできないシフトレバーを丸ごと交換してカスタムするパーツが多数販売されています。

交換も比較的簡単で、内張を剥がすためのリムーバーとプラスドライバーがあれば車いじりに慣れている方であれば10分ほどでできてしまいます。シフトレバー交換の動画をリンクに貼っておきます。参考にしてください。

プリウスのシフトレバーを交換しよう!

先ほどの記事でも触れましたが、プリウスのシフトレバーはDIYでも簡単に交換することができます。そのため、パーツの種類も豊富で、自分だけのオリジナルプリウスにカスタムしやすい環境が整っています。

ここでは、プリウスのシフトレバーをご紹介しますので、現在プリウスに乗っている方や、これからプリウスの購入を検討している方は、これを参考にシフトレバーのカスタムをしてください。

プリウスのシフトレバーの欠陥は?

まず、先ほども触れた純正のプリウスのシフトレバーの問題点は、やはり普通のガソリンエンジンの車のシフトとは全く違う構造のため、思い込みや勘違いで思わぬ事故を引き起こすきっかけとなってしまうことです。

特に、プリウスの純正シフトレバーの場合には「D」や「R」、「B」などのシフトポジションを選択しても、シフトレバーの位置が常に初期位置に戻ってしまうため、シフトレバーを確認しても、現在のシフトポジションがわからない構造になっています。

そのため、今、自分のプリウスのシフトポジションがどこに入っているのかがわかりやすいシフトレバーや、シフトポジションの切替え時に手元を確認して操作するシフトレバーに交換することで勘違いや思い込みを防ぐことができます。

また、シフトレバーを交換して自分だけのプリウスにカスタムすることで自分の愛車をより大切に乗るようになるため、事故を起こす確率も少なくなります。

ボタン・スイッチ式シフトレバー

まずおすすめなのは、トヨタのカスタムメーカーである「TOMS」からも純正として発売されていたボタン・スイッチ式のシフトレバーです。

こちらのシフトレバーは、レバーではなく押しボタン式のシフトです。プリウスでは、「P」のポジションは最初から押しボタン式になっているため、それ以外のシフトポジションも押しボタン式にしてあげることで操作がわかりやすくなります。

さらにボタン・スイッチ式であれば今選択しているシフトポジションのところが光るようになっているため、シフトレバーの箇所を見れば、すぐに「D」のポジションなのか「R」のポジションなのかが一目で判別できるため思い込みや選択ミスによる誤発進事故を防ぐことができます。

ダイヤル式シフトレバー

もう一つのおすすめなシフトレバーがダイヤル式シフトレバーです。こちらはその名のとおり、金庫のダイヤルのように左右に回したり押し込んだりしてシフトポジションを選択する仕組みになっています。

デザインとしてはジャガー・ランドローバーに純正採用されているものと似ており、エンジンを始動するとシフトレバー部分がせり上がってきて、シフト操作が可能になります。

ボタン・スイッチ式も先進的なデザインですが、ダイヤル式もかなり最新式の車らしい先進的なデザインです。

また、ダイヤル式の場合には回す操作と押す操作でシフトポジションを選択する構造のため、シフトポジションを切替える際に、手元を確認して操作します。そのため、「D」「R」「B」のシフトポジションを間違えてしまう危険性が低くなります。

使いやすくカスタムして安全に乗ろう!

プリウスのシフトレバーは純正のままでは操作がわかりづらく、事故発生の原因にもなります。

ですが、そんなプリウスだからこそ、さまざまな先進的なカスタムパーツが発売されており、普通の車ではできないボタン・スイッチ式やダイヤル式のシフトレバーが発売されています。

シフトレバーをカスタムすることで、純正のシフトレバーで起こる操作ミスや思い込みによるシフトポジションの間違いを防ぎ、さらに見た目にも先進的でカッコいい自分だけのオリジナルプリウスに仕上げることができます。

せっかくプリウスに乗るのであれば、友人や知人を乗せたときに驚かれるような素敵なカスタムをして、カーライフを楽しんでください。

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